完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~

*194*

ロズムント
【まず、時空が二つあることに関する障害を話そう...】

デーリッチ
「リニューアルの事も理解してるんでちね」

ロズムント
【どうやら黒影剣に変わった変化は見られない、違うことと言えば彼の剣に対する依存度かな】

メイドウィン
「そこまで依存しているかいないかって事か?」

ロズムント
【そう...その前提を踏まえた過去の話をするよ】


「何の話をするの?」

ロズムント
【昔の話だよ...ここにいるつるぎちゃんの手で魔法が全世界に広まって以降は聞いてないよね?】

クラマ
「ああ...」

ロズムント
【あの後、つるぎちゃんは様々な仲間を連れて世界中を大冒険したんだ、魔法という存在を広めるためにね...私はその旅の仲間だった】


「そうだね、よく覚えてるよ」

メイドウィン
「あー!雪山行ったな!」

ロズムント
【行ったねぇ...私は旅の中だとキノコの森が好きだったね】


「覚えてる、ロズムントが珍しいキノコを食べて目が回ったり...」

メイドウィン
「そうそう!」

ローズマリー
「あの...」

ロズムント
【ああすまない、ロズムント・トレザート、ツルギ・クロカゲ...そしてカーレッジ・フレインの三人旅は楽しかったよ】

福ちゃん
「カーレッジ...それが、メイドウィンさんの名前?」

ロズムント
【そうだよ】


「確かにこの人、カーレッジに似てる」

メイドウィン
「俺はカーレッジ...勇気か、親もかっこつけた名前付けたなぁ」

ロズムント
【君は我々の時空とは違うカーレッジだけど、何か思い出せたかい?】

メイドウィン
「ああ、完全とは言わないがほぼ思い出してきた」

デーリッチ
「やったでち!」

メイドウィン
「ていうかごめんな剣、記憶が曖昧で君の事を男だと思ってたみたいだ、謝っておくよ」

ロズムント
【まぁ胸は薄いからね】


「こら」

ロズムント
【失礼】

メイドウィン
「ただ、なぁ...まだ理解できないんだよ、名無しの怪物...君らが見たカーレッジがあそこまで剣を愛していることは」

メイドウィン
「そりゃ俺だって剣は女として好きだった時期もあるんだが...死んだときは全能の神の力借りるくらい無茶ぶりしたが」

たくっちスノー
「どっち道神の力使ったんかい!」

メイドウィン
「食ってはいないからいいだろ!?」

ロズムント
【ああ、だから不老不死になってんだ君...】


「いいなぁ...」

たくっちスノー
「羨ましがるほどの物じゃないよ...」

ローズマリー
「貴方は剣さんを生き返らせようとしなかったんですか?」

メイドウィン
「ロズムントに『精一杯生きたんだからもう休ませなよ』って論されてどうにか立ち直った気がする」

福ちゃん
「本当にそうならリニュ前のロズムントさん、ナイスファインプレーね...」

ムニャウ
「運命ってちょっとしたことで変わるにゃむね...」

たくっちスノー
「ゲームも行動ひとつでエンディングが変わったりするしな」

ロズムント
【まぁ、それが普通なんだよ...うちのカーレッジがおかしいだけで】

龍我
「やっぱ人間の頃からやばかったのか?」


「そういえば...僕が何か言ったら寝込んだ後ブツブツ言うようになったような...」

クラマ
「何かって...?」


「あのね、カーレッジは僕が大好きっぽいってロズムントが言ってたけど...」

剣が何かを言おうとしたとき、大明神がそれを遮る

かなちゃん
「待ってください!時空の渦の反応...時空監理局からです!」

メイドウィン
「監理局から...ってことは、あいつが来るわけか」

ローズマリー
「....っ!!」



時空の渦から、名無しの怪物が飛び出してくる

名無しの怪物
「あははっ...つるぎちゃん、見つけたよ...」


「誰...!?」


ロズムント
【また会ったね...カーレッジ。】

193 < 194 > 195