完結小説図書館
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~ 210~ 220~ 230~
*58*
マガイモノ屋にて
龍我
「お前その頭どういうつもりだよ?」
「だ、だから反省の証として頭を丸坊主にして...」
龍我
「そんな事して依頼人が喜ぶのかよ?許すのかよ?」
「そ、それは...」
龍我
「依頼人の娘はな!お前のせいで男性不信になっちまったんだぞ!!」
龍我
「分かるか!?男が怖くて怖くてどうしようもなくなった、だから依頼人俺たちに頼ってきたんだ!!」
「ひいいいっ!」
龍我
「髪の毛なんて数ヵ月もすればまた生えてくるだろ!!それで反省した気になってんじゃねぇぞこの野郎!!」
福ちゃん
「万丈さん、手を出してはいけません」
龍我
「...ああ、すまねぇ」
福ちゃん
「それで、今回の件ですが...我々に貴方をどうこうする権利はありません、彼に対する対処を決めるのは依頼人です」
「そうですか.....」
龍我
「おい、何安心したような顔してやがる...依頼人はお前を徹底的に叩き潰すそうだぞ」
「えっ...」
クラマ
「自業自得だ...地獄に落ちろ」
「た、助けてくれ...マガイモノ屋...」
福ちゃん
「いいえ...マガイモノ屋もお客様は選びますので...お引き取り願えますでしょうか」
「...あ、ああ...」
龍我
「.....」
たくっちスノー
「うわぁ...」
福ちゃん
「あっ、たくっちスノーさん、レプトスさん...そしてそちらに居るのが...」
たくっちスノー
「ああ、ビャッコガンナーだ」
龍我
「勇者って...ロボットかよ!」
たくっちスノー
「え?勇者ロボとかいうのあるじゃん、知らない?」
レプトス
「たくっちスノーさん、そんなことより...」
たくっちスノー
「ああ、分かっている...さ、座って」
ビャッコガンナー
「ああ...それで、たくっちスノー様よ...」
たくっちスノー
「ああ、大事なことだからよーく聞けよ...?」
ビャッコガンナー
「ああ...」
たくっちスノーはリニュ前たくっちスノーの存在のこと、その時の悪行、最近復活したこと等を話した
ビャッコガンナー
「ま、マジかよ...たくっちスノー様ってもう一人いるのか...!!」
たくっちスノー
「もう一人...とは言うけどさ、今は違っても辿ってきた過去は変わらない」
たくっちスノー
「どちらも完璧な生き物を作ろうとして、どちらも独善的な行為をしてハグレ王国に二度殺された」
たくっちスノー
「それにこうしてリニューアルしてからも僕の罪は消えるどころか増えていくばかりだ」
たくっちスノー
「ビャッコガンナー、僕は君と違って善人になれるような男じゃないんだ」
ビャッコガンナー
「.....なら、何故俺を作ったんです?正義の味方を...どうして作ろうと?」
たくっちスノー
「...僕は、あるヒーローに惹かれていたんだ」
たくっちスノー
「数ヵ月も前の事だよ...休暇で休んでいた世界で一人の少年と会った」
たくっちスノー
「街を守る、幼いけど勇敢なヒーロー。」
たくっちスノー
「僕はあの子を守りたいと思った...あの子が最後までヒーローを出来るようにと...でも...」
たくっちスノー
「守れなかった」
ビャッコガンナー
「.....」
たくっちスノー
「でも僕に涙を流す資格なんてないんだよ、僕だって...何年も前は同じようなことをしてきたんだ」
たくっちスノー
「ヒーローは必要だ、優しくて勇敢な存在が...どの世界にも居なくちゃならない、だから僕は君を作った」
ビャッコガンナー
「.....」
たくっちスノー
「...ビャッコガンナー、旅はいいけど...君も気を付けるんだよ」
ビャッコガンナー
「それは例の悪いたくっちスノーに、ということか?」
たくっちスノー
「いや...君が守りたいと願っている、大事な人の死をだよ...」
ビャッコガンナー
「.....」
たくっちスノー
「...ははは、何が時空監理局だよ、世界が無事なら誰が死んでも構わないってか?」
たくっちスノー
「滅べー!!大事な人も守らないで何が時空を守るだー!!時空監理局なんて無くなっちまえーーーーー!!!あっははははははははは!!!」
龍我
「た、たくっちスノー...?」
福ちゃん
「...本当だったのね」
クラマ
「本当って?何が?」
福ちゃん
「たくっちスノーさんが局長になって以降自分を追い詰めるようになったって聞いたの...」