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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 逃走中 メイドウィン逃走中 独自能力有 チートキャラ 時空監理局編
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*27*
「待って、黒影さん」
盛り上がる最中ヤードが手を上げる
「制限時間はどうするんです?こうも長いんじゃ逃走中どころじゃ...」
【ソレニ関シテハ 気ニスルナ】
「あっ、マジンガーZERO」
「おお!ってことは...見つかったか!あの因果!」
【アア ココマデ時間ヲ稼ゲバナ】
マジンガーZEROは空中に浮かび空間の色を変異させる
「な...何だ、何が起こっている?」
「マジンガーZEROの魔神パワーだよ」
【7ツノ魔神パワー】
ZEROに内蔵された7つの力にして独自能力。
自己再生、吸収、強化、高次予測、変態、因果律兵器、魔神化の事
逃走中においては因果律兵器と高次予測の二つのみを使用し、都合のいい未来を予測で探し因果兵器でそれを現実とする
...しかし未来は何百もののパターンがあるゆえに高次予測には時間がかかる
ちなみに巨大ロボットであるはずのZEROが逃走中に参加できているのは【変態】によって大きさを一般男性ほどにまで縮小したからである
【因果律兵器起動!!!】
ZEROが手を掲げると、制限時間の表記に乱れが入り...
90:00
89:59
89:58
「せ、正常に動き出した....」
【コノ未来ヲ見ツケルノハ大変ダッタ 頻繁ニ使エルモノデモナイナ】
「これで逃走中は気楽に行えるぞ?」
「ありがとうございます、ZEROさん」
【礼ヲ言ワレルホドデハナイ】
「そうだ黒影、前に花音と見たがハンターが増えてるぞ」
「そっか、まあこのエリアではまだまだ足りないくらいだ、じゃあ俺コインランドリーで服取ってくるから」
「で、どうやって迷路から脱出するの?」
「アステリオス!」
「むりだよ いちどつくったら はずせない」
「「「「」」」」
「ぶちとばしていくぜぜぜぜぜぜぜぜ!!!」
黒影は超スピードで壁を破壊して進んでいく
「あっバカ!!迷路の意味がないだろうが!!」
それを追うように逃走者達も去っていく...霊歌と彩都がその間に言葉を交わす
「鑢七実...剣術の流派の一族とはいえ...私の目にはそんな強い人には見えないんだけどなぁ」
「まあそうでしょうね、筋力と体力が低いのも事実です、病気もちですから」
鑢七実にはそれほどの価値があるのか...?
霊歌はそんなことを考えながら迷宮を抜ける
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「私には監理局に従う理由も歯向かう理由もない」
「でも もしかしたら...いえ、ここに来るはずもないでしょう、私が本来無関係だったように」