コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 君が、好きなんだ。
- 日時: 2015/12/30 00:44
- 名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)
こんばんは、湯桁のろまと申します。
いやー、寒いですね。
皆様、どうか風邪にはお気を付けて下さい(><
・・・あまり人の事言えませんが(既に風邪気味)
さてさて、突然ですが、新しいお話でも書いてみようかと思います!
悩んだ末に至った結論→恋愛系
・・・実は恋愛ものを書くのはこれが初めてに等しいと言っても過言ではありません!
既にお分かりかと思いますが、元々文才がありません、皆無ですwつまりはかなりの悲惨な作品になる可能性大です(^-^;
ですのでどうか、期待はしないでやって下さい(元から期待なんかしてねぇよ)・・・ごもっとも▽・x・▽
尚、コメント是非、是非是非z・・・オ、ォお待ちしておりやす←
|x・)))
*少しづつ、更新していきます。更新ペースはあまり安定しません。のんびり、のろまに書いていきます*
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- Re: 君が、好きなんだ。 ( No.60 )
- 日時: 2016/03/10 20:08
- 名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)
*お知らせ*
どうも湯桁のろまと申します。
いつも読んで下さりありがとうございますm(__)m
遅くなりましたが、ここでお知らせです。
作中に出てくる、結城くんの、イメージをイラストにしました。
イラスト投稿の小説挿絵の方にのっけましたので、よかったら見てみてください。
よりキャラクターのイメージが掴めるかと思います。
宜しくお願いします。
湯桁のろま
- Re: 君が、好きなんだ。 ( No.61 )
- 日時: 2016/03/11 19:52
- 名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)
二人はやや緊張した様子で歩いていた。
二人の頬がやたら赤い。
その様子は、一目でカップルにしか見えなかった。
ーー・・・?
何故こんなにも美澪の瞳が切ないのか。
「・・・」
先程の美澪の言葉を思い出すーー・・・
『いいの。・・・もう、終わった事だから』
確か、先程そんな風に言っていた。
「・・・・・・なるほどね」
遥人は、じっと二人を見つめた。
・・・ーーそういう事か。
二人は、丁度帰るところなのか、此方に向かって歩いている。
遥人は、ゆっくりと2人の元へ歩み寄る。
「お兄ちゃん・・・?」
美澪の声がしたが、遥人は今回ばかりは無視した。
2人は、遥人の存在に気づいたのか足を止めた。
その距離、僅か2メートル程。
互いの視線が、ぶつかりあう。
「・・・どうも」
遥人は、にっこりと笑いながら言う。
2人は、戸惑いながらも、軽く会釈をする。
知らない人に声を掛けられ、恐らくびっくりしているのだろう。
まぁ、無理もない。
「あぁ。そんなに警戒しないで?怪しいお兄さんじゃあないから、ね・・・?」
ゆっくりと言いながら笑いかける。
だがしかし、自分自身思うが、話し方からして怪しくないというのは全くの説得力皆無だと思う。
笑い方だって、多分腹黒そうとか思う人の方が圧倒的に多そうな雰囲気だと思う。
「君たちのお名前、教えてくれないかな・・・?」
誰が教えるか。
内心、そうツッコミを入れた。
「失礼ですが、あなたは誰ですか?」
当然の事ながら、向かいにいる彼はそう尋ねてきた。
「俺?そうか、初対面だったね。俺は、更科遥人っていうよ。宜しくね?」
「更科・・・?」
彼は、その苗字に反応した。
明らかに、同様していた。
確信。
やはり、そうか。
「うん。君たちは?」
暫しい躊躇っていたが、やがて彼は名乗った。
「・・・結城真琴、です」
「隣の彼女は?」
「・・あ、朝雛結衣です!」
慌てて名乗る彼女。
「ふぅん。・・・君たちの事は、妹からよく聞いていたよ。・・・特に、君」
遥人は真っ直ぐ結城を見た。
結城は黙っている。
「妹・・・?」
朝雛は、呟いた。
「お、お兄ちゃん・・・?」
背後から、美澪の声がした。
「更科さん・・・」
朝雛は、息をのんだ。
「あなたたち・・・」
その場の空気が、一気に凍りついた。
- Re: 君が、好きなんだ。 ( No.62 )
- 日時: 2016/03/14 01:01
- 名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)
【これまでの主なキャラクター】
ここで一旦、これまでに登場してきた主なキャラクターを簡単にまとめておきます。
*朝雛結依*(あさひな ゆい)
西富高校3年卒業生。約7年間、結城の事を一途に想っていた。わりと活発な方で、清楚とは言いがたい。しかし恋愛に関してはかなりの消極的であり、不器用。卒業式の日にようやく結城に告白する。
*結城真琴*(けっしろ まこと)
西富高校の3年卒業生。真面目で慎重深い。女子からはモテるが、その性格のせいかなかなか長続き?しない。そしてシャイ。実は朝雛に長年想いを寄せていたようだが・・・?
- Re: 君が、好きなんだ。 ( No.63 )
- 日時: 2016/03/14 23:10
- 名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)
*更科美澪*(さらしな みれい)
西富高校3年卒業生。校内一可愛いく、先輩後輩同学年問わず非常によくモテ何度か告白されてきた。しかしこれまで一度もOKした事が無い。それは、結城に想いを寄せていたからなのだろうか?
*更科遥人*(さらしな はると)
2年前の西富高校の卒業生。美澪の兄。シスコン疑惑有り。他人(特に妹と深い関わりがありそうな人)には、かなり口調がかわる。その心は、警戒心からなのか、不明だ。二重人格(?)。そういう、つかみどころの無い人である。
- Re: 君が、好きなんだ。 ( No.64 )
- 日時: 2016/03/17 22:35
- 名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)
「そこで、一体何をしているの・・・?」
ただならぬ空気が漂う中美零は言った。
兄の顔は恐ろしい程に冷静さがあったし、何よりも結城と朝雛の表情が明らかに動揺しているのが一目瞭然である。
察するに、結城と朝雛に兄が何か言ったのだろう。良からぬ類の事を。
「お兄ちゃん。また何か余計な事言ったでしょう」
「なんの事だ」
「ごまかしても、バレバレなんだからね」
「ごまかしてねぇよ。只の挨拶してただけだよ」
結城と朝雛は、目をまん丸くさせながら遙人を見た。
「んだよ」
遙人は結城と朝雛をギロリと睨みつける。
話し方や態度が先ほどとまるっきり違うのだから多少は驚かれるのも無理はないとは思うが、さすがにここまであからさまに驚かれると何だか不快だ。
「い、いえ!何でも・・・」
結城は、慌てて視線を逸らした。
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