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ざくアクZ2!偉大なる神とマガイモノ屋(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 237ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ざくざくアクターズ ざくアクZシリーズ 短編集 
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デーリッチ
「日記、日記...あー!多すぎて頭痛くなってくるでち!」

たくっちスノー
「その上中は開くなっていうしさ...これ本当に見つかるのか?」

リンネ
「見つからなくちゃ困るんですよ...」

アルバイツ
「紛失したりとかは無いはずだ」

福ちゃん
「でも、絞ってきたら半分くらいは除外されていきました、きっとありますよ!」

龍我
「これで半分かよ!」

たくっちスノー
「ねぇ、日記の特徴とか覚えてないの?」

リンネ
「特徴...ですか、何でしたっけ...」

アルバイツ
「例えばどんな内容だったとか...それなら私でも調べられる」

リンネ
「ええっ!?言わなきゃダメですか!?見られたくないから探しているのに!」

アルバイツ
「見られたくない物なら最初から書くんじゃないとしか言いようがない」

福ちゃん
「アルちゃん、死者の人生が分からない私たち神がそんなことを言ってもしょうがないじゃないの、私たちの役目はリンネちゃんの日記を探すことよ」

アルバイツ
「うぐっ...申し訳ありません、福の神様。」

たくっちスノー
「あのー書物の神様、中身が分かれば調べられるって、それってつまり...全部読んでるんですか?」

リンネ
「えっ」

アルバイツ
「書物の神たるもの、中身を見た上で歴史に遺しておくべきか判断せねばならないからな」

ローズマリー
「まぁ、そうですけど...」

リンネ
「ああ...読まれた...読まれた...!!」

龍我
「おい、なんかやべぇぞ」

たくっちスノー
「すげー嫌な予感するんですけど」

デーリッチ
「うわあああ!?何故かパンドラが発動しないでち!?」

ローズマリー
「自縛された!?」

リンネ
「許さない...よくも...よくも!!」

リンネの回りが黒に染まる

アルバイツ
「まずい...悪霊になった」

デーリッチ
「は、早くイリスちゃんか夢見屋さんを呼ぶでち!」

たくっちスノー
「ダメだ!うちの召喚魔法も遮断されてやがる!」

ローズマリー
「悪霊を元に戻す方法ってありますか!?」

アルバイツ
「無くはないが...こういった他者に怨みをもったパターンは生け贄が必要で」

福ちゃん
「もっと他には?」

アルバイツ
「他には...もうこの場で祓うしか...」

デーリッチ
「祓うって...消しちゃうんでちか!?」

アルバイツ
「消える?幽霊というものは本来居てはならない存在...これが正しい行動だ」

龍我
「だ、だけどよ...」

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