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たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 148ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 タイマン バトル物 終末のワルキューレ 版権VS版権 
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たくっちスノー
「はじめっ!!」

ナチュレ
「なめるなよサルめっ!!神と生物の圧倒的な差というものを見せてやる!!」

ナチュレ
「行くぞっ、ガイアストーム!!」

ナチュレが杖を掲げると、周囲の岩石が浮かび上がり周囲を回り始める


ジルトー
「…………魔術か」

ナチュレ
「どうじゃ!?科学者と言えどこれを真似することなど出来まい!!」

ナチュレ
「くらえいっ!!ドクター・ジルトー!!」


松山
「おい爺さん危ねーぞ」

ジルトー
「心配はいらん!」

ジルトーは白衣のポケットから小さな装置を取り出し、ボタンを押すと鉄板がどんどん広がっていく

ジルトー
「ワシの十八番、隕石にも耐えられる特殊合金の盾(シールド)だ!!」


ジルトーは襲い掛かる岩石へ向けて盾を投げ飛ばし、粉々に破壊した上でキャッチする


ジルトー
「魔術を使うなら…………貴様も倒さなくてはいかんなぁ!!」

ジルトー
「あの時からずっと、ワシはこの世から魔法というものを断絶すると心に決めていたのじゃ!!」



ジルトー
「奴らが拒絶した『科学』の力で!!なぁ、黒影よ!!」

たくっちスノー
「…………ジルトー爺さん、なんかわけありっぽいな」

たくっちスノー
「黒影倒したいみたいだし話せば協力してくれるかなー?」

松山
「俺はあいつ監理局に入れたくねぇぞ………お前みたいに面厚そうな感じしないし」

たくっちスノー
「トップに黒影居るわけだから平気だろ、それともなんだ?」



たくっちスノー
【まさか黒影が死ぬなんてことがあると思っているのか?お前が?】

松山
「……………いやまぁそうなんだが」

たくっちスノー
「意外と上手くやってくれるみたいだな…………って、あれ?」


たくっちスノー
「おーい、観客席誰もいないんだけど知り合いとか家族って居ないの?」


ジルトー
「家族か…………もうみんな死んでしまったよ、知り合いもいない、わし一人が長生きしすぎた」

ジルトー
「ま、寂しさも発明品で何とかなるんじゃがな」

たくっちスノー
「すげー………したたかぁ………」


ジルトー
「覚悟せい自然の神!!これが科学者の戦い方じゃ!!」

END
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