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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
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*26*
「おい、悪のカリスマ」
「ん?」
悪のカリスマの後ろにはロストメイドウィンの姿が
「俺のことを忘れるな」
「悪い悪い...ダストヒューマンはやらないだろうって思って」
「何故だ?俺は元ゲームマスターだ、妨害する手段なんていくらでも使えるぞ、誰よりも怪しいだろ」
「だって、お前も『たくっちスノー』だったからさ...大好きな監理局をメチャクチャになんてしないだろ?」
「...まあ、なんだかんだで監理局その物は好きだな」
そう言ってロストメイドウィンは引き下がり、うやむやの中に入る
「...それはそれとして七実!お前は監理局に気に入られてるんだよ!だから何としてでと監理局に入れたかったんだろうなぁ...」
「それはつまり、コネと言いたいのでしょうか?」
「そうだ、戦力になる奴は出来る限り引き入れたい...常識的なことだ」
「なるほど、虚刀流とは向こうにとっても珍しい流派であるということも承知です」
「では何故?」
「私が監理局を妨害する理由がどこにあるのです?彼らを拒むことで私に何か良いことが起きるのですか?」
「そう...そこなんだよ一番の悩み所は!!」
悪のカリスマはホワイトボードに頭をぶつけて喚く
「七実にせよ!俺にせよ黒影にせよ!逃走中を妨害する理由がどこにもない!」
「監理局は確かにうざってぇが!今ここで邪魔をする理由がない!」
「くっそ誰なんだよ!俺よりよっぽど頭の冴えやがる候補者のふりした犯罪者は!」
「ま、落ち着けよまっくろカリスマ!」
黒影はホワイトボードを蹴飛ばして破壊する
「ちょ、おい!」
「監理局の失態?殺すべき悪?それがどうした!」
「思い出せよ、俺達は何のために逃走中にやってきた?」
「楽しむためじゃねーか!」
「その妨害とやらに苦戦されるほど俺達は弱い存在なのか?俺たちの戦いは何事にも屈せず逃走中を楽しむこと!楽しんだもの勝ちだ!」
「物騒なことを考えるのやめろ!舞台の整ったこのゲームを...俺はむっちゃ楽しみたい!」
...この言葉を逃走者の殆どが共感した
そうだ、俺達は弱くない、妨害に抗う手段はいくらでもある...【独自能力】という手段で
逃走者達は黒影に対して、パンツ一丁でなければかっこいいのになぁと嘆いていた
「つーかお前、なんでパンイチなの!?」
「服のまま温水プール浸かってさー、服はコインランドリーにやってサウナに入ってる最中にメールが...」
「このおたんこなすがぁぁぁぁぁぁ!!!!」