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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 148ページ)
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*99*
アベル
「よし決めた、一緒にメイドウィンになろうよアテネ」
アテネ
「なんでもう決定してるの‥‥‥‥‥まぁいいけど、辞められるならいずれ辞めればいいんだし」
アベル
「その時は世界の買取一緒に考えようよ」
アテネ
「それ考えると途端に無責任な感じになるからやめろ」
アベル
「いやまぁ選択としては無責任かもしれないけどさ、メイドウィンとして半端な気持ちで管理するのも悪いでしょ」
アテネ
「確かに‥‥‥‥真面目な人間に与えた方がこの世界にとってもいいかもね」
アベル
「少しは否定して欲しかった」
アテネ
「それで?メイドウィンになるにはどうすればいいの?」
アベル
「なる為の方法を知るのはすごく大変だったけど、とっても簡単だったよ」
アテネ
「それでどうやってなるのかを聞いているんだけど」
アベル
「まだ秘密、アテネをメイドウィンにした時にまた教えるよ」
アテネ
「なんだよそれ‥‥‥‥」
アベル
「大丈夫大丈夫!忘れないようにするから!」
アベル
「アテネ、2人1緒なら大体なんとかなる、だから一緒にメイドウィンになろうよ!」
アベル
「それじゃ、ちゃちゃっと書類済ませてくるから」
アベル
「待っててね、必ず戻ってくるから!」
アテネ
「まだやるとは言ってなっ‥‥‥‥‥」
アテネ
「もういなくなった‥‥‥‥‥」
アテネ
(メイドウィンか‥‥‥私がいなくなって、あいつが未来でメソメソされても困るし、辞めさせるのも悪くないかも)
アテネ
(もしくは‥‥‥アベルと?いや、無いか)
アテネ
(でも、もしかしたら悪くないかも‥‥‥‥‥‥)
【だが、あれからアベルが帰ってくることはなかった‥‥‥‥‥‥】
‥‥‥‥
【アベルの失踪から30日経過。】
アテネ
「‥‥‥‥‥あれからずっと待っているのに、腹も減らない」
アテネ
「頬を切っても再生する‥‥‥‥私は、メイドウィンになったんだ」
アテネ
「なのに‥‥‥‥どうして‥‥‥‥あいつが戻ってこないんだ‥‥‥‥」
アテネ
「アベル‥‥‥‥‥」
アテネ
(確かに鬱陶しいやつだったけど‥‥‥でも、いなくなっていいわけがない‥‥‥‥)