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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
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*76*
54:24
「獣を捕まえるよりは簡単か」
七花は立ち止まり、耳を済ませ足音を確認する
「...こっちの方角だな」
七花が駆け出した先には...
「ほっ、ほっ、ほ...」
ヤードだ。
(気付かれたら面倒だな...虚刀流七の構え『杜若』)
後ろからクラウチングスタートのような構えを取り...音も経てず一気に駆け出し、ヤードとの距離を積めていき...
ポン
「一人目。」
「えっ、いつの間に!?」
54:11
ヤード 確保
残り16人
...
「私達は無人島で20年ものの月日を生きてきた」
「やがて七花は自らの手で狩りを行うようになり、たまに獣を捕まえて食べることもあった」
「はんたぁは人を追う、でも七花は違う。」
「七花が追っているのは獣。」
「まるで肉食動物が狩りを行うように七花は正確に敵を追い詰めていく...虚刀流を引き継いだ私の弟は、強いのよ」
...
一方臨時ゲームマスター室...中央広場にどっさりと物が置かれた場所で騒音が止まず響く
「局長!監理局の世界から電話が鳴り止みません!」
「切れ!もしくは電話線抜け!」
「またあいつらみたいなのが乗り込まれたら困るな...クローズフィールド!!」
リニュ前たくっちスノーは線香弾を投げ飛ばし、破裂して空が蜘蛛の糸のようなものに覆われていく
「これでここに繋がる時空の渦は作られないはずだ...さあ続行続行!」
...
「お金じゃないから自首ったときの効果分かんないんだよなー」
「まあいいや、電話も出来たらしいし試せば良い」
彩都は電話ボックスへと駆け出して受話器を取り出す
「今回も自首させてもらいますよー」
【はいはーい】
53:54
彩都 自首
残り15人
...
「それで何が貰えるんです?」
「あー...これどうするかな...割引券...はグレード低いし、3日間無料券で、」
「三日間無料ね、まあいいかしばらく遊び放題だし」
...
「...この辺りね」
「居た、姉ちゃん!!」
七花は七実を見つけて駆け出し触れようとするが七実は高速で動き七花の手を避けていく
「力を出しすぎよ、そんな本気でやるような構えでは見稽古を使うまでもなく見切れるわ」シュババババ
「姉ちゃんを捕まえるなんて本気でも出さなきゃ出来るわけないじゃないか!子供の頃から鬼ごっこでさえ勝てたことないんだぞ!」シュババババ
「だってこれは一体一ではない、遊び」
七実の後ろからハンターが飛び出し、向かっていく
「あっ、危な...」
「大丈夫」
七花は条件反射で後ろのハンターに手刀を放つが、七実に指で挟まれ受け止められる
53:24
鑢七実 確保
残り14人
「久しぶりに貴方と遊べて楽しかったわ、七花。」