コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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『好き』〜最期の恋という感情〜【参照1100とか夢!?夢か】
日時: 2013/10/12 13:57
名前: SAKI【L】 (ID: Pmy7uzC3)

こんにちは!!

今回が第2回目の投稿となります!

(前回は『隣の席の初恋くん。』です!まぁ、完結してないけど…;;)

マンガなどで、よくありそうなお話ですが

「ヘッ、俺の方がまだマシなもんが書けるぜ」

と、思いながらでもいいので

見て頂だけると幸いです<m(_ _)m>

あと、コメや「もっと、こういう風にした方が…」と
辛口でも全然いいので宜しくお願いします!!

ちなみに、中1です☆彡

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同じく、余命宣告から9日。 ( No.54 )
日時: 2013/06/19 20:58
名前: YuU【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)

美明目線

「あ…叔母さん!こんにちは〜」

「! 美明ちゃんか、こんにちは」

病院へ向かう途中、私は車があまり通らない車道の脇の歩道を歩く
霧原の叔母さんを見つけ、後ろから追い駆けた。

「あれっ?これから、お出かけですか??」

「お出かけなんて、素敵なものじゃないよ。はっはっはっ、コンビニの帰りだよ」

叔母さんの手元を見ると、コンビニの袋が握られていた。

っていうか、叔母さん、体調悪いし小柄なのに性格が超明るいなぁ。

「じゃあ、家まで送りますよ!」

「そう?じゃあ、お願いするわ」

叔母さんとも長い関係なので、もうほぼ家族な感じだが
やっぱ敬語くらい使った方がいいと思って、一応敬語である、うん。



歩道をしばらく行き、数回曲がると 見なれた叔母さんの家についた。

「美明ちゃん、ありがとう。少し寄っていくかい」

「いえいえ!あ、じゃあ お邪魔しようかなぁ☆」

家の前は、花や草が綺麗に植えてあった。
が、少しうっそうとしているので しっかり者の叔母さんの性格から
体調が悪く、したくてもできなかったんだろうな〜

「おじゃましま〜す」

家に入ると、叔母さん独特の匂いがした。臭くはないけど。

「お茶出すから、座っていいよ」

「あ、いいですよ!少し寄っていくだけだから、病院に行くからさ」

「へぇ、今日もなのね」

「はいっ」

「で…輝くんの容態は、どうなの??」

—コトッ、と少しおしゃれなコップを机に置き、叔母さんは言った。

「…うん…あんま良くないかも…
 最近、よく倒れたり呼吸が苦しくなったりとか…」

「…そうなの…」

「うん。あっ、これ美味しい〜♪」

「そうでしょう?ふふっ」

私は、そっから雑談をいくつかしクッキーをお土産にもらい、家をでた。


Re: 『好き』 〜最初で最期の恋という感情〜【参照280突破!!】 ( No.55 )
日時: 2013/05/12 23:23
名前: マルフォイ (ID: MxG1iUVx)



コメント出来てなくてもちゃんと目通してるから
心配せんとってねぇ♪


では続きも楽しみにしてまぁす♪

Re: 『好き』 〜最初で最期の恋という感情〜【参照280突破!!】 ( No.56 )
日時: 2013/05/13 18:25
名前: YuU【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)

マルホォイ様っ♪

誠にいつもご閲覧して頂き ありがとうございますっ!!
(↑どっかのセールスマンの様だw)

いえいえ!!いつもコメ&閲覧感謝しておりますっ!!


やばいです…
ラストを考えていないのです…←

ネタがない〜〜〜〜〜っ〜〜〜!!!

頑張らなくては。w

これからも是非 よろしくおねがいします(●^o^●)

同じく、余命宣告から9日。 ( No.57 )
日時: 2013/06/19 20:59
名前: YuU【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)

霧原目線 ☆心内☆

「死」の意味を考えた。

楽しいことなんて、考えられなかった。

思いつかなかった。

だって…俺には もう「死」しか無いんだから。


『お母さんには、もう二度と会えないんだ』

幼い頃。まだ父さんが生きていた あの頃に父さんが俺に言った言葉。

『二度と??』

「あえなくなる」とか、俺には どこか何かすれば会えるものだという

希望…淡い思いがあった。

でも…俺が生きていても死んでも…母さんや父さんにあうことは無い。

『あぁ、一生…でも、輝には ずっと父さんがいるから…な』

『うんっ』

死んだあとには、何があるのだろうか?

何もない。確かにそうだけど

父さんも母さんもいないのかな?

じゃあ、あの時のは きっと夢だったに違いない。

前に、美明が病院にいて俺が息ができなくなって気絶したとき

…いや、気絶すると毎回 同じ夢を見る。

『—青い、蒼い、碧い空と綺麗に輝く草原。
 
 俺は、そこに立っていた。
 
 ここはどこだろう?
 
 自分が誰でどんな姿をしているかも分からない。

 いや、興味を持てなかった。
 
 何もかも、どうでも良くなっていた。

 「…母さん?父さん?」

 草原の向こう。

 顔も よく見えない。

 だけど、向こうにいる人を 俺は直感的に母さんと父さんと感じた。
 
 「待って」

 父さんは、ニコッと笑った…気がした。

 母さんも、笑った気がした。

 なんだか、心地がいい。このまま歩いて、二人の元へ行きたい。

 「…?待って、ねぇ、待って!行かないで!」

 でも、二人はくるり、と向こうへ どんどん行っていく。

 どんなに走って、声をだしても どんどん遠ざかり

 やがて見えなくなった。

 「来ないで」

 聞こえた気がした。母さんと父さんの声が・・・』

・・・嫌な夢だった。

俺は、ふと睡魔の波が来て

目をゆっくりと閉じた。

同じく、余命宣告から9日。 ( No.58 )
日時: 2013/06/19 21:01
名前: YuU【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)

美明目線

美「よ〜クッキーもらっ…って…あれ?霧原??」

私が、病室に入ると霧原は寝息をたてて眠っていた。

起こしちゃ悪いな、と思い 私は

足音をたてないようにベッドの横の椅子にこしかけた。

美「・・・」

—可愛い。

人の寝顔を見て、こんな感想は変態っぽいが
霧原、寝顔…超可愛いっっ!!

前に見た…いや、見てしまった時は
…何も感じなかったのにな〜〜…?

美「……霧原……輝……」

——輝。

そう呼んだのは、いつぶりだろうか?

幼少期は「輝〜」とか、って呼んでたけど
中学生ごろからは、霧原って呼び始めたな〜…

いや、てるてる坊主って呼んでたかも☆w

霧「んん…あぁ?うぇ?美明ぁ?」

美「ててててて輝ぅっ!?じゃ…じゃなくて、き、霧原!!」

急に霧原が動きだし、私は輝と言ってしまい
慌てて訂正した。

霧「・・・・・・ふぁ?」

美「?」

あれ・・・?
霧原、なんか目がうつろ…?
寝ぼけてんのかな…?良かった…☆

霧「美明…」

美「はいぃぃっ!!?」

霧「輝……で、いいよ?いや…輝って呼んでよ、あの頃みたいに…っ」

美「え…っ?き、霧原…?」

霧「…輝」

美「う、うん…っ?」

可愛いぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!

ちょ、ちょっ!!?

貴方は、子犬ですかぁあっぁあ!?////

霧「…スー…スー…」

美「…寝るなよ」

—バシッ。

私は、いつの間にか寝た霧原にいらつき
頭に軽くチョップをいれる。…起きない…

美「…なによ〜…」

—それから、霧原が起きたのは7度目のチョップの時だった。


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