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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 148ページ)
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*32*
メイドウィン
「実際さ」
メイドウィン
「俺たちにもっと何もかも操れる力があれば、【時空犯罪者】なんて言葉が生まれることもなかった」
ジャガー
「不可能ですそんなこと………というか、よそで起きた問題まで解決させる道理がないじゃないですか」
ジャガー
「悪が居なければ善という行為は出来ないのですから」
メイドウィン
「まさか、これがたくっちスノーの言う俺達の短所か?」
ジャガー
「そこまで行くと重箱つつきですよ、まぁ彼なら有り得なくもありませんが」
「あんなやつのことを詳しく考える必要はありませんよ」
ジャガー達の元に、天使のようなメイドウィンが降りてくる
ジャガー
「ミカヅチですか」
ミカヅチ
「彼は誰もが知っての通り、かなりのクズです」
ミカヅチ
「クズの言う発言なんて、その時点で間違いになる」
ミカヅチ
「正しい言葉とは、何の恥もない人間が言うからこそ良く伝わり、永遠に語り継がれるものになるんですよ」
ミカヅチ
「悪の言葉なんて耳を傾けるだけ無駄です」
メイドウィン
「ふーん……………そういうもんかね………」
ミカヅチ
「あいつは悪として迷惑かけるための存在でしかないんです、さっさと消し飛ばしてしまえばいいものを………誰があんなもの作ったのやら」
メイドウィン
(それを作った人、今お前の目の前にいるけどな)
メイドウィン
(………ま、俺だって好きであいつを作ったわけじゃないけどさ、もしかしたらもしかすると)
メイドウィン
(あいつがつるぎちゃんになるかもしれないんだ、もう少し勘弁な)
ジャガー
「天背院、少々口を慎みなさい」
ジャガー
「外面クズになりますよ」
ジャガー
「それに………我々メイドウィンや時空監理局は、大事なのはバランスなんですよ」
ミカヅチ
「そのバランスの為に悪を野放しにして犠牲者を出させろと?」
ジャガー
「動物における食物連鎖のようなものですよ、どんな存在にせよ何の問題もなくのうのうと生きられる存在なんておこがましいじゃないですか」
ジャガー
「それは時に疫病だったり、人災だったり、時空犯罪者だったりするんです」
メイドウィン
「………お!次の戦いが決まったぞ」
メイドウィン
「………!」
………
たくっちスノー
「…………な」
【ゼロ・ラグナロク第3戦】
【みぃVSたくっちスノー】
たくっちスノー
「何ぃぃぃぃイイ!!?」
END