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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
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*204*
ビルド
「ていうか、なんであんたが仕切ってんだよ!」
ブラッドスターク
「まぁまぁ」
ナイトローグ
「元はと言えば俺たちの件も貴様が...」
ブラッドスターク
「まぁまぁまぁ」
名無しの怪物
「心が無いマガイモノは...たくっちスノーだってそうだろう!そういう風に作られたんだから!」
たくっちスノー
「そんな気はしてたよ!剣さんの話を聞いてそれが確信に変わった!」
たくっちスノー
「ただ何かをやらせたいだけなら、そりゃ心なんて必要ねぇわなっ!!」
たくっちスノー
「自分が言えた口じゃねーが、お前は好き、というのを全然分かってねーよ!!」
名無しの怪物
「わかってるよ!僕は人目見たときから...つるぎちゃんが好きだったよ!そのために神を喰らい、つるぎちゃんの全てを...思い通りにしたかった!」
ローズマリー
「それで剣さんが苦しんでいてもか...そんな自分勝手に振り回されて!」
名無しの怪物
「自分勝手の何が悪いの!?他人の考えている事なんて分からないじゃん!!」
名無しの怪物
「じゃあ、何をしたいんだ!!何をされたいんだ!?」
名無しの怪物
「一字一句説明してくれないとね、分かんないんだよ、人間は!!」
名無しの怪物
「何をしたら喜んでくれるか最初から分かっていたらこんなことしないよ!そんなことが伝えられない皆が悪いんだ!!」
ビルド
「この自分勝手野郎!人生はそんな単純なカリキュラムで組まれていない!」
ナイトローグ
「全能の神という甘い蜜を吸い苦労もなしに生きてきた貴様には分からないだろうがな!」
ブラッドスターク
「よっしゃいくぜ!」
名無しの怪物
「うあああああ!!」
ブラッドスターク
「戦闘用マガイモノでもないお前が勝てるかよ!」
ナイトローグ
「ハッ!」
【フルボトル!スチームアタック!】
ナイトローグとブラッドスタークはスチームライフルで名無しの怪物を時空間に吹き飛ばす!
ビルド
「よし...俺も!」
『ボルテックフィニッシュ!!』
ビルド
「接続先をハグレ王国にしておいた!」
ブラッドスターク
「見せ場は譲ってやるぜ!」
ローズマリー
「まったくもう...行くよ!」
...
ヘルラージュ
「お姉ちゃん!空からまた何か来てるよ!」
ミアラージュ
「今度は何...えっ」
名無しの怪物
「ああああああああああああああ」
エステル
「名無しの怪物!?なんで空から...」
クラマ
「うりゃああああああ!!」
デーリッチ
「じゅわあああああああ!! 」
エステル
「...なんであいつらも空から出てきてんの?」
たくっちスノー
「我が魂はハグレ王国と共にありいいいいいいっ!!」
クラマ
「叫んでる場合かよ!?」
たくっちスノー
「一度でいいからいってみたくて...」
クラマ
「お前...感情が高ぶると設定を真似出来るって万丈から聞いたが」
たくっちスノー
「うん!むっちゃ高ぶってるよ!」
クラマ
「...なら、ぶっつけ本番でもやれるか!」
たくっちスノー
「おう、まずはクラマから!」
「『天 狗 烈 風 脚』」
名無しの怪物
「うおばああああああああ!!」
蹴り飛ばされ、怪物の勢いが増していく
クラマ
「ほら、次だ!」
たくっちスノー
「えっ、次って誰!?」
福ちゃん
「私よ~!」
たくっちスノー
「いやいやいや!!ゴールデンハンマーってどうやって出すんですか!」
福ちゃん
「真似できるんでしょう?念じておけば...」
たくっちスノー
「そんな適当でいいのか僕の能力...ゴルディオンハンマー!!あっ出た!」
福ちゃん
「ゴールデンハンマーっ!」
たくっちスノー
「光になれえええええっ!!」
名無しの怪物
「ぐげびゃああああああ!!」
どんどん...どんどん..
たくっちスノー
「あの、もう姿見えなくなってるんですけど」
福ちゃん
「やりすぎたかしらねぇ」
デーリッチ
「最後は任せるでち!」
ローズマリー
「あの子の...マガイモノキラーの力を今ここに!」
たくっちスノー
「頼むよ二人とも!もうオーバーキルかもしれないけど!!」
たくっちスノー
「...いや、今度はキラーの力で完全に消滅させちまえ!魂すら残さずに!」
ローズマリー
「任せろ!マガイモノ奥義!」
デーリッチ
「デーリッチ流必殺!」
ローズマリー
【グラセ・アンド・フラム!】
デーリッチ
「スーパーデーリッチ覇王拳!」
二つのエネルギー弾が名無しの怪物へと向かい...爆発し、黒い液体が空から飛び散っていく
クラマ
「やったのか?」
ローズマリー
「まだだ...はっ!!」
ローズマリーは小さい氷の弾丸を飛び散った液体へと向けて、消し飛ばしていく
ローズマリー
「カーレッジ・フレイン...いや、名無しの怪物、お前は華々しく散らせるつもりも、苦しませるつもりもない...誰にも相手にされないほど、忘れ去られるほどに空しく孤独に消えろ!」
...全ての液体が凍り付き砕けた頃には、既に景色がはっきりと見え始めた
福ちゃん
「終わったわね」
クラマ
「ええ」
デーリッチ
「...あのー、たくっちスノー」
たくっちスノー
「何よ」
デーリッチ
「終わったのはいいけど、これってデーリッチ達はどうやって下りればいいんでちか?」
たくっちスノー
「...そういや、そうだな」
福ちゃん
「えっ.....」
ローズマリー
「.....」
「「「あいつら~~~~っ!!」」」