完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~

*221*

ヘルハウゼン
「‥‥‥‥‥」

たくっちスノー
「この調子か‥‥‥」

Sonic.exe
「ティー、本当に心当たりないのか?」

Sonic.exe
「何か嫌うようなことした覚えはないか?」

たくっちスノー
「そんなことはない‥‥‥はず、トゥエルブナイツの皆はちゃんと対等に優しく接してきたし、やりたいことはやらせてきた」


たくっちスノー
「はずなんだよ‥‥‥‥」


ヘルハウゼン
「‥‥‥なら、アンタには一生分かりはしないよ」

たくっちスノー
「え?」

ヘルハウゼン
「何も、何も分かってない‥‥‥‥」

たくっちスノー
「分かってないって‥‥‥‥それを改善するから教えて欲しいんだけど!?」

ヘルハウゼン
「何度だってこんな立場は望んでいないって言ったのに、微塵も改善しなかったのにか!?」

たくっちスノー
「立場!?1体どういう‥‥‥‥」


ヘルハウゼン
「‥‥‥」バタン!!

たくっちスノー
「あっ、おいヘルハウゼン!!」

Sonic.exe
「立場‥‥‥か‥‥‥‥‥」



Sonic.exe
(すまない、たくっちスノーは立場を変えることは出来ない‥‥‥‥俺が言っても無駄だろう)

Sonic.exe
(だが‥‥‥‥)


‥‥‥‥‥

ヘルハウゼン
「‥‥‥‥‥‥‥」


ブラック・ロウ
「いい加減素直になってみればどうだ」

ヘルハウゼン
「!」

ブラック・ロウ
「マガイモノの癖に子供みたいな奴だ、意地を張る暇があるなら想いを伝えたらどうだ」

ヘルハウゼン
「スーツのくせに偉そうなこと言いやがって‥‥‥‥あいつが悪いんだよ、最初から‥‥‥ずっと‥‥‥‥‥」


ブラック・ロウ
「だがこのままではお前の願いは叶わないぞ」

ヘルハウゼン
「うるせぇ‥‥‥何がわかるんだよ、こんな事で満足しているお前に‥‥‥‥」

ブラック・ロウ
「服のマガイモノも案外楽ではないのだがな」



(そして‥‥‥‥たくっちスノーとヘルハウゼンは分かり合うことが出来ないまま、時間だけが過ぎていき‥‥‥‥)

220 < 221 > 222