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*98*
士
「.....」
Sonic.exe
「Tに早く報告した方がいいかもしれないな」
ムニャウ
「そうにゃむね...アナザーワールド、思った以上にとんでもないことになっているにゃむ」
士
「世界移動出来る技術があるのか?」
Sonic.exe
「まだ未完成だが数人を運用する程度ならどうということはない」
わてり
「それだけできて未完成なんですか...」
Sonic.exe
「Tの奴があの機能も付けたいこの機能も付けたいと次々と取り入れるから中々完成にならなくてな」
ムニャウ
「なんだそりゃ...」
exeがボタンを押していると...大きな地震が起きる
Sonic.exe
「まずい、大規模な時空移動が始まるぞ!!」
ウィンドⅠ
「地震で酔って死にそう」
空を裂いて現れたのは、ドラえもん世界を侵略しに来たアナザー出来杉であった...といっても、ムニャウ達はまだ出会ってなかったのだが
出木杉
『ごきげんよう、時空監理局...それに通りすがりの仮面ライダー』
士
「お前...本部に居たあの子供か!」
Sonic.exe
「ヘリオスの幹部格か...」
出木杉
『まさかヘリオスに侵入されるとは思わなかったけど、トラップを踏んでくれたおかげで楽に始末できるよ』
士
「そう簡単に俺を殺せると思うなよ」
出木杉
『そろそろ奴の戦闘力を実験してみたいと思っていた所でね』
ウィンドⅠ
「奴?」
出木杉
「相当戦いに餓えていたみたいだからね...さぁ行け!ガロン!」
出来杉はヘリオス兵に命令し、大きな檻を近くに置き、錠を破壊すると、赤い体毛に包まれた狼男が飛び出す!!
ダークガロン
「ウウウウオオオオオ!!!」
ウィンドⅠ
「これってあの時の狼男!?」
ムニャウ
「くっ...こんなところで!」
士
「へんし....!!」
ダークガロン
「ウオオオオウ!!」
士がディケイドに変身しようとした瞬間、ダークガロンは手刀でライダーカードを真っ二つにした!!
士
「なっ、し、しまった!!」
出木杉
『これで君はもうディケイドに変身する事は出来ない』
士
「くっ...」
ガロン
「ウオオオオウ!!」
サザンカ
「どうにか無力化できない!?」
Sonic.exe
「別に殺してしまっても構わないのだろう?」
ヒールⅢ
「殺すな、色々と試したいことがあるから」
ウィンドⅠ
「え?...出来ます?」
Sonic.exe
「殺さないように、というのは苦手だ」
士
「いいから早く何とかしろ!俺が食われる!!」
サザンカ
『あっ、今助けるよ!!』
アナザーサザンカは腐食力を使い、ダークガロンの牙と爪を腐らせた
サザンカ
『腐っ腐っ腐...腐腐腐腐腐腐(フフフフフ)...』
士
「危なかった...」
ヒールⅢ
(...おい、やれるか?)
ムニャウ
(そんなに欲しいにゃむか?まぁ出来なくはないけど)
出木杉
『エレメント能力...暴走させたと思っていたのに、まだ使いこせてるみたいだね』
ウィンドⅠ
「えっ...それってまさか...アナザーワールドに爆弾を落としたというのはヘリオスの仕業だったんですか!?」
出木杉
『ああそうだね、ここに限らずアナザーワールドのあらゆる世界は既にヘリオスが色々とね』
出木杉
『ブリュンヒルド帝王とやらもヘリオスに協力してくれてるし、実質アナザーワールドは全てヘリオスの物さ』
ヒールⅢ
「ほう...なら1つ聞かせろ」
出木杉
『機嫌がいいし、1つだけなら特別に聞いてあげようかな、何かな?』
ヒールⅢ
「我々が生まれたRTP界にも、アナザーワールドは存在するのか?」
出木杉
『RTP界...時空の狭間にあったあの世界か、勿論あるよ』
ヒールⅢ
「なるほどな...」
出木杉
『さぁ、質問タイムは終わりだ、正確に君の首を跳ねるとするよ!』
サザンカ
「あ、危ない!!」
もう片方のサザンカも腐食力を使い、出来杉のナイフを錆び付かせる
ヒールⅢ
「お前ならやってくれると思っていたさ、まぁ斬られてもヒール使えばいいし」
出木杉
『腐食...くっ、厄介な奴だけ生き残ってしまったな』
「出来杉様、いかがしましょう?」
出木杉
『プロジェクトに支障はない、引き返して次にまた殺してやればいいだけさ』
Sonic.exe
「プロジェクト?」
出木杉
『君たちには関係の無いことだよ...そうだ、1つ言うとするのなら』
出木杉
『世界はもうすぐ1つになる』
意味深な発言を残し、出来杉はダークガロンを連れワープした