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*144*
【SS】
たくっちスノー
(夜神月がこの船に乗りたって早くも数日が経った)
たくっちスノー
(彼は持ち前の頭脳を活かし、我々一行を支えてくれた)
たくっちスノー
(少しづつだがチームに溶け込んでいき、月を信用する者も増えてきた………)
たくっちスノー
(が、流石にもう隠し通せないかもしれない………)
………
たくっちスノー
「皆、聞いてくれ」
のび太
「どうしたんですか?」
たくっちスノー
「…………ある時空犯罪者と思わしき反応があったんだ」
Sonic.exe
「…………【キラ】という殺人鬼だ」
月
「キラだって!?」
ジャイアン
「………き、キラ?なんじゃそりゃ?」
月
「僕が説明するよ」
月
「キラは僕の世界で突然現れた存在」
月
「その正体は謎に包まれているが、顔と名前さえ分かればどんなに遠くに居ても殺すことが出来るんだ…………」
スネ夫
「ええええ〜〜〜!!?」
ウィンドⅠ
「そんな人が存在しているなんて………」
月
「父さん達警察はキラを捕まえるための特殊班を設立して………僕も何かと協力していたんだ」
月
「しかしなるほど………手がかりがあまり掴めないし、殺人の手段も異様だと思ったが、時空犯罪者とは…………」
たくっちスノー
「そうだよ、君の世界の事は調べておいたが至って普通の世界、キラのやり方は何らかの理由で時空から干渉してきた者にしか出来ないと断定していいだろう」
Sonic.exe
「俺達時空監理局はキラを放置するわけにはいかない、たとえ対象が悪だとしてもな」
のび太
「悪ってどういう事?」
月
「キラが殺す人間はほとんどが犯罪者なんだ、刑務所に送られたものから脱獄犯、死刑囚に有罪判決を受けなかった者まで…………」
のび太
「悪人だけでいい人は消してないなら、良いことをしてるんじゃないの?」
たくっちスノー
「…………監理局の都合だとそうもいかないんだ」
のび太
「そうなの?」
たくっちスノー
「うん、まぁそこは複雑なんだけどね………」
ミカヅチ
「で?そのキラがどうかしたっていうんですか?」
ミカヅチ
「知らない世界の悪人が死のうが殺されようが、今の僕達には関係ないじゃないですか」
月
「…………もし、ヘリオスがキラに接触するとしたら?」
ミカヅチ
「………! 」
たくっちスノー
「!?」