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ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
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ある日の事...

たくっちスノー
「依頼達成~ってか」

クラマ
「危なかったな...あと少しであの世界の牛が絶滅しそうだったなんて」

福ちゃん
「私の部下である家畜の神とたくっちスノーさんの作った農家のマガイモノがいればもう安心ね」

クラマ
「これで奴等も懲りればいいが...」

たくっちスノー
「なんか報酬でステーキ肉いっぱいもらっちゃったけど」

龍我
「全然懲りてねぇじゃねぇか」

福ちゃん
「あらあら...あっ、明日お休みを取りますね」

たくっちスノー
「あ、いいよ...その次は万丈ね」

龍我
「おう」

休み...マガイモノ屋のメンバーにも休みの日があるのだ

週の特定の曜日に、一人が休む...そして三人で乗り切る時期もある...のだが


その翌日、福の神が休みの日の事

クラマ
「福の神様は休みかぁ...」

たくっちスノー
「でもあの人、ハグレ王国とは別で神としての仕事もあるわけでしょ?多忙だねぇ...」

クラマ
「いや、今日はそれも休みの日なんすよ」

たくっちスノー
「そうなの?じゃあ福の神様にとっては久しぶりの休日?」

クラマ
「そうなるな...」

龍我
「あの人の休日か...」

たくっちスノー
「.....」

たくっちスノー
「気になるなぁ...福の神様が普段どんな休日を過ごしているのか...なぁ?お前も気になるだろ?」

クラマ
「ない!」

たくっちスノー
「正直になれよ~」

クラマ
「...あーもう!気にならないと言えばウソになる!」


たくっちスノー
「それなら....」

クラマ
「やめろやめろ!お前の言いたいことは分かるんだよ!福の神様を観察する気だろ!?」

クラマ
「それに巻き込まれたら...間違いなく福の神様に...」

クラマ
「やるなら二人で勝手にやれ!俺は抜け...」

クラマが振り向くと、そこにはたくっちスノーしかいなかった

クラマ
「あれ?万丈...」

【エルフの王国に依頼行ってくる、万丈龍我】

クラマ
「逃げやがった!!」

たくっちスノー
「さぁさぁ!福の神のプライベートを覗きに行こう!」

クラマ
「嫌だっての!大体マガイモノ屋の仕事はどうするんだ...」

たくっちスノー
「じゃあこうしよう!自分はお前に福の神のプライベートを探る依頼を出す、報酬はお前の望むものだ」

クラマ
「い、依頼だと...」

たくっちスノー
「なぁ...やってみないか?最近、依頼は殆ど片付いて退屈だしさ...」

クラマ
「.....っ!!」


そして...

福ちゃん
「♪~」

デーリッチ
「あっ、福ちゃんおはようでち!」

福ちゃん
「おはよう!」

デーリッチ
「バッグをもっているけど、どこかへお出かけでちか?」

福ちゃん
「そうなの、久々に休みをとれたから...」


...

クラマ
「受けちまった...」

たくっちスノー
「まぁまぁ、君だって男なんだし素直なのは良いことだ」

クラマ
「男でも女でもない奴に言われると腹立つっ...!!」

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