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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 逃走中 メイドウィン逃走中 独自能力有 チートキャラ 時空監理局編
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「いけ!!監理局の最高傑作!!」
その時、ハンターが集まり逃走者達を取り囲む
「おうおう、ハンターXのお出ましか?」
「我々はハンターの人工知能を使わなかったんじゃない、最初からそんなものはついていなかったのだ」
ハンターは一斉に顔と体を掴み
「何故なら、このハンター全てがどんなことにも使える究極のマガイモノなのだから!!」
一斉に引き千切っていき、新しい顔と体が露になる
「それこそが!!その名こそが...【量産型たくっちスノー】なのだ!!」
その姿は...全てがたくっちスノーに瓜二つだった
その姿に逃走者全てが引く
「な、なんだよこれ...」
「たくっちスノーさんがこんなに...」
「感謝していますよ、あの局長...この世界のたくっちスノーさんは技術があった、ありとあらゆる設定を溜め込んだからありとあらゆるマガイモノが作られた」
「でも犯罪者だったせいか後悔ばかりで、そちらの女みたいに時折死んでしまいたいとうるさくてね」
「だから死なせてあげたんですよ、まだまだ利用できる体を残して」
「精神だけをこの世から消しました、所詮は作り物ですので悲しむことはありませんけど」
「似たようなのは作れますから」
作者達は震える、それがたくっちスノー死亡の真実
たくっちスノーは今でも生きている...体だけが監理局に使い回されて。
悪のカリスマも、ハンターも...全てが皆の知るたくっちスノーだったのだ
「まあ、どうせ死ぬんだから関係ないでしょ!!さっさと殺して他の都合の良いキャラでも用意するからさああああ!!」
「どうせもう逃走中を再開する気はないんだ!!さっさとやれ!!」
ハンターだったたくっちスノーは一斉に逃走者達に向かっていくが...
「ッ!!」
黒影の右ストレートで黒い液体を撒き散らし吹っ飛んでいく
「...たくっちスノーが、あいつが、死んだってのは聞いた...でも、あんなに良い子が、こんな風に...死にきれないなんて...俺は...何やってたんだよ...何も気づかず...」
「く、黒影さん?」
「時空監理局でも別世界の人間でも知るか!!!俺はたくっちスノーをこんな風に変えやがったてめぇらを絶対にゆるさねぇ!!」
「ぶっころしてやる!!!」
黒影は今までに無いほどの怒りと涙を浮かべ...周囲を焼き付くしながら監理局を眺める
彩都は桜木の方を見ながら語る
「今は逃走中じゃないんでしょ?」
「え、ええまぁ止まってますし...」
「んじゃ...今なら本気だしたって良いよね」
「え?」
「ああそうだな...」
ヤードも肩を鳴らしながら量産型へ向かっていく
桜木はリニュ前たくっちスノーに黒影を止めるように肩を叩くが...
「無理だ...親父があんなに怒ってるところ見たことねぇよ...止めたら逆に俺が殺されちまう」
「俺たち時空監理局は協力はするが解決するのはお前たちだ...さ、ケリをつけてきな、逃走中については七実から聞いてしっかりと考えてあるさ」
「七花!お前もぶちのめしてもいいんだぜ!」
「言われなくてもそのつもりだよ!」