コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 俺と魔王の女の子!?
- 日時: 2010/12/27 08:10
- 名前: 零十 (ID: Fjgqd/RD)
初めましての方は初めまして、初めましてじゃない方も初めまして、零十です。
この度この『俺と魔王の女の子!?』の小説を書き進めることにしました。
実はこの小説、俺のksブログ「虎の寝言」に掲載しているものなのですが、この小説を、もっと多くに人に読んでもらいたいと思い、スレを立てました。
作者の俺が言うのもなんですが、中々の自信作です。
蛇足ですが、この小説、俺が作成した小説『ガールフレンドは都市伝説』と繋がっている部分があります。
※千流目線で進めたり、ナレーション目線で進めたりと、不安定です。
※更新は不定期です。
〜目次的な何か〜
>>1『プロローグ』
>>2-12『魔王の女の子との出会い』
>>13-23『お騒がせ魔王』
>>24-58『魔術』
>>59-『種別を超えた絆』
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- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.48 )
- 日時: 2010/11/21 22:00
- 名前: アビス (ID: U3CBWc3a)
零十もそうなんだ!実は俺も登録メール送って何も来ない!
二十四時間以内にこなかったからここ!ってのをひらいて見てもなんもないし・・・
- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.49 )
- 日時: 2010/11/22 17:54
- 名前: 零十 (ID: DJvXcT4Z)
「……あれ、俺、生きてる?」
「おお、やれば出来るではないか、セシル」
アリサは、感嘆の声を漏らし、周囲を見回す。千流もつられて辺りを見回してみた。
「え?」という声を抑えずに出す。ゆっくりと立ち上がって、千流は自分の状況を確認しようと試みた。
千流とアリサの周囲に、薄朱色の壁が張られている。分かりやすい言葉で表わせば、バリアのようなモノであった。
先程アリサが発動させた、炎の盾との大きさが比にならない程巨大であり、その外側には、千流達を串刺しにしようとした、冷たい凶器が刺さっている。
しかし、壁に遮られてそれ以上の侵攻が出来ないらしく、段々と溶け始めているものもあった。
「これ、俺が出した。のか?」
「そうだ、お前が創造した魔術だよ」
くるりと振り向いて、アリサは深い笑みを浮かべる。つられて、千流も笑みを浮かべた。
「さて、セシルよ、やられっ放しでは悔しくないか?」
「あぁ、次はコッチから行かせて貰おうか」
そう言って、千流はアリサの手を取り、背中に乗せた。
「いいか、氷塊が無くなった瞬間を狙って、デカイ一撃をかます。お前はその一撃を想像して創れ」
「……分かった」
ゆっくりと目を閉じて、千流は頭の中に、デカイ一撃とやらを想像してみた。
アリサの炎の盾と言い、今のバリアといい、アリサの遣う魔術は、炎が関連しているももばかりだ。
なら、その流れに従い、炎の魔術を想像してみよう。
炎、火炎、火災。
その時、千流は自分の右腕が、段々を熱を帯び始めている事に気が付いた。
目を開いて、自らの右腕を見ると。
「炎が、俺の腕に」
「お前の創造した炎、悪くない」
バリアの外側で、ベルゼバブは不審な気、いうなれば、魔力を感じていた。
その魔力は、氷塊の山の中から溢れだしているようであった。
つまりそれは、二人をしとめそこなったことを意味していた。
「ふむ、反撃されないうちに、引導を渡しておくとしよう」
ベルゼバブは、氷塊の山に向けて人差し指を受ける。
巨大な氷塊は一瞬で完成し、空中を揺れる。
「それ行け」
氷塊が飛ぶ、凄まじい早さで氷塊の山に迫り、そのまま突き刺さる。
かに見えた。
鼓膜が破れんばかりの爆音、弾け飛ぶ氷塊の山と、火の粉。
「な、何だと……人間が魔術を……!?」
「よぉ、ベルゼ何とか、アンタの魔術、打ち砕いてやったぜ!」
炎が纏わりついている右手を突き出し、千流は深い笑みを浮かべた。
- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.50 )
- 日時: 2010/11/22 23:34
- 名前: 零十 (ID: DJvXcT4Z)
「面白い、人間が魔術をここまで正確に操れるとは」
「あんま褒められてる気がしねぇんだが」
「褒めてないからなァ」
笑いながら言って、ベルゼバブは氷塊を召喚し、発射する。
「同じ手を何度も喰らうと思うな! セシル!」
「了解!」
頭の中に、アリサが召喚したような、獄炎の盾を描く。
それは描いたとおりに、千流の目の前に現れた。
爆音を立てて、ベルゼバブの放った氷塊を防ぐ。
「面白い、面白いぞ! こんなに白熱した決闘は久しぶりだ!」
爆風でベルゼバブを包んでいた黒づくめが吹き飛ぶ、道化師のような姿が露わになった。
だがそれに対して気にも留めず、ベルゼバブは氷塊を八つ召喚した。
氷塊を一直線に並べ、千流達に向け突撃させる。
千流はそれを獄炎の盾で防ぐが。
「重ッ!」
一撃の重みに、驚愕を口にする。
盾に遮られた一発の氷塊を、更に後ろの氷塊が押し出し、威力を底上げしているのだ。
どんどん重くなる攻撃に、これヤバいんじゃね? と千流が考え出した時。
「セシル、今度はこちらから行くぞ、氷塊をまとめて吹き飛ばす!」
「今、俺もそう考えてたところだっ!」
盾に送る魔力を左腕に任せ、千流は炎の濁流を想像した。
力は右腕に溜まり、溜まりすぎた力は、千流の右腕から放出されて消える。
炎の盾が、氷塊に押し潰されそうになった瞬間を狙い、千流は右腕を力強く突き出した。
「消し飛べぇ!」
氷塊の槍を吹き飛ばした炎を比べ物にならない大きさの火炎が、渦を巻きながら一直線に猛攻する。
壊れかけた盾を突き破り、それを押している八つの氷塊を容易く相殺し、火炎は闇界の壁にぶつかり爆発した。
ベルゼバブの左腕を焼き払って——
- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.51 )
- 日時: 2010/11/24 23:43
- 名前: SUIL (ID: nJ9riueE)
おぉ!!いつの間にかバトルがすごいことに・・・。
もっと俺も良くバトルシーンを書きたい・・・。
参考になります!!
本当に忙しくて、顔を出せなくてすみません。
がんばってくださいね!!
ちょっとアンケート取ってたりするので、もしよろしかったら
来てくださいな!
それでは!SUILでした!
- Re: 俺と魔王の女の子!? ( No.52 )
- 日時: 2010/11/25 23:21
- 名前: 零十 (ID: l.IjPRNe)
>SUIL
おお、お久しござる。
実はテストでしばらく来れなかったり……w
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