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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
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*89*
たくっちスノー
「...悪く思わないでくれよ、アマゾンアルファ!」
デーリッチ
「...チェンジ!タイガーモード!」
たくっちスノー
「マガイモノ奥義...!!」
風魔
「フィニッシュだ...!」
『キメワザ!』
クローズ
「うおおおおお!!」
『ヒッパレー!ヒッパレー!』
『hurricane critical finish‼』
『ミリオンヒット!』
【ノーザンクロス・ティー!!】
福ちゃん
「ゴールデンハンマー!」
デーリッチ
「デーリッチ覇王拳!!」
ローズマリー
「フレイムⅡⅩ‼」
クラマ
「天狗疾風脚!」
海斗
「うりゃああああ!!」
複数の技がアルファソウルの元に...
アマゾンアルファソウル
「アアアア...?」
アマゾンオメガソウル
「ッ!!!ウオアアアアアアア!!!」
その瞬間...オメガソウルが咄嗟にアルファソウルの目の前に駆け寄り、全ての攻撃を浴びた
アマゾンオメガソウル
「ウアアアアアアア!!」
アマゾンアルファソウル
「ア...?」
クラマ
「何!?理性が無いはずの兄が...」
デーリッチ
「か、庇ったでち...」
アマゾンオメガソウル
「アア.....」
アマゾンアルファソウル
「...エエ?ナンデ...?」
アマゾンオメガソウル
「...ハハ、シン...パ、イラ..ナ...」
アマゾンオメガソウル
「オレ...マモ...ル...」
アマゾンオメガソウル
「デモ..ツカ..レタカラ...少し...休むよ」
アマゾンアルファソウル
「...アニ、キ?」
アマゾンオメガソウル
「おやすみ、弟。」
アマゾンアルファソウル
「......」
オメガソウルはゆっくりと倒れ込み、そのまま動かなくなった。
龍我
「ど、どうなった...!?」
福ちゃん
「...!」
福ちゃん
「お兄さんの方は...たった今亡くなりました」
海斗
「そうか...」
ローズマリー
「赤い方ももう戦うことは出来ないだろうし、時空監理局を待つのみか...」
龍我
「...なぁ、これで本当によかったのか?」
たくっちスノー
「...多分良かったと思うよ、最期にオメガは正気に戻ったんだし。」
アマゾンアルファソウル
「.....。」
黄葉
「理性を失ったはずの兄が弟を庇ったのは本能なのか...それとも弟を想う兄の心か...分からないままだな」
ローズマリー
「ああ...」
たくっちスノー
「なぁ海斗君...アマゾンズってさ、最初の戦法はオメガが荒々しく、アルファが利己的な格闘という戦いかたをするんだが...」
たくっちスノー
「途中からアルファはオメガのように狂暴になり、逆にオメガはアルファのように冷静に戦うようになるんだ...これも、そうだったのかな?」
海斗
「さぁ...よくわかんないよ」
たくっちスノー
「はは、そりゃそうか、この話はこっちだと初めてだもんな」
デーリッチ
「...さぁ、帰るでち」
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アマゾンブラザーズ...及びアマゾンアルファソウルは時空監理局に連行されていった。
連行されるときの彼はさながら脱け殻のようだったという...
理性が完全に無くなったのか、それとも兄を失ったショックか...
そうそう、海斗君がハグレ王国に滞在したいと言い出した
流石にそれはまずいのでリニュ前の黒影のいる時空監理局に送らせておいた
...ああ、分かっている
あれは海斗君であるが、海斗君じゃない
戦場海斗はもう死んでしまった。
彼に僕の思いを押し付けるのは...酷だろうから。
そういえば...リニュ前の黒影からうちの局長が誰になったのか調べてもらったら...とんでもない事が明らかになった
名無しの怪物...父さんが時空監理局に復帰したそうな