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「もしも」で始まるRTP世界(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 123ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 短編集 VIPRPG 
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【第十七話】
『もしもクレアスと沢山の○○』

何故かたくっちスノーの正体を知っていたクレアス
たくっちスノーとアレックス達はクレアスを調べることに...
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パーティーの翌日...

たくっちスノー
「...」

ヒールⅢ
「どうした?」

たくっちスノー
「クレアスの事だ」

ヒールⅢ
「やはり気になるか」

たくっちスノー
「うん...時空監理局の事を知っているのは、自分と時空関連の事件に関わった貴方、ウィンディ、わてりだけだ」

ヒールⅢ
「この世界でその言葉を知る事は可能か?」

たくっちスノー
「不可能だよ、普段は時空間で待機してるんだし、あまり接触もしないし...時空監理局はとっくに無くなっている」

ヒールⅢ
「時空監理局を知る人間はどんな奴が居る?」

たくっちスノー
「...時空の旅人、とか?」

ウィンドⅠ
「旅人?」

たくっちスノー
「版権、オリキャラ共に存在してるんだ...自分の住む世界を離れ、様々な目的で他世界に渡る者を『時空の旅人』というの」

たくっちスノー
「目的は主に観光といった善意的な行為が多いんだけど...」

ウィンドⅠ
「つまりクレアスさんは時空の旅人である可能性があると?」

たくっちスノー
「うん、そうでなきゃ自分の事を知ってるはずがないもの」

ウィンドⅠ
「.....」

たくっちスノー
「ねぇ、ハーナスはまだ見つかってないんだよね?」

ヒールⅢ
「ああ、人形じゃない方をドラゴナスが必死に捜索しているが、未だに見つからないそうだ...」

たくっちスノー
「...もしかしたら」

ヒールⅢ
「何か分かったのか?」

たくっちスノー
「アレックスが見てきた怪しいデイジーの件も含めて考えると、1つの可能性が出てくるんだよ」

ウィンドⅠ
「可能性?」

たくっちスノー
「ほら、二人もよく知ってるでしょ...」

ヒールⅢ
「私達も...?」

ウィンドⅠ
「よく...」


「「あっ!!」」


たくっちスノー
「そう...アナザーワールドだよ。」


アナザーワールド...かつて、RTP界さえも巻き込んだ、『もう1つの世界』パラレルの事である...

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ヘル
「...それで、本当に見つからないのか?」

カザヤ
「ああ...」

カレン
「どこを探してもいなかったわ」

ヘル
「やはり、黄泉国にも無かったか...」

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