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*103*
...
アレックス
「な、なんだよこれ...」
恍惚なる闇
「...不思議な感覚だ、これが時空」
ヒールⅢ
「時空間なんて久しぶりだな」
鈴
「私たちは二回目になるね」
たくっちスノー
「皆を直接引っ張ってきたからね...」
アンデッドナイ
「一体何処へ行こうというのです?」
クレアス
「展望台...ですかね」
アンデッドナイ
「展望台?」
クレアス
「ああ、回るだけで全部一望できる面白い場所だよ...」
アミュ
「へー、展望台!私展望台好きだよ!」
クレアス
「それはよかった...きっと楽しんでもらえるだろう」
たくっちスノー
「展望台?ここら辺にあったっけ?」
クレアス
「あんたが知らないのも当然だ、俺が最近作ったんだから」
たくっちスノー
「ああ...」
クレアス
「さて、そろそろ到着だ...衝撃に備えろ」
アレックス
「え?衝撃?」
クレアス
「設計ミスで斜面に渦作っちゃって」
魔王
「ちょっおまっ」
...
時空の渦から抜けたアレックス達は斜面に落ちてもみくちゃにされる
クレアス
「おーい、大丈夫か」
たくっちスノー
「お、重い!!潰れる!!マガイモノじゃなかったら潰れてる!!」
アンデッドナイ
「あ、なんか私の骨がピキッて割れる音した」
魔王
「なんか食い込んで痛いと思ったらそういうことか!!離れろ!!」
鈴
「ごめん今ので腰いったからもうちょっとこのままでいい!?」
アレックス
「いいわけねーだろ!!」
クレアス
「なにやってんだこいつら...ほら、階段あるからこんなところでへこたれるなよ」
アレックス
「階段...?」
アレックスは上の方を見るが、どう見ても果てしなく高く見えた
アレックス
「えっ...これ、高くね?」
クレアス
「高いよ、展望台だし大空遥か彼方じゃないと」
魔王
「うわぁ...」
たくっちスノー
「エレベーターない?」
クレアス
「作ってない」
...
クレアス
「さーてここが屋上だ」
アレックス
「少し休ませて...」
クレアス
「おっと、景色を見たらそんな気分にもならなくなるぜ」
たくっちスノー
「え、どれどれ...」
たくっちスノーがガラスに近づき、景色を見ると...
たくっちスノー
「...こ、これはなんだよ!?」
クレアス
「何って、RTP界だよ」
たくっちスノー
「こ、これが!?で、でも...」
アレックス
「なんだよ、なにが見えるって....
アレックス
「な、なんだよこれ...」