コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 『好き』〜最期の恋という感情〜【参照1100とか夢!?夢か】
- 日時: 2013/10/12 13:57
- 名前: SAKI【L】 (ID: Pmy7uzC3)
こんにちは!!
今回が第2回目の投稿となります!
(前回は『隣の席の初恋くん。』です!まぁ、完結してないけど…;;)
マンガなどで、よくありそうなお話ですが
「ヘッ、俺の方がまだマシなもんが書けるぜ」
と、思いながらでもいいので
見て頂だけると幸いです<m(_ _)m>
あと、コメや「もっと、こういう風にした方が…」と
辛口でも全然いいので宜しくお願いします!!
ちなみに、中1です☆彡
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- Re: 『好き』 〜私たちの最初で最期の恋〜【参照150突破!!】 ( No.32 )
- 日時: 2013/05/02 19:42
- 名前: YuU【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)
美明目線
「…」
—本当だったんだ。
——霧原は今…何を思ってるんだろう。
「…っ」
…あと…五か月…
嫌だよ…嫌だ…ぁ…っ…
一緒にいたい
永遠に幼馴染でいい
想いを伝えられなくてもいい
ただ
ずっと一緒に—…
「………………美明」
「!! ぁ…霧原…?」
「—もう…中に入っても平気だよ?」
「あ…だね…!!」
—ガラガラ。
「ぇ」
—ドキ…ン…
「…? 何??」
「い…いや…別にっ!!」
うわぁ…やばい…
声だしちゃった…
でも
霧原…すごく瞳が…綺麗…
「ぁ…さ、さっき先生は…ね〜」
「…ぁ、うん」
え…
・・・・
あのことを私に話してくれるのだろうか??
…言いにくいだろうなぁ…っ
「……じ、実は」
—ポロン…
「…え!!?どどどうしたのっ!?」
「うぅ…ぁ…っ」
泣いてた。
気づいたら…私は泣いていた。
まるで子供のように。
恥ずかしい…
それに、霧原が私の前で我慢しているのに…私は泣いてしまった。
「……み、美明…??」
「ごめん…っ…私…聞いてた…っ…!聞いてたの…霧…原が…あと5か 月しか…もたないって…っ」
「……」
「……霧原?」
—しばらくの静寂。
すると、霧原はニコッと笑い、こういった。
「あぁ〜…美明も信じちゃったんだ☆あれ、ただの噂!俺の友達…と、 いうか病院内の知り合いが冗談で言ったら広まっちゃってさ〜!!
さっきの先生も…まぁ、いいニュースじゃないけど違うことだよ!!」
「……え??」
…え?嘘?噂?冗談??
え?え?え……???
「ま、まぁ泣かないでよ〜!ね」
「うぁ?ぇ…?」
「俺は、死なない!約束する」
—ニコッ。
いつもと同じ笑顔。屈託のない…いつもの…
「よかった…ぁ…う…ぅぁあぁ…」
—泣きやめなかった。
嬉しくて。安心して。
「…今日はごめんね…ありがとぅ」
「いいよ、俺もあいつにはちゃんと言っとく」
「うん」
私は、しばらくして泣きやんでから言った。
でも、本当によかったぁ…
「じゃあ、またあした」
私は霧原にどう告げると病室を出た。
- Re: 『好き』 〜私たちの最初で最期の恋〜【参照150突破!!】 ( No.33 )
- 日時: 2013/05/02 19:41
- 名前: YuU【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)
霧原目線
「…美明、もう…中に入っても平気だよ?」
俺が、そう声をかけると美明は慌てた様子で病室に入ってきた。
「?」
美明が俺の顔を見るなり、固まってしまった。
あ、あれ?目、赤くなってる…?
俺は、とりあえず話題を変えるべく
「ぁ…さ、さっき先生は…ね〜」
と、言った…が。
最悪の話題を選んでしまった。
「おれ、あと5か月で死んじゃうから〜www」
なんて、言えない。し、言いたくもない。
しかし切り出しておいて何も言わずには言えないから
「…じ、実は」
—頑張った。
でも…俺は驚いた。すごく…なぜって。
美明が・・・泣いているから・・・。
おれが驚いていると、美明は言った。
「ごめん…っ…私…聞いてた…っ…!聞いてたの…霧…原が…あと5か 月しか…もたないって…っ」
—え?聞いてた?誰に?先生に?看護師に??
いや、待って?待って、待って…?
いま、俺にできる最善の事は—…
「あぁ〜…美明も信じちゃったんだ☆あれ、ただの噂!俺の友達…と、
いうか病院内の知り合いが冗談で言ったら広まっちゃってさ〜!!
さっきの先生も…まぁ、いいニュースじゃないけど違うことだよ!!」
「……え??」
—嘘をつくこと。
これ以上、美明に心配も迷惑もかけたくない。
だから俺は、笑った。
「おれは、死なない!約束する」
かなうはずもない約束。
ごめん…本当にごめん。ごめん。ごめん。ごめん。
でも、美明は泣きやまなかった。
正直、すごく焦ったが多分、安心感からだと思う。
「また明日」
美明が病室をでた後…俺は、泣きました。
- 余命宣告から2日経過。 ( No.34 )
- 日時: 2013/06/19 20:48
- 名前: YuU【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)
新キャラ☆市川 翔太とうじょー!!
美明目線
それは、霧原への花選びに 迷っている時だった。
「あれ、君 先週も来てたよね?」
ふと、声をかけられ顔をあげる。
「あ、僕 市川 翔太って言います。君は?」
「え…えっと、藤崎 美明です…?」
「へぇ!美明さん、いい名前ですね!
…あ、いきなりゴメンナサイ、僕 ここの息子…って所です。
美明さんの事、いつも気になってたんです…お友達になって頂けます か??」
私より多分…少し年上くらいの薄型のメガネをつけた男性がニコッと笑う。
大人っぽいし言葉遣いもすごく綺麗なのに「友達」って…
私はふきだしてしまい、あわてて口をふさぎ
「ありがとうございます、いいですよ、よろしくお願いします!翔太さ ん…で、いいでしょうか?」
と、できるだけ丁寧な言葉を選んで会釈をした。
「はい、それで構いませんよ。あ…もし、よければ 今からお茶にでも行 きませんか?会ったばかりなのに、すいません」
おぉ!!藤崎 美明 初めて なかなかのイケメンさんにお茶に誘われました!!
でも、これから病院に行くし…、私がそう言うと彼は
「そうですか…あの、差しつかえなければ僕も行ってよろしいでしょうか。その方とも会ってみたいんです…それに……いえ、なんでもないです」
「…いいですよ!」
私は、すこし積極的な彼に不安を抱いたが私は何故だか
彼なら信用できるような気がして、OKをしてしまった。
- 同じく、余命宣告から2日。 ( No.36 )
- 日時: 2013/06/19 20:50
- 名前: YuU【ゆう】 (ID: Pmy7uzC3)
美明目線
霧「誰、その隣の人」
あれ?
私たちが病室に入ると、霧原が いつもの姿からは想像の
できないような雰囲気で聞いてきた。
美「え…と…霧原…?あ…えっと…この人は」
翔「はじめまして、市川 翔太といいます。
東海大学の法科大学院の1年生ってところです。
君は…霧原 輝くんですね…
よろしくお願いします、って感じです」
私が説明しようと(って言っても名前くらいしか知らないけど…)
すると翔太さんは、紳士的な笑顔で霧原に顔を近づけた。
でも、翔太さんって「って、ところです」とか「って、感じです」が
口癖なのかな?
美「えっ…東海…!?
へぇ〜!!すごいですね!!あそこですか!!
すごい名門ですよね!!」
翔「ありがとうございます、美明さん。えぇ、僕は弁護士を目指しているので。」
霧「…ふ〜ん、法科大学院に弁護士ですか。
美明とは、どういう関係でここに来たのか見当もつきませんね」
翔「関係ですか…?そうですね…恋人って所です」
美&霧「「ッ!!?」」
翔「ははっ。二人とも面白いですね。ジョークですよ、って感じです」
霧「美明、おれコイツ気に入らない」
美「霧原!?しょ、翔太さんも…も〜…」
何か、二人の空気がこわい…ぃぃ
何で?どうなってんの??
翔「美明さんは、かわいいですね!」
霧「無視しないでいただきたい」
美「え…えっと…???」
翔「無視なんて とんでもない。きいてなかっただけですって感じです」
霧「逆にイラつくのは俺だけでしょうかねぇ??」
美「ど…どうした…」
翔「はい、そうだと思います」
霧「・・・・・・」
翔「無視ですか?」
霧「吐き気がする、多分そいつのせい。看護婦よんで、美明」
美「あはは〜・・・・・・」
なんか、もういやだ・・・
美「あ、あの…翔太さん…また今度…に」
翔「えぇ、分かりました。これ、メアドです。今度、お茶にいきましょうね」
美「はい〜では」
…疲れたぁ…もう…何だったの。
- Re: 『好き』 〜私たちの最初で最期の恋〜【参照170突破!!】 ( No.37 )
- 日時: 2013/05/03 23:52
- 名前: マルフォイ (ID: ylrcZdVw)
面白いです!
また来ます!!
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