コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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気まぐれ短編集〜ブレイクタイム〜
日時: 2017/02/18 17:23
名前: ゴマ猫 ◆js8UTVrmmA (ID: Mt7fI4u2)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=34896

 
 初めまして、ゴマ猫です。

 以前からやってみたいと思っていたのと、文章力を上げるためにも短編集を今回やってみる事にしました。
 気まぐれに書こうと思ってるので、更新は基本的に不定期です。シェフの気まぐれサラダ的なやつです。はい。
 ライトな話から、少々シリアスな話まで、色々な物語を書けたらなと思っています。読んで頂いて、少しでも面白かったと思ってもらえたら嬉しいです。


 参照が8000を超えました!
 読んでくださった皆様ありがとうございます!


 以下は、自分が書いた作品です。短編集を見て「この人の違う作品も見てみたい」と思ってくださった、心優しい読者様は是非どうぞ。リンクをTOPページと1ページ目に貼りつけておきます。

 【日々の小さな幸せの見つけ方】
 こちらで初めて書いた小説です。騒がしくも穏やかな、日々を描いた作品です。文章が結構拙いかもしれません。完結作品です。

 【俺と羊と彼女の3ヶ月】
 2作目です。可愛いけど怖い羊が出てきて、記憶を消されないため、主人公が奔走します。完結作品です。
 この作品は、2013年夏の小説大会で銀賞を頂きました。投票して下さった皆様、ありがとうございます!

 【ユキノココロ】
 3作目です。高校2年生の冬、清川準一はひとりの不思議な少女と出会う。主人公達の過去と現在の想いを描いた作品です。完結作品です。



 【お客様】

 スルメイカ様 

 記念すべき一人目のお客様。続きが気になると言ってくださった優しいお客様です。

 朔良様

 綺麗で繊細な描写をされる作者様です。とくに乙女の『萌え』のツボを知ってらっしゃるので、朔良様の作品を好きな読者様も多いです。かくいうゴマ猫もその一人ですね。

 はるた様

 爽やかな青春ラブコメを書かれる作者様です。甘酸っぱい成分が不足しがちな読者様は、はるた様の作品へどうぞ。言葉遣いなど、とても丁寧な作者様です。

 八田きいち。様

 さまざまな小説を書かれる多才な作者様です。いつも着眼点が面白く、続きが楽しみになるような作品を書かれています。

 峰川紗悠様

 長編ラブストーリーが得意な作者様。
 更新も早く、一話一話が短めなので長編と言っても読みやすいですよ。

  覇蘢様

 ゴマ猫の中では甘いラブストーリーを書く作者様で定着しております。いつも読んでいる人を惹きつけるようなお話を書く作者様です。

 コーラマスター様

 コメディが得意な作者様。ゴマ猫の個人的な意見ですが、コメライでコメディ色を全面に出している作品、またそれを書く作者様は少ないです。おもわず笑ってしまうような物語を書かれています。

 澪様

 丁寧な描写で読みやすく、物語の引きが上手で続きが気になるような作品を書かれてる作者様。その文章のセンスに注目です。

 せいや様

 ストーリー構成が上手い作者様。
 ゴマ猫の個人的な感想ですが、どこかノスタルジックな印象を受けます。物語のテンポも良いので、一気に読み進める事が出来ますよ。

 佐渡 林檎様

 複雑・ファジー板の方で活動されている作者様です。
 短篇集を書かれているのですが、読み手を一気に惹き込むような、秀逸な作品が多いです。気になるお客様は是非どうぞ。

 橘ゆづ様

 独特な世界観を持つ作者様です。
 普段はふわふわとした印象の作者様なのですが、小説ではダークな作品が多く、思わず考えさせられるような作品を書かれています。

 狐様

 ファンタジーがお好きな作者様。
 複雑ファジー板の方でご活躍されているのですが、ストーリー、設定、伏線、描写、全てにおいて作りこまれており、気付いた時には、いつの間にか惹き込まれている。そんな作品を書かれています。

 村雨様

 コメライで活躍されている作者様。
 バランスの良い描写と、テンポの良さでどんどんと読み進められます。今書いていらっしゃる長編小説は思わずクスッと笑ってしまうような、そんな面白いコメディを書かれています。

 ハタリ様

 遅筆気味なゴマ猫の小説を読んで頂いて、また書いてほしいと言って下さったお優しいお客様です。

 こん様

 多彩に短編を書き分ける作者様。
 読みやすい文章と、心理描写が上手です。

 亜咲りん様

 複雑ファジー板の方でご活躍されている作者様。
 高いレベルの文章力とダークな世界観をお持ちで、読みごたえのある小説を書かれています。読めば物語に惹き込まれる事は必至です。


 【リクエスト作品】

 応募用紙>>80(現在募集中)

 【朔良さんからのリクエスト】
 彼女と彼の恋人事情
 >>87-91 >>96 >>99-104

 【佐渡 林檎さんからのリクエスト】
 無題〜あの日の想い〜
 >>127-129 >>132-140 >>143 >>146-147 >>154




 【短編集目次】

 聖なる夜の偶然
 >>1

 とある男子高生の日常
 >>2-3 >>6 >>9 >>14-15

 私と猫の入れ替わり
 >>18-19 >>22-28

 魔法のパン
 >>29-30 >>34 >>37-38 >>41
 >>44 >>47 >>50-51

 時計台の夢
 >>54-66 >>69-71
 (この物語はシリアスな展開を含みますので、読む際はご注意下さい。読みやすくするためリメイク予定です)

 とある男子高校生の日常NEXT
 >>72-75 >>78-79
 (この物語は前作の番外編となっております。前作の、とある男子高校生の日常を見ないと話が繋がりません)

 雪解けトリュフ
 >>162-163

 クローゼットに魔物は居ない
 >>167-169 >>174-178 >>179
 (この物語はシリアス展開を含みます。苦手な方はご注意下さい)

 【SS小説】

 想いの終わり
 >>166

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無題〜あの日の想い〜【14】 ( No.146 )
日時: 2015/08/31 00:57
名前: ゴマ猫 ◆js8UTVrmmA (ID: rBo/LDwv)

 水原さんの後を追いかけて、辿り着いた先は土手。
 前に真守に水原さんの話をした時に来た場所だ。さっきのガード下に比べれば明るい方だとは思うが、それでも結構暗い。夜に理由もなく女の子ひとりで来るような場所じゃない事は確かだ。

「……散歩って訳じゃないよな」

 俺は水原さんに気付かれないような距離で後ろから見守る。
 夜になると人通りが減るこの場所は、他に人の気配や音がしない。聞こえてくるのは川が流れる音だけ。ますます不思議だ。俺が頭を悩ませていると、水原さんは土手を降りて川へと向かう。そしてそのまま——

「……って、おい!」

 ——バシャンと水音を立てて川に入っていった。

「なっ、川に入った!?」

その光景を見て、慌てて俺は土手を駆け下り川に入った水原さんの腕を掴む。

「何やってるんだよ!」

「……も、森川くん……! は、離して下さい!」

 バシャバシャと激しい水音を立てながら、陸地に戻そうとする俺と、川の中心に入って行こうとする水原さん。幸いまだここは膝下くらいの浅瀬だから良いが、このまま深い場所まで行ってしまったら最悪な展開も考えられる。水原さんに何があってこんな事になったのか分からないけど、この状態で離せと言われて離せる訳がない。少し荒っぽいが仕方ないか。

「悪いけど、少し我慢してくれ」

「へっ? ひゃあ!」

 俺はやや強引に水原さんを腕を引っ張り、抱き寄せるような形にしてから陸地に向かって方向転換。そしてその体勢のまま川を出る事に成功した。


 ***


「それで、何してたんだ?」

「…………」

 土手まで上がったのは良いが、水原さんはさっきから俯いてずっと黙ったままだ。全身ずぶ濡れだし、服だって……って、俺は水原さんに向けた視線を咄嗟に逸らす。
 濡れた服が水原さんの肌に張り付き、夜の月に照らされ絹のような肌がうっすら見えてしまっていた。視界に入った瞬間、胸の中に罪悪感の波が押し寄せる。

「……あぁー、その、何だ。とりあえず濡れたままじゃ風邪引くし、帰ろう。水原さんは家近いのか?」

 俺は取り繕うように話題を変えた。
 この状態はマズイ……。下手に指摘する事も出来ないし。かと言って、このままでは水原さんが恥を掻いてしまう。頭の中はかなりテンパっているのだが、必死で平静を装う。最善策としては、人の目に触れない内に家に帰ってもらうのが一番だろう。

「……電車で2駅先です」

 そんな俺の願いも虚しく、水原さんの口から出た答えは人の目を避けようがないものだった。とはいえ、ずぶ濡れのまま電車で帰らせる訳にはいかない。何か方法……せめて服が乾くまでの間だけでも人の目に触れない場所は。
 思考を巡らせていると、一つの解決策が思い当たる。——が、とても水原さんには言いづらい。

「……もし良かったらなんだけど」

 俺はそう前置きをしてから、深呼吸をして心を落ち着かせる。
 ずっと逸らしていた視線を水原さんに向けると、水原さんは小首を傾げて不思議そうに俺を見ていた。まるでそのまま見入ってしまいそうなくらい整った顔を見ながら、意を決して俺は口を開く。

「——俺の家に来ないか?」


 ***


「……お、お邪魔しまーす」

「ど、どうぞ」

 緊張した様子の水原さんを自分の部屋へと招き入れると、心臓が早鐘打つようにうるさく鳴り、その振動が身体全体に響く。そのまま思考回路が焼き切れそうになり、頭が真っ白になっていく。
 どうしてこうなった? いや、どうしてこうなったのかは分かっているんだけどさ。俺が誘うと、水原さんは長い逡巡の後ゆっくりと頷いた。俺から言い出したのにもかかわらず、誘った本人が一番動揺しているというお粗末な展開。幸いというかなんというか、今日はまだ誰も帰ってきてない

「森川くん、お部屋綺麗にしているんですね」

「へ? あぁ、まぁ」

 あ、あぶねー、まったくの偶然だったけど、この前部屋を掃除しておいて良かった。
 好きな人を家に連れてくるっていうのに、何とかしなくちゃって気持ちが先行し過ぎて細かい所に気を配ってなかったよな。色々とトラップがありそうな予感がしてきた。
 部屋の匂いとか大丈夫だろうな? 自分の匂いは自分で分からないからな……って、俺意識し過ぎだろ! 水原さんは服を乾かしに来ただけ、だから一番近い家に来ただけであって、それ以上でもそれ以下でもない! よし。

「えーっと、服乾かしちゃおうか?」

 自らの気持ちを落ち着かせるように言ってみたが、若干声が上擦っているのは隠せない。くっ、情けないな俺。

「……は、はい。その」

 そう言って、水原さんは何か言いたそうにしながらも言えずにこちらを見ている。
 な、何だ? 何かを俺は見落として————はっ! よく考えれば、服を乾かすって事は今着ている服を脱ぐって事な訳で。それを俺の部屋で、しかも俺が居る前でそれをすすめるとか、デリカシー無さ過ぎだろ! 俺!

「わ、悪い! 洗面所あるからそこで着替えて!」

 勢いよくそう言うと、閉めていた自室の扉を開けた。俺の言い方が悪かったのか、水原さんの頬が徐々に紅潮していく。もう少しスマートに言えないものかと思うが、この状況でスマートに言える訳がない。そんな彼女を見ながら、俺も自分で分かるくらい顔が熱くなっていくのを感じていた。

 (続く)

無題〜あの日の想い〜【15】 ( No.147 )
日時: 2015/09/17 19:25
名前: ゴマ猫 ◆js8UTVrmmA (ID: y68rktPl)

「……時間が長く感じる」

 水原さんに着替えを持たせて(ちゃんと洗濯済みのシャツとハーフパンツ)待つ間に部屋の掃除。一通りチェックはしたが多分大丈夫! ……のはず。
 女子を部屋に入れた事なんてないから、どうしたら正解なのか分からない。ましてや、自分の好きな人だから余計だ。そんな事を考えていると、控えめなノックの音とともに扉が開く。

「……あ、あの、着替えありがとうございました」

「いやいや! そんな事は気にしな——」

 扉の方へ振り返ると、そこに居たのは————天使だった。
 ……いや、一瞬そう見えてしまったんだけど、それも仕方ないと思う。水原さんは見慣れた服に身を包んで、やはりサイズが大きいからか、手が袖に隠れてしまっている。それが余計に不思議な違和感を生み出していて、けど嫌じゃない。むしろ良い。

「そ、そんなに見られると恥ずかしいです」

「あ、あぁ、悪い」

 水原さん言われて、俺は慌てて顔を背ける。
 ヤバい、思わず見入ってしまっていた……。気付くと同時に顔が熱くなってくるのが分かる。片手で自分の頬を押さえながら深呼吸をする。

「……体、冷えてないか?」

「……はい、大丈夫です」

 短い言葉を交わすと沈黙の時間が流れ出す。時計の時を刻む音だけが部屋に響く。会話が続かないな……どうしたものか? とりあえず、どうして川に入ろうとしていたのか聞くべきだよな。思考を纏めると、俺は意を決して口を開いた。

「なぁ、どうして川なんかに入っていったんだ?」

「………………です」

「えっ?」

 俺の問い掛けに、水原さんは蚊の鳴く様な細い声で答える。

「……フラれちゃったんです」

「…………」

 顔を俯かせて、小さく震える身体。
 フラれた? どうして? ……いや、何を言っているんだ。氷堂に会ったあの時、別の女子を連れていた時に水原さんとも鉢合わせをした。つまり、こうなるのは分かっていた事なんだ。水原さんだって、それが分かっていたからあの時——

「……私がもう一度やり直したいって、氷堂くんにお願いしたんです」

 俺の疑問を察してか、水原さんは先回りしてそう言った。

「そうなのか……何でまた?」

 諭すような口調で俺は水原さんに問い掛ける。
 氷堂がどういうつもりで水原さんの事をフったのかなんて分からないし、分かりたくもない。ただ、水原さんを悪戯に傷付けてたのなら許せない……いや、そうじゃないな。
 本当はもっと単純で、ただ彼女の悲しい顔を見ていたくないだけなんだ。その為に俺は何とかしてあげたいなんて思っているんだ。水原さんにとっては、ただのお節介で迷惑な話かもしれないけど。

「……好き……なんです」

「え?」

「彼の事がまだ好きなんです……! でも、私の想いは届かないんです! どんなに頑張っても……私の事なんて見てくれない……だから私は……私は」

 頬伝う一筋の涙。その言葉は、彼女の胸の中につもりにつもった慟哭だった。
 こんな風に水原さんが声を荒げる事を俺は見た事がない。こんな時だっていうのに、彼女の心を乱す氷堂に嫉妬してしまう。こんなにも好きだと言われて、俺が望んでも貰える事はない言葉を貰っているから。そして、自らの気持ちを隠して水原さんに接している俺。
 俺は怖いのか? 今の水原さんとの関係を壊すのが。俺の気持ちを知ったら水原さんは軽蔑するだろうか?
 ……いや、そうじゃないだろ。どんな結果になったとしても、俺の想いは変わらない。今も、これからも。だとしたら、今のこの関係はフェアじゃない気がする。

「水原さん」

「……はい?」

 俺は水原さんの目を見つめる。大粒の涙を溜めた小豆色の瞳。澄んだその瞳はそのまま見つめていれば、吸い込まれていきそうな気さえする。空気を読むなら、いい人を演じるなら、今じゃない。
 確かに間違っていない。冷静な状況判断だ。けど、それは打算なんだ。
 今だってまっすぐに気持ちを伝えてくれて、俺がもう一度バスケを真剣に取り組もうと思わせてくれた彼女に対して、俺が好意を隠しているのはあまりに失礼なんじゃないんだろうか?
 悩ませてしまうかもなんて思ってたけど、それは自分に言い聞かせていた逃げの言葉だったんじゃないだろうか? だとしたら俺は、俺が取るべき行動は——

「……水原さんにずっと言えなかったんだけど、俺は——」


 (続く)

Re: 気まぐれ短編集〜ブレイクタイム〜 ( No.148 )
日時: 2015/09/21 17:01
名前: はるた ◆OCYCrZW7pg (ID: OgnYhGeD)






 ご無沙汰しております、はるたです。
暫くコメントできていなかったので、長々と感想を連ねてしまうということになりそうなのですが、そこはゴマ猫ちゃんの優しいお心で「また下手な感想を連ねている……」程度に受け取ってもらえたら嬉しいです。



【彼女と彼の恋人事情】
 好きな人のために苦手なことを頑張る女の子というのはやはり可愛いものですね。私もシルバーウィーク中には一つケーキを作ろうという気になりました。お菓子作りで大事なのは確かに技術とかそういうのもあるかもですが最後は「愛」だと思います。食べてもらう人のことを考えて作るときっと美味しくなる……なんてよく考えながら作るもののなかなかケーキは膨らんでくれないんですよね。あれです、技術も大事なんだなと実感させられます(笑)
 最終的に「妹」という設定に心を持っていかれましたね。あれは本当反則です。駄目です、愛莉ちゃん可愛すぎです。「お兄ちゃん」とか、なんですか、可愛すぎです(大事なことなので二回言いました)
 そして美羽ちゃんのこの台詞「陸がロリコンでシスコン願望がある変態だとしても、私は全然怒ったりしないわ」。盛大に笑わせていただきました。ロリコンでシスコン、それは相当なものですね。美羽ちゃん、きっとそんなことを言いながら内心怒ってるのでしょう。というか嫉妬でしょうね。
 そして最後までも拓斗くんの話に過激に反応する私。受験、頑張れ!と大声で叫ぶ変な人がいても拓斗くんは優しいのでスルーしてくれるでしょうか。
 キャラ全員が魅力的な作品で、とても楽しませていただきました。



【無題〜あの日の想い〜】
 バスケ……バスケ……。はるたはシュートが上手くできなくて、永遠と近くの人にパスしてましたよ。運動音痴ではないものの、授業とかでのバスケは部活とかでやっている人が目立つ競技でしたね。レイアップシュートとか足をつりそうになるくらい下手な態勢でやってましたね。おい、それレイアップじゃないだろうと某バスケ部の友人に笑われました。
 バスケ部男子たちの会話劇。ついにやにやと口元が緩んでしまいますね。そこですかさず「雨宮は、男が好きなんだろ?」発言。おー、とテンションが上がってしまった私をどうかお許しくださいませ。つい、出来心だったのです。頑張ってノーマルと言い放つ薫くんの可愛さにとても癒されました。でも本当のノーマルは自分でノーマルって言わないですよね(笑)
 彼女の居る男子高校生。なにそれ、いいな……。とか思ってしまう私はもうダメな気がします。友達にもちゃんと彼女との馴れ初めを話せるとは、私だったらできないですよ、ヘタレなので。
 出会った早々「息してないんじゃないかと思って!」という系の女子。すごい、初めてのパターンです。
 少しづつ紗雪ちゃんのことを好きになっていく優斗くん。彼女のために何か力になってあげたい、そう考えるその優しさ、とても素敵だと思いました。
 途中でバスケ部をやめさせられそうになりましたが、そういうのって本当にあるのかな、と少し怖くなりました。生まれてこの方運動部とはあまり縁がなく文化部一筋だったため、そこまで厳しい部活に入ったことが無かったので、やっぱり運動部ってこんなものなのかなと少し驚きました。
 確かにやる気のない子は来なくていい、と私も全体的に部活で言われたこともありましたが、個人的に言われると少し怖いですよね。それでも頑張る、バスケが大好きな優斗くんは格好いいです。好きなことに一途になれる、簡単ではないとおもいます。やっぱり、こういうキャラは応援したくなりますよね。
 とうとう告白だー!と勝手に叫んでいました(笑)
続きが楽しみ過ぎて無いのに下にスクロールしてしまう……((


 長々と失礼いたしました。
 続き楽しみにしています。更新、頑張ってください。

Re: 気まぐれ短編集〜ブレイクタイム〜 ( No.149 )
日時: 2015/09/22 23:51
名前: 朔良 ◆oqxZavNTdI (ID: 2IhC5/Vi)

 ご無沙汰しております、朔良です。
 最近は日常が忙しすぎてカキコに来ることが減ってしまい……皆様の更新状況におおう、となっています笑

 更新分読ませて頂きました!
 み、みみ水原さんどうしたの?! と川の中に入った瞬間、pcを凝視しました←
 水原さんは何かあると自暴自棄になっちゃう人なのかなーと思ったり。何にも見えなくなって、誰かに助けてもらわないと立ち直れないのに自分からは手を出せない人、というイメージを持ちました。
 (全く悪い意味ではないです!)

 
 家に入れるのは緊張しますよねー!汗
 動揺して色々とドジを踏む優斗君が可愛かったです笑
 もう少し心の準備をしないと、好きな女の子を家に呼んでスマートにしているなんて無理ですよね((

「俺は怖いのか?」あたりから優斗君の優しさを感じました。彼女のことが欲しいのに、紗雪ちゃんのことを思って想いに鍵をかけるのは、優しいけれど、切ないですね。
 恋愛は二人じゃないと出来ないから、独りよがりの想いは可哀想だと感じました。
 だからこそ! 頑張れ優斗君!!


 更新楽しみに待っていますね!
 頑張って下さい。

Re: 気まぐれ短編集〜ブレイクタイム〜 ( No.150 )
日時: 2015/09/22 23:53
名前: ゴマ猫 ◆js8UTVrmmA (ID: GlabL33E)

 はるちゃん

 こんばんは、コメントありがとうございます。少しお久しぶりです(^.^)
 いえいえ、ゴマ猫はいつでも良いんです。時間があって気が向いた時に「コメントしてみようか」くらいで充分嬉しいですから。
 それに、はるちゃんの感想は丁寧で凄く参考になるので、感想を頂けると改めて自分の小説がどんな感じに書けたのかが分かって、次の目安にもなります。要約すると、凄く嬉しいって事です。はい(笑)

 【彼女と彼の恋人事情】

 この作品は自分自身でも楽しく書けたのを覚えています。
 初めて三人称で書いて、色々な視点から物語を描けたので新鮮でした。
 作り手の「想い」って大事ですよね。どんなに上手に出来たとしても、それに心が入っていないと味気なく感じてしまうものです。
 ゴマ猫自身も自分で作ったパンとかお菓子を自分で食べても美味しさ半減しますもん。今日の出来はこんな感じかくらいです。やっぱり人に作ってもらった方が美味しい気がします。
 はるちゃんのお菓子も気になりますね〜、出来る事なら味見させてほしいですよ。その代わりにゴマ猫が作ったパンをあげま——えっ? いらない? そうですか( ..)
 ケーキは作る物にもよりますが、難しいのもありますよね(汗)
 前に聞いた時はシフォンに挑戦してましたよね。そろそろハロウィンも近いですしね、作ったら是非またお話聞かせてほしいです。
 愛莉の妹設定を気に入って頂けたようで何よりです(笑)
 美羽は終始あんな感じでしたね。焼きもちやきなんだけど、それを上手く言えない女の子という設定だったのであんな感じになりました(笑)
 拓斗はサブキャラなんですが、はるちゃんに気に入ってもらえて嬉しいです。きっと拓斗なら喜ぶと思いますよ〜、純情な少年なのでアタフタして照れながら喜ぶと思います。
 この作品は結構反響もありましたし、色々なアフターストーリーを考えてたので、落ち着いたら続編を書く予定です。
 長編のユキノココロの番外編もストップ状態なので、忘れた頃になるかもですが……そして無謀にも新作も考えてるという。なんか色々停滞してます。はい。


 【無題〜あの日の想い〜】

 やった、やっとこの作品にコメント来たっ! と、喜んでるゴマ猫がこちらです。
 球技って慣れないと難しいですよね。授業でやってたバスケはパスの練習ばっかしてました。とにかくゴールに入ればいいんですよ。本格的にやる場合はフォームに変な癖がついてしまうのでお勧めは出来ないのですが。

 序盤のシーンですね。雨宮は序盤と後半にしか出番がないという(笑)
 掘り下げれば面白いキャラだと思うのですが、回想シーンは一年前、つまり雨宮が入学する前のお話なので出てこないんですよね。せっかく気に入ってもらえたのに(汗)
 ノーマルじゃないとすると、BでL的なアレになってしまいますね(笑)
 ゴマ猫も話せないですよ。友達の前で恋人との馴れ初めとか、どんな羞恥プレイだ! って思っちゃいますよね。今回の優斗の回想は端折らないでせきららですし。(まぁ端折ったらダメなんですが)
 短編なのでどうしてもストーリーが駆け足になりがちなんですが、今回はじっくり心理描写を書いていって、気になるから徐々に惹かれるまでの流れを意識したのでそう言って頂けて嬉しいです(^.^)
 退部の話は余程の事がない限り、現実ではないと思います。確かに運動部は厳しいと思いますが、レギュラー争いだったりそういう所ですね。必死にやっていればいるほど、選ばれなかった時は悔しいですから。
 何かに一途で夢中な人って良いですよね。見ていてカッコイイなぁと思います。
 やっとここまで来ました……! 次回かその次あたりが最終回ですね。
 楽しみ過ぎるなんて言葉を頂けるなんて、幸せです(泣)

 いえいえ、長文感想ありがとうございます!
 はるちゃんに感想頂いて頑張れそうです! コメントありがとうございました!


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