コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- これってラブコメ?
- 日時: 2014/11/25 17:46
- 名前: 夕陽 (ID: jP/CIWxs)
こんにちは!夕陽です。
前作が完結したので新しいのを書き始めることにしました。
アドバイスなどをいただけると嬉しいです。
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- Re: これってラブコメ?(題名変更) ( No.68 )
- 日時: 2014/04/05 20:49
- 名前: 美月 (ID: lMEh9zaw)
こんばんわ!
更新頑張って下さいね(´・ω・`)
- Re: これってラブコメ?(題名変更) ( No.69 )
- 日時: 2014/04/05 20:59
- 名前: 夕陽 (ID: ofW4Vptq)
エピローグ
「えー。天と真琴、私をだましてたの!?」
空と仲直りできた次の日、私は天に真相を聞かされ、非難の声をあげた。
「ごめんごめん。翼ならすぐに気付くかと思っていたから」
天は悪びれもせずに言う。
だからって。
「それに、二人ともデートとかした事ないんじゃないかって凛がすっごく心配してたんだよ! だからこの作戦思いついたんだ〜」
まあ、ほとんど凛たちのアイディアらしいけど。
「でも、空まで私のことだましてたなんて!」
「空先輩は途中で魔法の効果消えちゃったからね。でも、それだけ翼は好かれているんだってことじゃん」
どういう意味?
「だって、あの魔法、あくまで助長するだけ。正反対の思いは効かないんだよ」
つまり、空は私のこと好きだということ?
そんなのただの思い上がりだ。
「いや、翼の最初の考えであってるよ」
そうなの?
「この私を誰だと思ってるの? 天使の天だよ!」
天は胸を張って告げる。
「確かにそうだね」
私は呆れながら天の言葉に頷く。
「翼、いる?」
その時、私の好きな人の声が聞こえた。
「うん、いるよ」
私は大声で返事し、階段を下りる。
「一緒に、お出かけしない?」
空は穏やかに微笑む。その言葉に私は
「うん!」
と肯定の返事をした。
- Re: これってラブコメ?(題名変更) ( No.70 )
- 日時: 2014/04/05 21:03
- 名前: 夕陽 (ID: ofW4Vptq)
みーちゃん
コメントありがと!
一応本編これで終わりだけど、多分番外編あると思うからまた見に来てね!
この話を見に来てくれた方へ
上にも書いたとおり多分本編は終わりになります。
でも、ラブコメ(多分)なので、もう少し恋愛がほしい! と思ったので番外編(もしくは後日談)を更新する予定です。
あと、こんな話書いて欲しい! などの希望がありましたら、遠慮なく言ってください。書く努力はします。
- Re: これってラブコメ?(題名変更) ( No.71 )
- 日時: 2014/04/06 19:10
- 名前: 夕陽 (ID: ofW4Vptq)
番外編
「お待たせ、待った?」
時刻は九時五十分。集合時刻の十分前にもかかわらず、空はもう来ている。
「……いや、僕も2分くらい前に来たばかり」
じゃあ、いつも通り五分前に行こうとしたら七分も待たせた事になるのか……。
「ごめんね? 遅くなっちゃって」
「……別に気にしてないから。早く映画行こう?」
空はそう言って私の手を引っ張る。
とりあえず、ここで現状を整理しておこう。
まず、今日は映画館に行く。
次に、今日は空と二人きり、つまりデートだ。
そして、映画のあと遊園地に行く。
うん、これで全部だ。忘れている事などないはず。
なんで、空と映画に行く事になったかは割愛。思い出すのが恥ずかしいし。
「どうしたの?」
あまりに黙りっぱなしだったので心配させてしまったらしい。
「ちょっと、考え事してて」
私は、とりあえず本当のことを言う。実際考え事してたし。
「……もしかして、仁の事? また、なんかした?」
どうやら、仁がまた暴走したと思われたらしい。
「いや、お兄ちゃんは大丈夫。今日の事で考え事してて」
最近、お兄ちゃんはバイトとかで忙しいらしく、そんなに顔を合わせない。前会ったのは……二日前か。
「そうなんだ。それから、もう着いたよ」
空の指差した方を見ると映画館があった。
「じゃあ、入ろう?」
私と空は映画館へと入った。
「楽しかったね!」
映画を見終わり感想を言い合う。
「……うん」
そろそろお昼の時間だ。
「どこか、レストランに行かない?」
私は空をレストランに誘う。
「……うん、どこ行く?」
その言葉に私は、近くにあったファミレスを指摘する。
私達はファミレスの扉を押した。
「これ、おいし〜」
私は頼んだピザを食べ、やっぱりこの店のこのピザはおいしいと再確認する。このメニューは、この店に来ると必ず頼むものだ。
「……翼、おいしそうに食べるね。僕にも一口ちょうだい」
空はハンバーグを食べている。
「うん、いいよ」
私は、ピザの一切れを空の口元に持ってく。
その行為に空はびっくりしたようだがすぐにそのピザを食べる。
「……あの、翼。それちょっと恥ずかしいかも」
食べ終わった時、空が言った。
「え? 何が?」
わけが分からず面食らう。その時、ある人の呟きが聞こえた。
「あのカップル、あ〜んしてる。仲いいなあ」
どうやら、高校生の友達グループのようだ。
「あ、ごめん」
私は失態に気付く。よく、恥ずかしがらず出来たものだと自分で感心してしまう。
「……いや、別にいいけど」
空の顔も少し赤くなっている。
私達は顔が赤いまま食事を終えた。
「次は、遊園地!」
私は昨日たてた予定通りに遊園地に行くよう促す。
まあ、ここから電車で十分くらいだけど。
「着いた〜」
着いた先はもちろん遊園地。休日なので結構混んでいる。迷子にならないか心配だ。
その時、私の手に温もりを感じた。驚いてみてみると、そこには空の手が、私のてを包み込んでいた。
「……迷子になったら困るから」
「うん」
なんか嬉しいような恥ずかしいようなくすぐったい気持ちで私は空の手を握り返した。
「あの、空。もしかしてここはいる?」
私はこわごわとたずねる。
「翼、苦手?」
空は不思議そうに首をかしげる。
さっきまでは普通に楽しかった。けれど、お化け屋敷はちょっと……。
「……大丈夫? じゃあ、行こう!」
無言の肯定と思ったのか、ずんずん進んでいく。
「まってよ〜」
「うぅ、怖かった……」
まだ涙目の状態で空に訴える。
「……こんなに怖がるとは思わなかった」
空は声を抑えて笑っている。
「空はおかしい! なんで怖がらないの!?」
「だって、怖くないし」
「即答!?」
いつも……つけてしゃべるのに。
「それに」
ここから小さい声で
「翼に抱きつかれて嬉しかったから、怖いの忘れちゃった」
笑ってそういうことを言う空に
「ひどい」
と小さく呟いてそっぽ向いた。
「ごめんね、翼?」
「……空なんか知らない」
「ほんとにごめん!」
「……嘘だよ、好きだよ」
これでさっきの借りは返してもらったしいいとしよう。
「……びっくりした」
元の表情に戻っちゃったのが残念だけど。
「送ってくれてありがとう」
もう、太陽が傾いてきたので帰ることにした私は家まで送ってきてくれた空に感謝の気持ちを伝える。
「……女の子なんだから、何かあったら大変だよ」
そんなこといってもまだ五時だ。
「さすがに心配しすぎ。でも、ありがとう!」
「……じゃあ、また明日」
少し寂しいが、明日学校で会える。
そう言い聞かせて私は空を見送る。
「……その前に」
空はこちらを振り返る。と、同時に空の顔がアップになる。
キスをしている。
その考えに行きつくのに時間がかかる。
しばらくして唇が離される。
「……この前は翼がしてくれたから」
そういって今度こそ振り向かずに帰る。
私はその姿を呆然と見送った。
—END—
ちょっとは甘めに出来たかな?
というわけで、番外編はおしまい。
ネタが思いついたらまた書きます。
あと、ネタ提供してくれれば書きます。
よろしくお願いします!
- Re: これってラブコメ?(題名変更) ( No.72 )
- 日時: 2014/04/06 19:45
- 名前: 美月 (ID: L0JcGsyJ)
夕ちゃん
面白かったよ!
空かっこいい☆★
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