コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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これってラブコメ?
日時: 2014/11/25 17:46
名前: 夕陽 (ID: jP/CIWxs)

こんにちは!夕陽です。
前作が完結したので新しいのを書き始めることにしました。
アドバイスなどをいただけると嬉しいです。

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Re: 森にある泉には天使と悪魔が住んでいるらしい  ( No.38 )
日時: 2014/02/02 11:16
名前: 寂一 手伸 (ID: AwgGnLCM)
参照: http://www.kakiko.info/youtube/index.php?mode

分かりました!

Re: 森にある泉には天使と悪魔が住んでいるらしい  ( No.39 )
日時: 2014/02/04 22:24
名前: 夕陽 (ID: YpJH/4Jm)

寂一 手伸さん
コメントありがとうございました!

あと、少し時間があるので短編書きます。


短編 紅葉学園では今、テスト期間らしい

「あー、まだ国語と数学と理科と社会と英語やってない!」
 今、紅葉学園ではテスト期間だ。
 ちなみに九教科ある。
 一日目は国語と社会と音楽、二日目は数学と理科と美術、三日目は英語と体育と技術(もしくは家庭科)と三日に分けて行われる。
「やばいじゃん、それ。せめて明日の国語と社会はやっといた方がいいよっ」
 天が私のベッドの上でゲームをしつつ言った。
「確かにそうだけど……。っていうか天、余裕そうだね」
 テスト前(しかも明日から)なのにゲームしているなんて。
 そんなことしたら三桁いかないよ(テストの点数が)。
「だって、そんなの天使の力で解決できるしっ」
 ま、まさか……カンニング?
「ちがうよっ。天使は記憶力いいから授業中聞いただけで覚えられるんだよっ」
 いいなあ。私にも記憶力があれば……。
「じゃあつける? 記憶力」
 出来るの?
「もちろん。このネックレスを使えばね」
 そういって目の前に突きつけられたのは青い石がぶら下がっているだけのネックレスだ。
「これはね、魔法の石なんだ。これをつけて一度読んだり書いたりすると完璧に覚えられるんだ。その代わりこのネックレスをしていないと忘れちゃうけど」
 それは便利だね。貸して!
「いいよ。じゃあ、勉強しようか」
 貸してもらえたので私は夜中まで使って何とかテスト範囲を暗記した。


 次の日。
 いつも通りに朝食をとったり、身だしなみを整えたりしてネックレスをつけたのを確認し
「いってきまーす」
 と学校へ向かおうとしたとき、真琴に
「翼、学校でのネックレス着用は校則違反だぞ?」
 と指摘された。私は急いで生徒手帳を見る。

 校則
 勉強に不必要なものを持ってきてはならない。持ってきた場合は没収。

 ほ、ほんとだ……。
 天のほうを見ると、ばれたかというような顔をしている。
「私をだましたな!」
「だまされる方が悪いんだよっ」
 天はそういうなり逃げた。
 全く逃げ足だけは速いんだから。
「真琴、私今日休んでもいいかな?」
「だめだ」
 即答された。私はしぶしぶ学校へ向かった。


 数日後、テストが返ってきた。
 一日目以外の教科はぎりぎり平均超えたが、国語、社会は十点台だった。ちなみに国語十五、社会十二。この二つは追試決定だ。最悪以外のなにものでもない。
 私は責任転嫁をするために天を探す。
 いた。教室の隅に隠れているがバレバレだ。
「天! どうしてくれるの!?」
 私は怒ったが、天はにやりと笑って、
「やっぱり、それくらいだよね。点数」
 と私に聞こえるくらいの大きさで呟いた。
 うざい。わざわざ、私にきこえるように呟くところや、何気なく百点取っているところとか。(後で聞いた話だと、九百点中八百七十七だったらしい)
「放課後、図書室来てね。勉強教えてあげるから」
 上から目線とか、絶対行きたくない。

 しかしやっぱりきてしまった。
 図書室へと。
 あけて天の指定された席(図書館は広いので行き違いにならないため)にいくと、
「翼さん、勉強不得意?」
 空先輩がいた。
 え? なんで?
「えっと、何で空先輩がここに?」
「谷口さんに……頼まれた」
 そういわれて差し出された手紙を読むと、こんな事が書いてあった。

 やっほー。よかった、上手く引っかかってくれて。これで空先輩との接点が増えたね! まあ、いろいろがんばって!

 あの天使、図ったな。
 でも、空先輩と勉強するのは嬉しい。そこだけは感謝。
 そういうわけで私は何とか追試は合格した。

—END—

Re: 森にある泉には天使と悪魔が住んでいるらしい  ( No.40 )
日時: 2014/02/06 19:12
名前: 夕陽 (ID: NbE37YYW)

十八話③ 翼と天と真琴はなずなの天使と話し合いをするらしい

 そこにいたのは、


——蘭。


「やっぱり」
 私の横から呟きが聞こえた。
「天、分かってたの?」
「うん、この館に入った時から」
 何で分かったの?
「この館、魔法で改造されていたから。そういう魔法が使えるのは蘭だけだし」
 なるほど。
 そんな会話をしていると、蘭が気付いてこういった。
「ばれてしまったか。残念だな。もう少ししたら空は主のものだったのに」
「でも、なずなさんは空先輩の事もう諦めたって——」
「そんなわけないだろう。主は小さい頃から好きだったからな。それこそはじめてあった小学二年生の頃から」
 言っていたじゃん、と言おうとしたとき蘭にさえぎられた。
 そんな……。
 ショックで放心している私の代わりに天が本題を切り出した。
「ところで、蘭。ちょっとお願いがあるんだ」
 その言葉に蘭の眉がピクッと上がった。
「空に関することか?」
 明らかに警戒している声音だ。
「そうだよ。なずなさんと翼、二人で空先輩に告白するの。それでそのときに空先輩に選んでもらうんだよ。恨みっこなしで」
 天は単刀直入に聞いた。もうちょっとソフトに言えばいいのに……。
 蘭はしばらく考えていたが、数秒後口を開いた。
「いいぞ。その代わり、消えても知らないがな」
 その言葉を残して蘭は消えた。
「天、いいの?」
「うん。大丈夫だよ」
 翼なら出来る。そういわれているような気がして私はがんばらなきゃなと思った。

 館を出ると、真琴がまっていた。
「よかった。心配したんだぞ?」
 そしてふと私のブレスレッドに目を留めて
「これ、役に立ったみたいでよかった」
 と笑った。こうしてみると真琴は美人だ。
 大人っぽいというよりボーイッシュな感じだろうか。
 もし、真琴が空先輩を好きになったら勝ち目ないな……。
「大丈夫だよっ。真琴には悪魔の世界に好きな人がいるもん!」
 爆弾発言が飛び出した。
 え? 真琴って好きな人いたの。
「そ、それは違うっ。別に好きなんかじゃ……」
 珍しく赤くなっている真琴。
 まあ、今日はいじるのはやめておこうか。
「ありがとう、翼!」
 なんか神様を見ているかのような目で見られた。
 ……まあ、その分明日いじるけど。
「僕の感謝を返せっ」
 その声を聞きながら私は家までダッシュした。

 どうやって告白するかを考えながら。

Re: 森にある泉には天使と悪魔が住んでいるらしい  ( No.41 )
日時: 2014/02/06 21:08
名前: 狐 (ID: jAQSBAPK)

夕陽さん

こんにちは^^
いよいよすごいことに……修羅場ができつつありますね!
空くんもてますなぁ(笑)

>>39の短編が、可愛くて好きでした(^^)
天ちゃんって結構天使ですね!←失礼(笑)
ずるをすることは許さないけど、なんだかんだ翼ちゃんを幸せに導いてるところが、とても素敵だと思いました(*^^*)

私もこんな短編が書けたらいいな……と(^_^;)

執筆頑張って下さい!

Re: 森にある泉には天使と悪魔が住んでいるらしい  ( No.42 )
日時: 2014/02/07 22:47
名前: 夕陽 (ID: KxjXeDNq)

狐さん
空、もてますね。修羅場になるかなあ。(翼となずなの性格的に)

短編、好きといってもらえて嬉しいです!
まあ、天も一応天使ですからね……。

コメントありがとうございました!


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