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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
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たくっちスノー
「あー、お話ししましょう!知る人ぞ知る『シャドー・メイドウィン・黒影』の話を!」
たくっちスノー
「知らない人に説明しますと、まぁ時空監理局を作った人であり...元凶ですよ」
たくっちスノー
「世界には『設定』と呼ばれる記録が存在しています、黒影は仲の良いフリをして設定だけ持ち去り、世界を壊して組織的な証拠隠滅を図ってきました」
たくっちスノー
「何故そんなことをするのか、それはただ1つ!一人の女を愛していたから!」
たくっちスノー
「一人の女の為に全てを壊し!一人の女の子孫を見守るためだけに時空監理局を作り!」
たくっちスノー
「一人の女を生き返らせる為だけに無数の時空と、世界と、生き物の人生を奪ってきました」
たくっちスノー
「それと同時に、生まれる必要もない生き物が生まれました...僕のような存在です」
たくっちスノー
「まぁ自分語りはここまでにします、長々とすいません校長先生みたいで」
たくっちスノー
「自分の住む世界が、誰かのエゴで潰されていいだろうか!?いいわけがない!!」
たくっちスノー
「貴方達の世界は貴方達の物だ!誰かに『監理』されるような物じゃない!!」
たくっちスノー
「奮い立て全時空よ!今こそ時空監理局に反旗の時!」
たくっちスノー
「大事な人を、この手で守るんだ!!」
たくっちスノー
「僕のような過ちを犯すな!!やりきれなくて涙を流すのは...死にたくても死ねない苦しみを味わうのは...僕だけで良い!!」
たくっちスノー
「真っ当に生きて!!寿命で死んでやろうじゃないか!!」
デーリッチ
「...!」
...
ローズマリー
「凄い...ここまで言い切るなんて」
たくっちスノー
「アドリブみたいなものさ、当て付けにならないように恨みは最低限抑えてね」
たくっちスノー
「ありがとう、別世界の僕...君が時空監理局をハッキングしてくれたおかげで上手くこの事を世間に公表出来たよ」
たくっちスノー
『ありがとうだって?.....俺はお前を殺そうとしてたのに?』
たくっちスノー
「怖がらせちゃったからおあいこだよ」
たくっちスノー
『不思議だよ、同じたくっちスノーなのにここまで変わるんだなってさ...』
たくっちスノー
「お前も変われるよ...だって、僕がこうやって頑張るようになったのは二歳の頃、君はずっとデータのままだったから生後数ヵ月の赤ん坊同然、まだ時間はあるよ」
たくっちスノーはリニュ前の手を取った
たくっちスノー
「それに君の世界線にはあんなに優しい父さんがついているじゃないか!」
たくっちスノー
『...そうか、そうだよな。』
リニュ前たくっちスノーは、時空の渦を作り出す
ローズマリー
「...何処へ行くつもりだ?」
たくっちスノー
『俺の世界線の時空監理局だよ...世界作ったって壊されるんなら作る意味もないしな...』
たくっちスノー
「罪、しっかり償えよ?」
たくっちスノー
『.....考えておく』
たくっちスノー
『お前も色々大変だろうけど...応援してるから、じゃあな...たくっちスノー。』
たくっちスノー
「うん、バイバイ...たくっちスノー。」
そして二人のたくっちスノーは別れを告げる
...
マクスウェル
「いいのか?あんなことして」
たくっちスノー
「今の彼に悪事をしようなんていう気力は無いさ」
マクスウェル
「そういうことじゃねぇ!あんなこと言って、時空監理局を敵に回したら...」
たくっちスノー
「逆に壊滅させてやるつもりさ」
【なんであの子を止めさせなかった】
【なんでここまでやってあいつを罰する事が出来ないんだ】
【なんで僕は愛する人を見殺しにしなくちゃならないんだ】
【世界が滅ぶわけではない】
【あんな人間どこにでもいる】
【黒影様はそこまで義理を持たなかった、設定だけ集めればそれで良いんだ】
たくっちスノー
「絶対にぶっ殺してやる」
そして、別世界線では。
たくっちスノー
『....』
メイドウィン
「...たくっちスノー!さっきの放送は一体...」
たくっちスノー
『父さん...ごめんなさい、父さん!!』
メイドウィン
「えっ...?」
たくっちスノー
『俺が間違ってたよぉ...もう自分好みの世界を作りたいとも全ての設定を自分の物にしたいとも完璧になりたいとも言わないから...!!』
メイドウィン
「....よしよし、今は好きなだけ泣け、おかえり、たくっちスノー。」
メイドウィン
「父さんはお前がどんな存在だろうと、しっかり愛してやるからな...」
「君には優しい父さんがついているじゃないか!」
たくっちスノー
『.....』
『やっぱり俺一人が愛されるのは、不公平だと思うよ、たくっちスノー...』