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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
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*24*
レジャー施設の娯楽を一望できる大広場、ここに逃走者達は集まる
「これ大丈夫かな、ハンター来ないかな...」
「ていうかなんですか黒影さんその格好!!」
「はははは!!すまん、着替えてる暇なかった!ていうか服は今コインランドリーにあるんだよ!」
「「「なんで!?」」」
「てか、言い出しっぺの悪のカリスマとやらはどこ?まさか呼び出しといて遅刻なんて」
「その通りだよ!!」
大広場の看板の影から人が飛び出し...やがて怪物【悪のカリスマ】へと変貌した!
「どうよ、呼び出しといて遅刻する俺の犯罪!?」
「...なんか、みっともないな」
「まあ私の本にも【黒のカリスマ 堂々と遅刻する】と書きましたから」
「おいそこのウォズ!!堂々と独自能力使いました宣言するんじゃねぇ!」
【未来を導く本】
パラレルワールドからやってきたウォズによる独自能力
手に持ってる本に書いた事が現実に起こる(本人いわく未来を導く)
メイドウィン達はこれを数多くある未来の選択肢を1つに留める力と解釈している
なおこの本はずっと先の未来の出来事までは記せず、数秒先程度の出来事しか改変できないとされている
「これは失礼、だが犯罪を成し遂げられたようで何よりではないですか」
「ぐぬぬぬ...それでだ!話をしたい...けどハンターが気になるのは分かる」
悪のカリスマはアステリオスの方を指差して叫ぶ!
「さあ牛くん!宝具を使ってくれ!皆のために!」
「みんなのため...わかった やってみる」
「え?宝具?」
アステリオスは仮面をつけ膝をつき、呪文を詠唱する
「アテモナイ...オワリモナイ..!!」
【万古不易(ケイオス・)の迷宮(ラビュリントス)】
アステリオスの宝具にして独自能力。
難攻不落にして難解の巨大迷宮を周囲に展開させ、エリアを無理矢理巨大迷路に変えてしまう
逃走中だからこそ恐ろしい存在となった力
「めいろしてよかったの」
「これでハンターに対して時間稼ぎは出来たか」
「で、本題入れよカリスマ」
「ああ、候補生ってやつな...監理局の」
「この中にそれが?」
「待ってよ、それがよくわからないんだ~、監理局の候補生がなんで悪さするの~」
「決まってるだろ?」
「新時代に入り、局長という大黒柱を失った監理局は...腐った!!」