完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~

*148*

たくっちスノー
「互いに一点も取れずか」

デーリッチ
「それぞれのキーパー強いでちからね」

ビャッコガンナー
「近付く雪だるまは百獣砲でぶっぱなしてやるぜ!」

かなちゃん
「私の金槌に吹っ飛ばせないものはありませんからねぇ!」


Sonic.exe
「おっとフォワードも侮るなよT...?その気になれば風穴開けてやることだって」

ヅッチー
「お?タケミナカタバーストすっか?」

ローズマリー
「君たちは普通にサッカーが出来ないのか...?」

エステル
「無駄よ...あいつらの辞書に普通なんて言葉がないことくらい分かっているでしょ」

ローズマリー
「知ってるけどさ...まったく、こんな調子でアピールなんて出来るのかなぁ」


デーリッチ
「おりゃーー!必殺タイガーヘッドバット!」

エステル
「私だって!フレイム込みのオーバーヘッドキック!」

雪乃
「溶ける!溶けちゃうから!!」

ヤエ
「サイキック...バインドっ!」

ジュリア
「超能力はハンドにならないのか?」

ニワカマッスル
「一応、手は使ってないよな...」

ガニアン
「ディフェンダー!早くボールをこっちに回せ!」

松山
「無茶言うんじゃねぇ!」

野獣先輩
「アレ止めるとなると手を使わざるを得ないゾ」

メル
「もう自分帰っていいか?」

ブラッドスターク
「スチームブレードはハンドに含まれるのか~?」

ビャッコガンナー
「たくっちスノー様!俺の右腕取ってください!」

Sonic.exe
「何故ロケットパンチなのに戻ってこない」

たくっちスノー
「ガイ◯ングのパンチだって戻ってこないし...(震え声)」

ワーワーガヤガヤ

ローズマリー
「...あれ、雪だるまどこだ?...あ、あった」

ローズマリー
「向こうは...」チラッ

ローズマリーはグラウンドの向こう側を確認する...向こうは雪だるまの事も忘れ攻撃合戦となっていた

ローズマリー
「ど、どうする?(小声)」

かなちゃん
「気を取られる方が悪いです、ゴールしてしまいましょう(小声)」

ローズマリー
「それもそうだね(小声)」


デーリッチ
「あっ!そういえば雪だるまは!」

ガニアン
「あ、忘れてた!イマドコ?」

Sonic.exe
「あっちだ」

ローズマリー
「じゃあ行くよ!!マガイモノ奥義!」

野獣先輩
「あっ、おい、待てぃ、待てぃ、待って(必死)」

エステル
「マリーストップ!今私たちもいるから!そこで大技はまずいから!」

ローズマリー
【グラセ・アンド・フラム!】

ローズマリーが蹴った雪だるまは氷と炎に包まれる!


たくっちスノー
(アカン)

野獣先輩
「超次元サッカーかな?」

ヅッチー
「なぁこれヅッチー達も巻き込まれないか?」

デーリッチ
「だ、誰かマガイモノ奥義使えないでちか!?」

ガニアン
「まだマスターしてない...」

たくっちスノー
「ノーザンクロスティーも言うほど強い技じゃない...」

Sonic.exe
「お前ヘルアンドヘブン使えないのか」

ビャッコガンナー
「それ虎じゃなくてライオンじゃ....」

雪乃
「あーもう目の前だよー嫌な予感するよー」

ボーーーーーン!!

「「「へもげーーーーーっ!!!」」」


ローズマリー
「...よし!」

エステル
「よし、じゃねぇ!!」

数日後...

デーリッチ
「無事に全時空に放映されたそうでちよ!」

ローズマリー
「ていうかアレ...よくよく考えれば全時空に公表されるのか....なんか今になって恥ずかしくなってきたよ...」

福ちゃん
「そんな面白い事になってたなら私も仕事すっぽかして参加すれば良かったわ~」

クラマ
「福の神様は仕事してもらわないと困るんですよ、立場的に...」

たくっちスノー
「お待たせ~」

デーリッチ
「どうだったの?」


たくっちスノー
「マガイモノ王国の奴等は皆参謀のところで腹抱えて笑ってたよ」


ドカッ

「へもげっ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
デーリッチ王は凄い人だ

暴力を使わずにハグレという差別的な立場を塗り替えてきた人だ

デーリッチ王は不思議な人だ

世界を大好きになってもらうために笑顔を産む事を欠かさない人だ

そんな王さまに憧れているからこそ、今の僕が存在している

プロジェクトは絶対に成功させる

147 < 148 > 149