コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

『好き』〜最期の恋という感情〜【参照1100とか夢!?夢か】
日時: 2013/10/12 13:57
名前: SAKI【L】 (ID: Pmy7uzC3)

こんにちは!!

今回が第2回目の投稿となります!

(前回は『隣の席の初恋くん。』です!まぁ、完結してないけど…;;)

マンガなどで、よくありそうなお話ですが

「ヘッ、俺の方がまだマシなもんが書けるぜ」

と、思いながらでもいいので

見て頂だけると幸いです<m(_ _)m>

あと、コメや「もっと、こういう風にした方が…」と
辛口でも全然いいので宜しくお願いします!!

ちなみに、中1です☆彡

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28



Re: 好き。 〜これは最初で最後の恋〜 ( No.7 )
日時: 2013/04/24 18:09
名前: yuu【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)

第1話○o。.美明目線

「霧原っ!!おはようっ、気分どう?」
綺麗な印刷字で『305号室 霧原 輝』
と書かれた白い個室のドアを開け声を上げた私に、霧原が
「わっ!」と、声をあげた。

ここは、桜岡病院。
昔から体が弱かったコイツが入院している、病院。

私が、ほぼ毎日 お見舞いにくる理由は…
まぁ大切な幼馴染だし、それに彼には…両親がいないのだ。
母親は霧原が幼いころに病気で亡くなり
父親は…霧原が小学生ぐらいの時に交通事故で亡くなってしまった。

両親を亡くした霧原の病院以外の家は、この近くの叔母の家。

霧原が「叔母さんが、入院料とか…色々とを出してくれたんだよ」
と言っていたのを何故かよく覚えている。

両親がいなくなってから敵が多かった霧原の味方の1人だ。

…もちろん、私も。

「ん、花の水変えてくるねっ!」

霧原の部屋は何故か一人、個室で、少し不安になったりもするけど
個室だと他の所より声を大きくできるし、周りを気にしなくて済むからラッキーなのかもしれない。

「美明…そういやさ〜何で俺のこと名字で呼ぶの?」

あっ、自己紹介忘れてました。私、藤咲 美明!
霧原の幼馴染で高校1年生で17歳です。

「え?名字?あ、そういえばそうだね。嫌いだと名字で呼ぶらしいよ〜。」
「え…;」

霧原は質問自体どうでもいい、な答えをした私に苦笑した。

私はよく友達に
「霧原が好きなの?」
とか
「付き合ってるの?」
とか聞かれるが絶対違う。
私が、霧原を好き…?霧原が私を好き…?
そんな事は絶対にないですからっ!!




私はただ—…そばにいてくれるだけでいいんです。

Re: 好き。 〜これは最初で最後の恋〜 ( No.8 )
日時: 2013/06/29 14:52
名前: yuu【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)

第2話○o。.美明目線

「…その冷たい水の底まで、ラムネのびんの月光がいっぱいに透き通り、
天井では、波が青白い火を燃やしたり消したりしているよう。…はああぁあ、疲れた〜!!長いよ、やまなし。」

「え〜、まだ終わってないじゃん;高校生にもなって、小学生か;」

6月のある土曜日の事。
私は、病院の霧原の個室にいた。
私は、たまに霧原の好きな宮沢 賢治の本を読んでやるのだ。
大体、そんなに好きなくらいなら自分で読めよと、思うのだがいつも仕方なく読む。

第一、私は読書が嫌いだし人に何かを伝えるのは苦手なんだよね〜…

ぐだぐだ文句をいう私に輝はしかめっ面で「ケチ」と言う。
だったら、自分で読みなさいっ!!
「あ〜〜〜ぁ、何か暇だな〜ぁ。」
毎日、毎週、毎月、毎年、私はこいつと過ごし文句を言ってきた。
だって、知らなかったんだ。
コイツと過ごせる日々がこんなにも大切だと思い、後悔する日が来るなんて。

「美明…、あの、こないだの…あれ、本当…っ?」
「こないだの…?あぁ、あれか!名字の?」
「う、うん…。」

そこで、顔を赤らめる霧原。
何かずれてるんだよなぁ…。

「別に…?嫌いじゃないけど…。」

深く考える必要もないし、私は正直な感想を述べた。
でも、パッと振り返った先には苦しそうに首を指さし助けを求める霧原の姿があった。

「え!?霧原!?ちょ…っ!!誰か!!あ、これ…っ!!」

すかさず私は傍にあるナースコールを強く押し、霧原の背中を無心にさすった。
「い、嫌だ…っ!!霧原、しっかり!!今、看護師さんが…っ!!」
霧原は、必死に何かを伝えようとしていた。
私は、あまりにも急な事にただ背中をさする事しか出来なかった。

そうしている内に、数人の看護師さんが駆けつけて来た。

そして、彼はそのままどこかに運ばれた。

看護師さん達に、聞こうとしても怖くて声が出ない。

霧原は平気なんだろうか…?

不安で押しつぶられそうになって目をつぶった。


霧原…!!神様、どうか霧原が無事ですように—…。

Re: 好き。 〜これは最初で最後の恋〜 ( No.9 )
日時: 2013/04/11 20:13
名前: yuu【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)

第2話の○o。.霧原目線

「ぅ…っ…」

いきなり…とても唐突に…僕の世界から光が消える。

世界が、グワン…グワンとまわる。

……え?

待って…いやだよ?

待って、待ってよ…っ…


「ぁ…っ…」

く、苦しい…ぃ…助けて…っ!!

い…きが出来ない…っ!

いやだ、いやだよ。

「!!?霧原!?…ぁ…っ」

まだ、君に伝えてない。

伝えたいだけ…それだけなんだ…っ

ここで、もし…死んじゃったら…?

いやだ、いやだ、いやだ、いやだ…っ!!!!!

「  」

だめだ…声が…出ない…っ!!

君にまだ…

「  」
って…伝えて…な…っ…

—ガクッ。

そうして、僕の意識は途絶えた。

Re: 好き。 〜これは最初で最後の恋〜 ( No.10 )
日時: 2013/04/10 22:59
名前: るな (ID: lerfPl9x)


さて、登場しました、るなだよ〜☆

さっそく私の小説来ていただいて、ありがとうございますぅ!!


これからの展開気になるね!
霧原、どうなる!

楽しみにしてるから、頑張って♪

Re: 好き。 〜これは最初で最後の恋〜 ( No.11 )
日時: 2013/04/16 19:39
名前: yuu【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)

るな様のような
天才小説家様に『気になるね♪』と
言って頂き、嬉しいあまりですぅ!!
るな様の小説、文面のうまさにすっごく感動した(*^。^*)
また、見に行く〜〜!!w


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28



この掲示板は過去ログ化されています。