コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 俺と魔王の女の子!?
- 日時: 2010/12/27 08:10
- 名前: 零十 (ID: Fjgqd/RD)
初めましての方は初めまして、初めましてじゃない方も初めまして、零十です。
この度この『俺と魔王の女の子!?』の小説を書き進めることにしました。
実はこの小説、俺のksブログ「虎の寝言」に掲載しているものなのですが、この小説を、もっと多くに人に読んでもらいたいと思い、スレを立てました。
作者の俺が言うのもなんですが、中々の自信作です。
蛇足ですが、この小説、俺が作成した小説『ガールフレンドは都市伝説』と繋がっている部分があります。
※千流目線で進めたり、ナレーション目線で進めたりと、不安定です。
※更新は不定期です。
〜目次的な何か〜
>>1『プロローグ』
>>2-12『魔王の女の子との出会い』
>>13-23『お騒がせ魔王』
>>24-58『魔術』
>>59-『種別を超えた絆』
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- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.63 )
- 日時: 2010/12/26 21:17
- 名前: 虎 ◆31XQ1HOJn6 (ID: Fjgqd/RD)
「おお! 少し名が売れているだけあって、中々うまいやん!」
注文したレアチーズケーキを食べながら、少佐はその味を称賛した。
それって本当にほめ言葉なのか? というツッコミは置いておき、千流はストロベリーサンデーをスプーンで掬い、口に入れた。苺の香りと酸味に、生クリームの甘さが丁度よく噛みあっている。
アリサは大きな苺パフェという名の甘味の塊に目を輝かせ、少しはしたないが、涎を垂らしそうになっていた。
「おい、早く食べないと融けるぞ?」
「分かってはいるのだ! しかし! しかしだぞ! これは何処から侵略すれいい!」
「その心は?」
「この砦を攻略できない!」
攻略できない。という単語は、千流の脳内にて、「崩せない」という答えに至った。千流は納得の表情を浮かべて、苺パフェに目を向ける。
すごく……大きかった。少なくとも、アリサには砦に見えてもおかしくない。とは思わなかったが、千流は魔王と人間の物の見え方は違うと言う答えで落ち着かせた。
しかし、いつまでも食べずにいれば、パフェは融けてしまうだろう、パフェの七割はアイスクリームなのだ。
「そうかい、じゃあ代わりに俺が食ってやる」
「あ、待て!それは許さんぞ!」
パフェを取られまいと、アリサはパフェを取り上げて、スプーンも使わずに食い付く。思い切り食い付いたせいで、口の周りにアイスクリームがべっとりと付く、それを見て、少佐は笑った。
「なんやそれ、ヒゲ見たいやなぁ! かっかっか!」
「わーらーうーなーっ!」
「いいから口拭けよ」
——————————————
スーパーカス文タイム
- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.64 )
- 日時: 2010/12/27 08:12
- 名前: 虎 ◆31XQ1HOJn6 (ID: Fjgqd/RD)
>>SUIL
お久しぶりです。
もう受験戦争が始まっているせいで、こっち更新が疎かになっていました。すまそ。
ブログの小説ばかり更新してましたが。
- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.65 )
- 日時: 2010/12/27 09:39
- 名前: SUIL (ID: TjeLpCGb)
コメディーもなかなか・・・。
そうなんですか??
最近言ってませんでした(汗)
受験ですか!!
忙しそうですね・・・。
がんばってください!!
- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.66 )
- 日時: 2010/12/27 09:41
- 名前: 虎 ◆31XQ1HOJn6 (ID: Fjgqd/RD)
>>SUIL氏
つか、本当は完全にギャグコメにするつもりですた。
受験の方も頑張ります。
- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.67 )
- 日時: 2010/12/27 17:50
- 名前: 虎 ◆31XQ1HOJn6 (ID: zuIQnuvt)
アリサの口の周りについたアイスクリームをお手元タオルで拭い、そこまでがっつく必要があったのか? と思いながら苦笑を浮かべた。
「ホンマに仲良ぇ兄妹やな」
笑みを浮かべて少佐が呟いた、アリサの魔法によって千流とアリサは兄妹という設定にされている。設定上の兄妹なのだが、高校生の千流が、見た目小学生の魔王アリサの口をタオルで拭いている光景は、仲の良い兄妹にしか見えない訳で。
「仲の良いのは構わねぇけど、手間のかかる妹で困ったもんだよ、苦笑いしか出てこねぇ」
「別にえぇんちゃうの? お前、世話焼きやん」
千流は、自分の事を全く世話焼きだとは思っていないのだが。高校生の千流が、見た目小学生の魔王アリサの口を丁寧にタオルで拭いている様子は、世話焼きにしか見えない訳で。
ちなみに、同じ文章を二回使っているのはタイプミスではないのであしからず。
「どう? 中々美味しいだろ?」
メイド服の千鶴が三人のいる席の隣に居た、仕事の合間を見つけてきたのだろう。
いつも学校の制服姿の千鶴しか見た事が無い千流だが、メイド服の千鶴に違和感を感じる事は無かった。むしろ、いつもこの格好でも良いのでは? と思うほどだ。本人の前で言えば、拳骨が飛んでくるのは間違いないだろうが。
「早川、そのメイド服似合っとるなぁ、いつもその格好でええんとちゃうの?」
しかし、それを承知で言ってのける勇者が居た。
「おいおい、冗談はやめてよ、結構恥ずかしいんだぞ、この格好」
「いやいやしかし、絶対領域の方をもう少し、もうすこ〜〜しやなぁ……!」
「セシル、ぜったいりょういき。とは何だ?」
「知らなくてよろしい」
気になるだろ、教えろ。と言うアリサを無視して、千流は殆どと言っていいほど手をつけていなかったストロベリーサンデーを口にした。
——
カス文カス文(ry
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