コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 俺と魔王の女の子!?
- 日時: 2010/12/27 08:10
- 名前: 零十 (ID: Fjgqd/RD)
初めましての方は初めまして、初めましてじゃない方も初めまして、零十です。
この度この『俺と魔王の女の子!?』の小説を書き進めることにしました。
実はこの小説、俺のksブログ「虎の寝言」に掲載しているものなのですが、この小説を、もっと多くに人に読んでもらいたいと思い、スレを立てました。
作者の俺が言うのもなんですが、中々の自信作です。
蛇足ですが、この小説、俺が作成した小説『ガールフレンドは都市伝説』と繋がっている部分があります。
※千流目線で進めたり、ナレーション目線で進めたりと、不安定です。
※更新は不定期です。
〜目次的な何か〜
>>1『プロローグ』
>>2-12『魔王の女の子との出会い』
>>13-23『お騒がせ魔王』
>>24-58『魔術』
>>59-『種別を超えた絆』
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- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.2 )
- 日時: 2010/10/04 21:11
- 名前: 癖毛太郎 (ID: PhoX.UcX)
- 参照: http://kusege
初めまして。 題名から面白そうなんで来ました。
更新頑張ってください。
- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.3 )
- 日時: 2010/10/04 21:12
- 名前: 零十 (ID: kSUj1nMa)
- 参照: http://blogs.yahoo.co.jp/hououtou/MYBLOG/yblog.html
第一章【魔王の女の子との出会い】
〜ここで少しナレーション目線になります〜
焦りながら服を着用し、急いで階段を駆け下り、自分の母親に「おはよう、そして行ってきます!」
玄関前に置いてある自転車を発進させ、夏の路道を全力で走る男子が一人。
髪型は整えておらず、ボサボサ。いわゆる天然パーマと呼ばれるもので、黒髪、瞳は茶。
どこにでも居そうな高校一年の彼、鈴原千流。
全速力で自転車をこぎ、彼が向かう場所は、ゲームセンター、『サカヅキ』。
暦町で、学生たちがよく集うゲームセンターである。セシルもかなりお世話になっている場所だ。
そんな学生たちの憩いの場に、千流は自転車を飛ばした。
千流がサカヅキに到着したのは、出発から約三十分後の事である。
駐輪場(と化しているただの路道)に自転車を置き、店内に直進していく。
夏休みの影響か、店内は学生で溢れかえっていた。
この中から、自分の友人を探すと千流は考えてみる。
苦笑いしか出てこなかった。
それよか、千流は三十分も遅刻している。もし友人を見つけたとしても、何か言われるのは確実だ。
それがセシルの心をどんよりと曇らせ、歩幅を狭くさせる。
しかし、彼等はやってきた。
「千流ッ!!」
ビクッ! という擬音語が聞こえるほどに、千流は体を震わせた。
恐る恐る振り返る。声の主は、やはりそこにいた。
「……お、おはよ。早川」
「うんうん、おはよう千流……って違う! 遅刻だ遅刻!」
ノリ突っ込みを入れる千流のクラスメイトは、腰に手を据え、吐息を漏らす。
茶髪のポニーテール、髪色と同じく、瞳の色は茶色だった。
彼女がセシルの『友人』。早川 千鶴である。
「とにかく!」と言うが早いか、行動が早いか、千鶴は千流の腕を掴み、自分のペースで引っ張って行った。
- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.4 )
- 日時: 2010/10/04 21:48
- 名前: 零十 (ID: kSUj1nMa)
>>癖毛太郎氏
初めまして、この小説の作者、零十です。
やはり、面白い小説というものは、題名から面白いものなんでしょうかね?
個人的には、小説内容に合わせてに考えたモノだったのですが……。
駄文小説で申し訳ないのですが、宜しくお願いしますね。
- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.5 )
- 日時: 2010/10/04 21:49
- 名前: 零十 (ID: kSUj1nMa)
〜性懲りもなく、再びナレーション目線です〜
千鶴になされるがまま引っ張られ、名も知らぬ学生たちにぶつかりながら、千流は、自分達の集会場についた。
集会場、といっても、秘密基地のような大層なものではなく、ただゲーム機がたくさん揃っているだけの集い場である。
「おー、やっときたか〜待ちくたびれたで」
「よ、軍曹」
千流が軍曹と呼ぶ男は、かっかっかと笑い、両手をひらひらさせながら言った。
「オレはもう軍曹ちゃうでえ? 今日からオレは少佐や!」
「少佐? 階級上ったのか?」
「せや! トライトでな! 命中率が89%の状態で全クリしてな! 軍曹から少佐へ飛び昇段や〜!」
トライトというのは、サカヅキを始め、全国のゲームセンターに必ず一台は置いてある。無ければモグリと称されるわれるほどの人気なシューティングゲームだ。
ただ単に人気なだけではなく、難易度も非常に高い。全クリする事も難しいそのゲームを、軍曹改め少佐は、命中率89%でクリアしていたようだ。
千流の得意分野はシューティングではない為、あまり興味を持てないゲームだったが、少佐はツンツンウニ頭を歓喜に振り、踊っていた。
「あ、千流君到着かな?」
と呟きながら、オレンジジュースを四つ盆に乗せて持っている。小さな体が現れた。
茶色のショートへア、瞳の同じく茶色で、背丈は千流の腰程度の少女。
ロリ属性たっぷりの少女は、早川 千春。千鶴の妹である。現在中学二年生。
「千春ちゃん、お疲れさん」
千春の盆から、オレンジジュースのカップを一つ取り、少佐は見た目幼女の頭を撫でた。
「はい、千流君もお姉も」
「ありがと千春」
盆からオレンジジュースを取り、そのまま一気に中身を吸いあげる千鶴。
白いストローから中身が通り、白いストローは瞬時にオレンジ色となる。
それを一瞥して、千流も盆からジュースを取り、最後のジュースを千春が取る。
そしてやっと、千流達の。少々遅い一日が始まろうとしていた。
現在、AM11時ジャストである。
- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.6 )
- 日時: 2010/10/04 21:41
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
こんばんは〜
さっそく読みました。なるほど、確かにちょいと繋がってますね、『ガールフレンドは都市伝説』と。
零十さんの中々の自信作ですか! 続きが楽しみです^^
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