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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
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*37*
デーリッチ
(あっ、宝石に触れたでちよ!)
たくっちスノー
(今だ!科学爆発!)
龍我
(は?爆発ってまさか...)
たくっちスノー
「塵となれ!!」
モンドミミック
「!?」
たくっちスノーが叫んだ瞬間、宝石は大きな爆発を起こし、モンドミミックの中に入ってたであろう金貨や宝石が飛び散る
たくっちスノー
「よし、今だ!!」
クラマ
「宝石が爆発とかアリ!?」
たくっちスノー
「マガイモノ王国に優秀な花火師が居るのさ...ほらネメシア!あいつが再生しないうちに早くペンダントを!」
ネメシア
「あっ...はい!!」
たくっちスノー
(さて...後は奴だな)
ネメシア
「あっ...あった!!ありましたよペンダント!!」
福ちゃん
「良かったですね...さて、後はこれについてですが...どうするの?」
たくっちスノー
「万丈はマガイモノキラーといってマガイモノを確実に仕留める力を持っている...やってくれ」
龍我
「任せとけ...に、してもこいつまだ再生しないな」
デーリッチ
「そういえばそうでちね、exe達はすぐに再生するのに...」
たくっちスノー
「心を持たないマガイモノは再生が遅いんだよ」
ローズマリー
「なるほど...」
たくっちスノー
「でも、これではっきりしたよ...やっぱり自分はモンドミミックなんか作っていない!!」
デーリッチ
「ええええっ!?」
ネメシア
「ど、どうして言い切れるんですか!?」
たくっちスノー
「自分はマガイモノを作るとき、過程の段階で必ずコミュニケーションを取るんだ」
たくっちスノー
「そうすれば自然と夢や目的が生まれ...やがて心が芽生えるんだ」
龍我
「じゃあ、ファイルに載ってたのは何だったんだ?時空監理局の情報は正確だぞ?」
たくっちスノー
「たくっちスノーではある事は間違いじゃないんだ」
デーリッチ
「んんん?さっき作ったのはたくっちスノーではないと言っておきながら、たくっちスノーであることは間違いじゃない...???なぞなぞか何かでち?」
たくっちスノー
「ああごめん、これは万丈とネメシアにしか分からないんだ」
龍我
「俺とネメシアだけ?」
たくっちスノー
「...フィフティ・シリーズの件が解決してからも、疑問に思っていたんだ」
たくっちスノー
「自分の父シャドー・メイドウィン・黒影はリニューアルという形で性格を大きく変えた、お前の方の優しい黒影と、一度自分とデーリッチが殺した名無しの怪物」
たくっちスノー
「実はね、リニューアルは自分もやったんだ」
ネメシア
「ええっ!?で、でも...あの時は見ませんでしたよ?」
たくっちスノー
「そりゃそうだ、フィフティ・シリーズ騒動は2014年の出来事、たくっちスノーが生まれたのは2015年だ。」
たくっちスノー
「そしてあの世界も2018年を迎え...2015年が訪れた」
『ああ、よく分かってたじゃんかよ?正解正解、大正解だよ』
ローズマリー
「なっ...この声は!!」
たくっちスノー
「そうだよローズマリー参謀、モンドミミックを作ったのはかつて貴女方が二度殺した...」
たくっちスノー
『会いたかったよ?未来の自分...』
たくっちスノー
「数年前の僕...リニューアル前のたくっちスノー!!」