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「もしも」で始まるRTP世界(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 短編集 VIPRPG 
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*63*

一方魔王は、恍惚とダークネスⅢと共にハガネドラゴンの調査をしていた

ダークネスⅢ
「貴方、本当に完璧に消し飛ばしたわけではないのね」

魔王
「塵1つも残さなかったら調べられないからな...で、どうだ恍惚」

恍惚なる闇
「うーむ...あの竜は見たこともない材質で出来ていますね」

魔王
「やはりそうか...」

恍惚なる闇
「誰がこのドラゴンを作ったか...」

ダークネスⅢ
「作った、というのは?」

恍惚なる闇
「鉄に近い体を持ち、血液や肉体組織のようなものは見られませんでした...つまり、奴は『生き物ではない』ということです」

魔王
「生き物ではない...か、これが知れただけでも良しとしよう、帰るぞ」

恍惚なる闇
「...ええ」

と、その時...背後からニンニンが現れる

ニンニン
「魔王様、一大事でござる!」

魔王
「一体何が!?まさかまたハガネが...」

ニンニン
「娘様が家出したでござる」

魔王
「え、ああ?そうなの...」







魔王
「な、なんだってーーー!?」

ダークネスⅢ
「家出?あの娘が?」

魔王
「ど、どこに行ったか分かるか?」

ニンニン
「それが、娘様の持ち物を全部持っていったらしく全然分かんないんでござる」

魔王
「ぽーげーーぴーー!!」ピイイイイ!!

恍惚なる闇
「魔王様の体が北斗の拳の雑魚キャラみたいに!!」

ニンニン
「は、破裂しないうちに娘様を探させるでござる!!」バッ

ムシャ
「ところで俺の出番」

...

たくっちスノー
「で、何で家出してきたの」

メビウス
「お前には関係ねぇだろ...」

たくっちスノー
「まぁ、確かにそうだけども」

メビウス
「はぁ...」

コンコン

メビウス
「入れ」

たくっちスノー
「鍵開けの魔法!」

ガチャッ

リナックス
「おっすむーちゃん!」

メビウス
「リナ!」

リナックス
「ここにいるって聞いたから兄ちゃんにテレポート使ってもらったんよ、冒険しよ」

メビウス
「あ、ああ...んじゃ行ってくる」

たくっちスノー
「きぃつけぇな~」

...
たくっちスノー
「すまんね部屋借りて」

エルミー
「いやいや大丈夫だよー」

たくっちスノー
「でも、危ないかもしれないってのに家出とは...嫌な予感しか」


その瞬間


【キイイイイイイインッ!!】

エルミー
「あっ!!」

たくっちスノー
「なっ...この音は!!」

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