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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 148ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 タイマン バトル物 終末のワルキューレ 版権VS版権
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*7*
人間が神に勝てないとされるように
普通の生物がメイドウィンに勝つことはそうそうない
何者にも関わらないメイドウィンの立場を捨て、弟子を育て世界を自らの手で発展させようとした神の1人、ザ・マンは最高弟子ゴールドマン(後の悪魔将軍)とのタイマンに敗北し、誰もが感動する激戦を繰り広げた
しかし…………メイドウィン達からすれば、そんなものはわざわざ神の権力を捨てて、自らが作ったモノに負けた愚か者としか思わぬ不届き者も多かったのも事実
あのたくっちスノーでも、悪魔将軍は尊敬していた。
正に短所が存在しない理想のヴィランだったからだ
メイドウィンはザ・マンを良く評価していた。
己を超えるほどに強くなった生物は、書き換えをすることもなく己の努力のみで作られたものだったから。
善と悪、相対する2つの心に吹っ切れた彼らだが…………案外、同じ物を秘めていたりする
まるで【親子】のように。
「まぁお前らも見てろよw アンタらみたいなのが異常者だとよく分かるからな」
ザ・マン
「…………」
キリュウ
「…………」
たくっちスノー
「眺めてるメイドウィン共が口と力だけのイキリ野郎だってことを証明してやれーー!!!」
メイドウィン
「存分に戦え!!!ジュラック!!!」
ギャーバ
「はじめっ!!!」
…………
ティラノサウルス
「がァァァァ!!」
トリケラトプス
「ゴァァァァ!!」
観客席、ジュラック側にはお馴染みの恐竜達が雄叫びを上げる
…………
そしてトール側は………
小林
「……………おいおい、おい」
小林
「何これ、夢か何か?」
小林
「一体なんでこんなことになってんの?」
カンナカムイ
「トール様、頑張って」
ファフニール
「…………」
小林
「…………」
たくっちスノー
「ちょいと失礼」
小林
「え、誰?」
たくっちスノー
「これからの運命を紐付ける者、かな」
松山
「キモイなお前」
たくっちスノー
「おだまり」
たくっちスノー
「と、まぁ要は自分と黒影の壮大な戦いに巻き込ませてもらったわけだ」
たくっちスノー
「ま、これも何かの縁だ………仲良くしようぜ!?」
小林
「何故に」
しかし、たくっちスノーはまだ知らない………仲良くやっているわけではないのだが、本当にこれからの運命を紐付けた事に。
目の前にいる女性は小林
トールの主人にして………後の【メイドラゴン】のメイドウィン。
マガイモノキラー………【K】
【第1話 END】
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