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【第十二話】
『もしも僧侶のお仕事』
僧侶と医者の収入源を調べようとしたアレックス
しかし...
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ハガネ事件から早くも一週間が経過した...
アレックスはいつものようにだらだらゴロゴロしていた
アレックス
「あ~...」
レナックス
「アレックス、あんたいつまでダラダラしてんのよ、まるでニートじゃない」
アレックス
「もうちょっと休ませてくれよ~ハガネの件でも俺頑張ったんだしさー」
レナックス
「解決したのはあんたじゃないでしょ...」
アレックス
「そうは言ってもさ...最近ポテチスキーの王様は全然反応見せないんだよ、勇者って王様に命令されなかったら何もやることがないんだよ」
レナックス
「勇者やめちゃえばいいのに」
アレックス
「嫌だよ!俺のアイデンティティーなんだから!」
レナックス
「じゃあ何か仕事してきな!稼ぐまでうちには入れないからね!」
アレックス
「えー!?」
...
~ヒールⅢの病院~
アレックス
「というわけで仕事ください」
ヒールⅢ
「何故うちに来る」
アレックス
「働いてるって言い切れるのお前ぐらいで...」
ヒールⅢ
「医者の手伝いなんて出来るのか?医師免許も持たないお前が?」
アレックス
「じゃあお前はあるのかよ!?」
ヒールⅢ
「あるに決まってるだろう、一応いろんな患者を診ているのだからな」
アレックス
「ウィンディ以外に患者居たのか、この病院...」
ヒールⅢ
「病院だけで診るわけではない...とにかく仕事は」
ウィンドⅠ
「先生、アレックスさんだって人なんですから雑用くらいは出来るんじゃないですか?」
ヒールⅢ
「む、それもそうか」
アレックス
「フォローになってないよそれ...」
ヒールⅢ
「そうか雑用か...しかしそれならもう一人くらい欲しいところだが」
たくっちスノー
「ん?雑用の相手がほしいの?」
アレックス
「あ、お前はいつぞやの...」
たくっちスノー
「あ、どーも...んで、雑用だったらうちのアパートから誰か連れていってよ、こっちとしても何とか出番あげたいし」
ヒールⅢ
「理由が不純だがまあいい...遠出をするから準備しろ」
アレックス
「遠出?俺のテレポート使う?」
...
たくっちスノー
「そういやあの人って定期的にどこか行くけど、何してんの?」
ウィンドⅠ
「さぁ...私は同行出来ないので知りません」