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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
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リニュ前たくっちスノーと和解してすぐの事...
たくっちスノー
「あー、久々にマガイモノ屋に帰って来たなー!」
福ちゃん
「調子も取り戻したみたいで良かった良かった!」
クラマ
「一ヶ月前はあんなおかしかったのにどうやって調子取り戻したんだ?」
たくっちスノー
「時空間を漂っていたら夢の中で亡くなった大事な人と出会ってね...」
『しっかりしろよ!同じようなことで苦しんでるのは貴方だけじゃないんですよ!』
『でも貴方なら止める事が出来るはず!こんな所で一人で苦しんでる場合じゃない!』
たくっちスノー
「って怒られちゃってさ...で残りの数日どうするかを時空間で考えた結果、時空監理局を捨てることにしたんだ」
クラマ
「なるほどな」
たくっちスノー
「こんな決断を出来たのは、誰かが居てくれたおかげだよ...ん?万丈電話だよ」
龍我
「え?...ああ、万丈だが...ああ、分かった...」
ビャッコガンナー
「お帰り、たくっちスノー様!」
たくっちスノー
「お前も心配かけてごめんよ、自分はもう大丈夫だから...」
ビャッコガンナー
「あ、そうそう...たくっちスノー様宛に手紙が...」
福ちゃん
「またですか...今度は誰から?」
ビャッコガンナー
「例の悪い方のたくっちスノー様からです」
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別の時空の『俺』へ
あれからそっちはどうしてる?
と言っても...時差みたいな物はあるしもしかしたらあまり経っていないかもしれないな
俺の時空だとあれから一年経った。
メイドウィン...いや、父さんはあれだけの事をした俺を『ちゃんと罪を償うのであれば』という条件付きで許してくれたんだ
今俺はしたっぱとはいえまたこっちの時空監理局で働かせてもらっているんだ...
時空監理局の素性を聞いていたら、自分が今までやってた事がバカみたいに感じてな...俺がここまで変われたのもお前のおかげ、本当に感謝してるよ
...ああ、もちろん忘れてはいない
俺がお前の父親を生き返らせてしまったことだろ。
改めて、俺はとんでもないことをしてしまったんだと実感したよ、あいつ...絶対当時の俺以上の事をやらかすだろう
もちろん俺にだって責任感というものはある、力になれる事があればなんでも言ってほしい、こんなことで許してくれるわけじゃないとは分かっているからさ...
あと、辛いことがあったらうちの父さんに会いに来いよ、父さんも構わないって言ってるから...
じゃあな、俺に幸せを教えてくれてありがとう
『リニューアル前』らしいたくっちスノーより。
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たくっちスノー
「あいつ...」
福ちゃん
「...とりあえず、これでリニュ前の事は解決しましたね」
クラマ
「ええ...まさかこいつまで善人になろうとするなんて」
たくっちスノー
「あっちは大丈夫だって、黒影良い方だし」
龍我
「たくっちスノー、時空監理局からだよ」
たくっちスノー
「やっぱりか」
龍我
「代理組長クビだってよ」
クラマ
「全時空に悪評振り撒いたものだからな、無理もねーよ」
たくっちスノー
「自分は事実しか言ってないから良いさ別に...これでマガイモノ屋に専念出来るしね」
龍我
「そうか、やっぱりお前もやめる気だったか」
龍我
「俺も辞めることにした」
たくっちスノー
「えっお前も!?」