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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 95ページ)
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*78*
「しかし殺人流派が手抜きとは殺しに作られたキャラである俺的にはつまらないな...刺激するか」
exeは七花の頭上へ飛び出し高らかに叫ぶ
「おい!お前の姉ちゃんいきおくれ!」
その瞬間、七花の中で何かが静かに切れた
その光景を端から除くフクリュウは呟く
「27歳はまだ生き遅れじゃないだろ...」
「あのひたぁコロシばっかやってきたさ、ねんれというもんをわかってないだよ」
七花は一度走るのを止め、構えを取りながらexeに近付く
「今の発言はどういう意味かは分からないが、姉ちゃんが侮辱されたような気がした」
「多分そうなんだろうな、田所のやつが女に対してよく使っていた言葉だ」
(意味も知らずに発言したのか...たくっちスノー様のボディーガードというのも納得のバカだ)
「まあいい、少し俺と遊ばないか」
「はぁ?」
その瞬間、exeは七花の周囲を囲うように飛び回る
「俺の元になっているソニック・ザ・ヘッジホッグは音を越える速さを売りにしていてな!逃げ専門のこの競技で見せられないのは少々つまらないと思っていたんだ!」
「どうせ向こうも全力で能力をフル活用しているんだ!俺も使わせてもらう!!奴のスピードを!」
「ああ、ただしその頃にはあんたは八つ裂きになっているだろうけどな。」
「くらえい!!ワールウインド!!」
【ワールウインド】
ソニック・ザ・ヘッジホッグの持つ技の1つ、exeも使えるのだがゲーム開始時はマガイモノ成分によってバグっており使用不可能
音速で周囲を走り回る事で竜巻を発生させ吹き飛ばす大技
「くっ...竜巻を起こせるのか...だけどどこを走っているか分かっているなら捕らえる事なんて容易だ!」
「虚刀流奥義、飛花落葉(ひからくよう)!」
「何!?」
七花は竜巻に飲まれながらも構えを取り、竜巻から脱出しようと飛び出したexeの方を向き、鎧通しを叩き込んでexeをフクリュウ達のいる壁へと吹き飛ばす
「!?」
「ひっ!!」
「言っておくが、先に喧嘩を売ったのはそっちだからな?」
「ああ、そうだな...これで三人まとめてお縄だ」
「お前な」
「まさかここまで酷くやられるとは思わなくてな、全盛期と比べて衰えたな俺」
「...というかなんでおらさらまで...かくれんぼじゃなか」
「逆に聞くがこの距離から逃げられると思うか?」
「むり」
52:14
Sonic.exe フクリュウ うりぼん確保
残り11人
「なぁフクリュウ、結局『いきおくれ』とはどういう意味なんだ?」
「知ったところで今後役に立つことはない」