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ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集 
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*1*

【プロローグ】

時空監理局「代理局長」たくっちスノー

彼は世界を1つおかしくした罪で、一人で始末書を書いていた...

たくっちスノー
「はぁ、局長になってもやることは変わらないか」

たくっちスノー
「...やっぱり僕は黒影と比べて劣ってるんだなぁ、駄目だな、僕は」


「何ぼやいてんだよ?」

たくっちスノー
「こういう所で無力さを実感するとな...はぁ」

たくっちスノー
「っておい、誰だよ話してるの」

「俺だよ、俺!」

たくっちスノーの背後から、かつての同僚...『仮面ライダービルド』の万丈龍我が時空の渦を抜けて現れる

たくっちスノー
「ば、万丈!?」

龍我
「久しぶりだな!元気にしてたか?」

たくっちスノー
「ああ、まぁ...そっちこそ元気か?」

龍我
「まあな、たまたまお前を見かけたから入ってみたんだよ」

たくっちスノーの知る龍我は、マガイモノとなってしまったので世界線と原作から外れ時空の旅人をやっているのである
*詳しくは時空監理局外伝参照

龍我
「で、お前は資料とにらめっこか」

たくっちスノー
「始末書案件だから仕方ないよ...」

龍我
「せっかくだから手伝ってやろうか?ハンコ押すくらいだったら俺でも出来るしよ」

たくっちスノー
「大丈夫、もう終わったから...今月の分はどうにか終わっ...」

突然、時空監理局に付いている電話のベルが鳴り、すかさず取る

たくっちスノー
「はい、時空監理局ですが...ああ、exeか、何よ?」

たくっちスノー
「ええ?ああうん、本部にいるけど...はいはい、分かりましたよ、たった今暇になったからすぐ行く」

龍我
「誰からだ?」

たくっちスノー
「君みたいなマガイモノの同期からだよ」


『たまにはハグレ王国に顔見せろってさ』

...

たくっちスノーと龍我は、時空の渦を抜け...ハグレ王国へと再びやって来た

たくっちスノー
「こうやって自分の意思でハグレ王国に来たのは二回目かな...最初はちょっとした挨拶程度だったけど」

龍我
「そうなのか」

たくっちスノー
「皆、元気にしてるかなぁ...」

...

デーリッチ
「はーい、どちら様でち...たくっちスノー!?」

たくっちスノー
「久しぶり...に、なるのかな王さま」

デーリッチ
「ま、まぁ確かに...ちょっと現れてから数ヶ月はたったけど」

たくっちスノー
「あ、やっぱり?実はその数ヶ月間休暇を取っててさ、ある世界でゆっくりとね」

デーリッチ
「へぇ...そりゃまたどうしてここに?」

たくっちスノー
「いやさ、たまには遊びに来いって言われてな...自分もちょうど暇になったから来たわけよ」

デーリッチ
「なるほど...その人は?」

龍我
「同僚...みてぇなものさ、よろしくな」

デーリッチ
「よろしくでち!」

たくっちスノー
「それで王さま、あのお店って...まだやってる?」

デーリッチ
「あのお店ってマガイモノ屋の事でちか?それなら多分...行ってみたら分かるんじゃないでちか?」

たくっちスノー
「なんだそれ!まあいいや、行こう万丈」

龍我
「お、おう...」


龍我
(なぁ、あれで王なのか?俺より年下だぞ)

たくっちスノー
(バカにするんじゃない!彼女の代だけで国がここまで発展したんだぞ!)

龍我
(マジで!?)

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