完結小説図書館
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 逃走中 メイドウィン逃走中 独自能力有 チートキャラ 時空監理局編
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
*16*
今回の舞台...SPの時のように死角が無いわけでもない、狭いわけでもない、広々としたレジャー広場
時空監理局が財産を使い作り上げた究極の世界、その全てが逃走中の舞台となったのだが...
0:40
「...ふーん、僕好みの美味しい料理の店がいっぱいだ」
...
「ゲームセンターにスポーツジム...プールまである」
...
「そろばんに茶道、パソコンの教室まで...」
...
「おいおい、パチスロ店や競馬場、それにカジノはいらねぇんじゃ?」
「ボーリング場にバッティングセンターまで...なるほどなぁ、言うならばここは」
『時空で一番の娯楽施設ってわけか!!』
00:00
【オープニングゲーム終了】
100:00
【逃走中 開始】
「今の時空監理局がやりそうなことだ!レジャー施設のお披露目と宣伝を両立するために逃走中を使ったってわけか!」
「数多くの人間がありとあらゆる場所へ逃げ回るんだから、そりゃPRにはもってこいだ! 」
「なんだよそれ!俺達利用されてんのかよ!」
「宣伝程度でウダウダ言うんじゃない!」
ロストメイドウィンは黒影と一緒に周囲を走っていくが、娯楽施設が目に沢山移る...が、看板や名前の部分には時空監理局の判がべったりと大きく貼られていた
「俺がもしゲームマスターだったとき、宣伝ぐらいならスポンサーとして甘く見てくれるだろうが、ああも自己主張されたらなぁ!」
...そして、彩都はというと
「なにこのタブレット、広告ウザいんですけど」
タブレットの下部分から流れてくるブラウザによくあるものが自己主張していた
「...てか、今回はアイテムとかないんだ、だからこその独自能力なんだけど」
「私自首れるかなー、てかいくら貰えるんかなー」
...
「ねぇ、桜木さんさぁ」
「ん?」
ヤードは桜木霊歌に追い付いて周囲を回っていた
「独自能力って確認できるんかな?」
「無理じゃないかな...私たちの秘密兵器みたいなものだし、それこそ使うまで分からないよ...」
「うーん、でも使う必要とか無さそうなキャラもいるしなぁ...」
「でも今回はよかった、前みたいに隠れられる場所が限られてるわけでもないし...今回は隠れることに集中できるよ」
「それはよかった...あまり体力使いたくないし、こっちも最初は隠れておくか」
桜木とヤードは丁度近くにあったゲームセンターの中に入っていくと...
「あっ始まった」
「おい」
「「あっ」」
その中には、ロストメイドウィンと黒影の姿が...
「...なにしてんの?」
「え?遊んでんの」
「逃走中の最中に!?」