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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
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数日後...
福ちゃん
「おはよう」
たくっちスノー
「おはよう...右手はどう?」
福ちゃん
「どうにか完治したわ」
たくっちスノー
「そっか...よかった、もうあんな無茶はよしてくださいよ、クラマの為にも」
クラマ
「なんでここで俺の名前が出るんだ」
たくっちスノー
「なんでだろうなー?」
龍我
「たくっちスノーこそ大丈夫か?オーラがピリピリしてるが」
たくっちスノー
「ああ...あのリアルワールドで自分が死んだのは九年前...つまり今年なんだよ」
クラマ
「マジっすか」
たくっちスノー
「そう、だからまだ油断出来なくてさ...」
たくっちスノー
「それに...最期にダストヒューマンが言ってただろ?手段はいくらでもあるってさ」
たくっちスノー
「そりゃカリカリもするよ」
龍我
「そうだな...だがそんなことで俺たちの仕事ができねぇなんて言うなよ」
福ちゃん
「そうよ、こういった悩みも救えなくては大事は為せませんよ?」
たくっちスノー
「ごもっとも...そんじゃ今日はこの依頼...げっ!!」
福ちゃん
「どうかしました?」
たくっちスノー
「SWAPデーリッチからだと...!?」
龍我
「デーリッチから?」
クラマ
「あいつなら直接頼んでくるんじゃ...」
たくっちスノー
「違う!SWAPデーリッチだ!」
福ちゃん
「...んーと、SWAP?それは何?」
たくっちスノー
「実際に見てもらったら分かる...開け、パンドラの門!!」
たくっちスノーは魔法で...デーリッチそっくりの少女を召喚する
デーリッチ(スワ)
「...お前、たくっちスノー!」
たくっちスノー
「ほら、こうなるし...」
デーリッチ(スワ)
「お前...生き返ったのか!?またあのときのように...」
福ちゃん
「待って待って!いきなり殺そうとしないで!」
クラマ
「俺、ちょっと参謀呼んでくるっす!」
たくっちスノー
「あー...」
...
ローズマリー
「...というわけで、今は色々と事情があるんだよ」
デーリッチ(スワ)
「う、うーむ...にわかには信じられないでちが...事実のようでちね」
たくっちスノー
「まあ、そうなんだよ...」
福ちゃん
「マリーさん、これは一体...」
ローズマリー
「前に来てくれたフッチーさんの件みたいに、私とデーリッチも複数居るんだよ...何故か私の分身だけ二人も居るんだけどね」
龍我
「分身か...」
デーリッチ(スワ)
「それで依頼なんだけど...その二人のローズマリーをハグレ王国で見てくれないでち?」
福ちゃん
「ええっ?」
たくっちスノー
(どうしよう元凶の自分がいるのもまずいし逃げようかな...)