完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

メイドウィン外伝逃走中 汝は災害なりや?(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 95ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 逃走中 メイドウィン逃走中 独自能力有 チートキャラ 時空監理局編 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~

*27*

「待って、黒影さん」

盛り上がる最中ヤードが手を上げる

「制限時間はどうするんです?こうも長いんじゃ逃走中どころじゃ...」

【ソレニ関シテハ 気ニスルナ】

「あっ、マジンガーZERO」

「おお!ってことは...見つかったか!あの因果!」

【アア ココマデ時間ヲ稼ゲバナ】

マジンガーZEROは空中に浮かび空間の色を変異させる


「な...何だ、何が起こっている?」

「マジンガーZEROの魔神パワーだよ」

【7ツノ魔神パワー】

ZEROに内蔵された7つの力にして独自能力。
自己再生、吸収、強化、高次予測、変態、因果律兵器、魔神化の事
逃走中においては因果律兵器と高次予測の二つのみを使用し、都合のいい未来を予測で探し因果兵器でそれを現実とする
...しかし未来は何百もののパターンがあるゆえに高次予測には時間がかかる
ちなみに巨大ロボットであるはずのZEROが逃走中に参加できているのは【変態】によって大きさを一般男性ほどにまで縮小したからである

【因果律兵器起動!!!】

ZEROが手を掲げると、制限時間の表記に乱れが入り...




90:00

89:59

89:58

「せ、正常に動き出した....」

【コノ未来ヲ見ツケルノハ大変ダッタ 頻繁ニ使エルモノデモナイナ】

「これで逃走中は気楽に行えるぞ?」

「ありがとうございます、ZEROさん」

【礼ヲ言ワレルホドデハナイ】


「そうだ黒影、前に花音と見たがハンターが増えてるぞ」

「そっか、まあこのエリアではまだまだ足りないくらいだ、じゃあ俺コインランドリーで服取ってくるから」

「で、どうやって迷路から脱出するの?」

「アステリオス!」

「むりだよ いちどつくったら はずせない」


「「「「」」」」



「ぶちとばしていくぜぜぜぜぜぜぜぜ!!!」

黒影は超スピードで壁を破壊して進んでいく


「あっバカ!!迷路の意味がないだろうが!!」

それを追うように逃走者達も去っていく...霊歌と彩都がその間に言葉を交わす

「鑢七実...剣術の流派の一族とはいえ...私の目にはそんな強い人には見えないんだけどなぁ」

「まあそうでしょうね、筋力と体力が低いのも事実です、病気もちですから」


鑢七実にはそれほどの価値があるのか...?
霊歌はそんなことを考えながら迷宮を抜ける


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「私には監理局に従う理由も歯向かう理由もない」


「でも もしかしたら...いえ、ここに来るはずもないでしょう、私が本来無関係だったように」

26 < 27 > 28