ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 僕の嫌いなモノ。【完結】
- 日時: 2010/01/02 15:36
- 名前: 藍羽 (ID: RCPVhHnh)
またまた消えました。何故?ショック・・・!
とにかく頑張りますー!
①
http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12222
②
http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12715
↑のを読んでからどうぞ。
①、②の順で。
♪お客さま
ジョーカー様 朝崎疾風様 架凛様 要竜(のび太)様
白魔女様 叉紗様
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- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.22 )
- 日時: 2009/12/22 20:13
- 名前: 藍羽 (ID: nkrYcvPM)
(( `o*架凛様。
みんな色々な事情があるんです。
人は壊れてしまうんです。
すごく怖いですよね。「戻らなかったら・・・」
と考えると不安で不安で・・・
自分たちが止めることもできず・・・
そのときに初めて無力さを知りました。
あー、何もできないなあ、って。
コメントありがとうございます(*- -)(*_ _)
頑張ります!
- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.23 )
- 日時: 2009/12/22 20:32
- 名前: 藍羽 (ID: nkrYcvPM)
♪第6章 光と影が一つになるまで、あと少し♪
『あ、あぁぁぁ!熱い熱い熱いーッ!ぁぁぁあ!』
『黙ってれば、こんなことしなかったんだよ』
あぁぁ、熱い熱い熱い!痛い痛い痛い痛い!
お母さんが死んで、新しいお母さんが来た。
その日から、狂い始めた。
神田沙世だけが、何故こんなに苦しむ?
まだ私は小学生なのに。酷いじゃん・・・!
今頃リオは何をしているのかな?
リオは幼稚園から小学4年生まで、友達だった。
私が転校したから、今はどうなったのか分からない。
でもね、ずっと一緒だった。
だから知ってる。
リオが伯母さんの家に行って、壊れて帰ってきたこと。
ボロボロで、生気のない瞳をした佐倉リオ。
そしてぶっ壊れた。
小鳥を殺し、猫を殺した。
最後は自分と一人の少年だった。
───・・・
─────・・・
今思えば、一人の少年って拓真くん?
じゃあ、リオは拓真くんも壊そうとした?
たまにふと、昔のことを思い出す。
よくあるのが、憎い女にやられた、火傷のこと。
今も思い出していた。
ついでにリオのことも。
今、あの女は眠っている。
何かするなら、今。
- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.24 )
- 日時: 2009/12/22 21:51
- 名前: 朝倉疾風 (ID: VZEtILIi)
この作品は、やっぱり憎しみとか、恨みとかが交差して、その中で大切なんだという気持ちもシンクロしてくるので、凄いなぁと感心します。
- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.25 )
- 日時: 2009/12/23 19:27
- 名前: 藍羽 (ID: LF8j4K3p)
朝倉疾風様。
コメントありがとうございます!!
か、か、か、か、感心しますかッ?!
凄いのでしょうか・・・?!
でもでも、とても嬉しいです。
ありがとうございます!
- Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.26 )
- 日時: 2009/12/23 19:49
- 名前: 藍羽 (ID: LF8j4K3p)
・・・やっぱり、寝てた。
神田沙世は、憎い母親を見下ろして笑う。ニイ、と。
お父さんもいない。私とコイツだけ・・・二人だけ。
───大丈夫だよぉ、今しかないもん。
そう、何かするなら今。
何する、何する、何する?
たたき起こして何かで殴ってみる?
私と同じ、大きな火傷でもする?
でも、はやくしないと、起きちゃうよー。
・・・もう二度と起きられないようにシテヤロウカ?
もう二度と会うことができないように───。
もう二度と話すことができないように───。
もう二度・・・もう二度と・・・!
「───やっぱり美世の娘は狂ってるね!」
突然憎い母の声が聞こえたと思うと・・・!
激しい激痛が、右足に走る!!
い・・・ッ?!痛い痛い痛い痛いー!!
「いぃぃいいいいぃぃぃいいいいぃぃッ?!」
痛みをこらえながら、右足を見る。
・・・や、やられたッ。
右足からは、真っ赤な血が流れていた。
何かでやられた・・・。
「ざまあみな、火傷の次はそれでよかったかぁ?」
意地悪く笑う、憎い女。
「・・・・・・倍返しにしてやるぅううッ!」
「できるモンなら、やってみなアアアアア!」
近くにあった、木の小さな椅子を両手で持つ。
ほらほらほら・・・!
あの女も、闘う準備ができたみたいだよ・・・!
私も本気でやらなきゃ駄目なんだよ?!
私が勝てば、もう二度と─────!
これで最期だよぉ、憎い女!
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