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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 237ページ)
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*97*
~ハグレ王国~
たくっちスノー
「ああ...最近嫌な依頼ばっかだよ、もうちょっと明るくなれる物無いの?」
クラマ
「ねぇよんなもん、明るい事頼んでくるような所じゃないし」
福ちゃん
「そうね...次の依頼はどうします?」
たくっちスノー
「そうだなぁ...ん、この依頼者名は...カノン。」
クラマ
「カノンなんて名前、どこにでもあるだろ」
たくっちスノー
「まぁ、そうだけどさ...開け、パンドラの門!」
たくっちスノーが召喚魔法を唱えると、現れたのは...
カノン
「...う、うーん?」
たくっちスノー
「あっやっぱり...あの時のカノン氏!!」
カノン
「...あれ?もしかして、あの時の旅人さん?」
龍我
「また知り合いかよ...時空狭すぎだろ...!!」
たくっちスノー
「そういや前に話してなかったな、自分は...」
カノン
「あっ知ってるよ~、ミルラから話は聞いているし放送は見たから~」
たくっちスノー
「あっ、そうなの...それならいいか、依頼ってなに?」
カノン
「あっ、それなんだけど~」
...
カノン
「うちの世界ってー『幻獣契約クリプトラクト』に近い感じなんだけどー」
たくっちスノー
「く、クリプトラクト?何だそりゃ?」
龍我
「お前、それでも設定の支配者かよ...」
たくっちスノー
「ソシャゲとかあんまやらないんだからしょうがないだろ!?興味をもってDLしたアプリがサービス終了のお知らせだしてた事多々あるしさ!!」
カノン
「あの~」
たくっちスノー
「あっ、ごめん...それで?」
カノン
「こっちだと五つの魔力込められた鏡『五色鏡』で魔法を使うんだけどね、その内の二つの破片を無くしちゃったの~」
龍我
「あー、物探しか...ネメシアん時以来だなぁ」
たくっちスノー
「そういえばリニュ前たくっちスノーが復活してから全然経ってないんだな...そんな感じがしないよ」
カノン
「それで、受けてくれるの~?」
福ちゃん
「はい、任せてください」
カノン
「ありがとね~」
龍我
「早速だが、どこで落としたか覚えているか?」
カノン
「えーと、そうだねぇ...」
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一方...
ー時空監理局ー
「お帰りなさいませ!我らが黒影様!」
名無しの怪物
「うん.....面倒だけど、ここにも来なくちゃね」
名無しの怪物
「それで、設定は集まってる?」
「あ、あの...それが...」
名無しの怪物
「.....ふーん、まあいいけど。」
名無しの怪物
「つるぎちゃん...」
「それより、今は設定を集めるどころでは無いんですよ、実は...」
名無しの怪物
「消せばいいじゃん、そんなに悩むこと?」