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僕の嫌いなモノ。【完結】
日時: 2010/01/02 15:36
名前: 藍羽 (ID: RCPVhHnh)

またまた消えました。何故?ショック・・・!
とにかく頑張りますー!

http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12222

http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=12715
↑のを読んでからどうぞ。
①、②の順で。


♪お客さま

ジョーカー様   朝崎疾風様  架凛様  要竜(のび太)様
白魔女様    叉紗様

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Re: 僕の嫌いなモノ。 ( No.1 )
日時: 2009/12/13 20:36
名前: 藍羽 (ID: WVvT30No)

「あー、祈里ちゃあん☆今帰ったの?」

「あぁ、リオ。そうですよ。ただいまです」

「おっかえりー」

施設に帰った祈里は、リオに手を振る。
最近、友達になったのだ。
たしか、記憶がなくなっていく病気を持つんだよね。
そのくせに、こんなに笑っている。
・・・何故?
祈里には、分かりません。
あれ。さっき、あの少年に何か言われなかったか?

「リオさ、拓真って人知ってますか?」

「拓真ぁ?・・・うんうん♪幼馴染だよ!」

やっぱりなあ。
そんな関係だったか。

「拓真がどうかしたの、祈里ちゃん?」

「何でもないです」

「・・・何でもない?」

「ただ、気になっただけなので」

ニコ、と(作り)笑いをしてリオを見た。
そして祈里は、笑顔が消えました。
何故かって?
だって・・・。
それはいつものリオじゃなかったから。

「拓 真 が 何 だ っ て ?」

リオの瞳は、曇っていた。
祈里は困りました。
・・・怖い、です。

「先ほど、会っただけで、す・・・」

「会っただけ?ふーん・・・」

貴方は誰なんですか?

「・・・・・・・え?」

どうやら、今思ったことが声に出てしまったよう。

「リオ?」

「わ、たし・・は、だ・・・あ・・・・れええええ?!」

「リオ?ちょっとお、リオ!」

ギャーギャー、ガーガー。
馬鹿みたいに表現したら、こんな感じの音。
しばらくすると、リオは気を失った。


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