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*46*
アンデッドナイ
「し、しかし何故!?恍惚が惹かれてくる呪いを掛けたはずなのに!?」
嫁様
「確か恍惚さんは本を拾いました、ですが...」
...
恍惚なる闇
「おや、こんな所に本が置きっぱなしに...誰だか知りませんがしまってもらわないと困るんですよね...」
嫁様
「あら、恍惚さん」
恍惚なる闇
「おや、嫁様...珍しいですね、貴方が玉座やメビウス様の側以外の所にいるなんて」
嫁様
「たまたま通りかかっただけですわ...ところでそれは?」
恍惚なる闇
「ああ、ここに落ちてたんですよ...無くすと困る本ばかりですからちゃんと片付けないと...」
嫁様
「本当にね...そうだ、その本私がしまいに行きますわよ」
恍惚なる闇
「え!?貴方のような方がそんなことをしなくても...」
嫁様
「良いのよ遠慮しなくて、私も図書室に用事かあるし」
恍惚なる闇
「ああ...すいません」
...
アンデッドナイ
「ぐぬぬぬ...運のいい奴め...」
嫁様
「まさか恍惚を狙ってくるなんてね...さて、覚悟はいい?」
アンデッドナイ
(魔王の嫁もどれほどの実力があるかは知らないが、私や恍惚より遥かに上なのは確かだ、ここは...)
アンデッドナイ
「覚えてなさい、次はこうは行きませんからね!」
アンデッドナイは天井を突き抜け、そのまま脱出する
嫁様
「逃げられるとでも?」
...
~魔王城の外~
アンデッドナイ
「やれやれ...賞金稼ぎも楽ではない...しかし次こそは恍惚を討ち取り、45万を私のものに」
アレックス
「お!アンデッドナイ見っけ!」
アンデッドナイ
「...はい?」
アレックス
「スターライトⅠ」
アンデッドナイ
「ぐわああああああ光魔法ーーーーっ!!」
突如アレックスが現れ、アンデッドナイに光魔法を浴びせる
嫁様
「はい♪」
その直後に嫁様も現れ闇魔法を浴びせる
アンデッドナイ
「お前もテレポートしてくるんかい!」
アレックス
「光と闇が合わさり最強に見える」
アンデッドナイ
「ぐえええええ!! 」
...
嫁様
「なるほど...そんなことがあったと」
アレックス
「でもアンデッドナイを一時的に打ち倒して500万手に入ったしいいじゃないか」
アレックス
「まぁ俺そんなに金いらないし250万ずつ分けあおうぜ!」
嫁様
「ええ、そうしましょう」
ゴメス
「こうして二人によってアンデッドナイは捕らえられてしまった、めでてぇ!」
アンデッドナイ
「次の話が始まるまでには脱獄してやる!」
END