ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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Got Part -神の一部- 
日時: 2011/02/21 17:00
名前: 輝咲 (ID: SSNg/Zhu)
参照: 世界は只独りの人間を残して壊れた_____

     クリックThank You★

         ●挨拶*.゜
初めまして!輝咲きざきといいます。
初投稿で下手かもしれません。
なので、優しい目で見守ってくれると嬉しいです!!
因みに、コメ&アドバイス等は大歓迎です!!

         ●注意*.゜
:荒らしや中傷はお引取り下さい
:更新が遅い(週に2回位に更新します)
:駄文です(誰か分けて下さい><)
:誤字脱字有るかと思われます
:流血等、グロ有りです、苦手な方は止めておいた良いかと

●目次*.゜
>>004 登場人物(←編集しました)
>>140 オリキャラ用紙(終了しました)
>>151 オリキャラの紹介

 序章 >>020
第1章『 裏切られる心 』>>175
第2章『 運命の出逢い 』>>176
第3章『      』
>>157・・part壱 >>158・・part弐 >>159・・part参 >>162・・part四 >>163・・part伍 >>166・・part六

番外章『 クソみたいに日常を愛する少女達 』
>>173・・part壱


         ●御客様*.゜
#くれは様 #ほみお #みんと水飴さん #幻洸様 #西戎王様
#偉薔薇様 #シルヴィン様 #main様 #ウサリンゴ様

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Re: Got Part -神の一部-  ( No.121 )
日時: 2010/08/26 14:24
名前: 輝咲 ◆7kKwdRQzyk (ID: gM9EmB37)

●2章 part九


「——衣。——零衣!」

「——あ。」

呉阿に肩を揺すられ、意識が今に戻った。
うっかり、あのフードの者が通った道を見つめていた。

「どうした? さっきから呼んでたんだぞ。」

「いや……何でもない。悪かった。」

そう言うと、視線を呉阿から逸らした。
はっきり言うと、頭が整理できなくて困っている。
夢に出てきたフードの者や、風景やチョコレートまでもが現実になると、流石に焦る。

「——そういえば、その瞳を閉ざさないのか? ずっと解放したままだろ?」

「……閉じ方を知らん。」

勿論のこと、左眼を閉じるのも、例の『声』がやってくれた。
さすがに、二度も助けてはくれない。

「『御前の場合』は、目を閉じて胸の中で唱えろ。『封印』ってな。なら、目が閉じる筈だ。」

「——『場合』? まぁいいか。」

少し、『場合』という言葉に引っかかったが、どうせ聞いても、『会社で話す。』と言われると思い、あえて聞かなかった。

(——『封印』。)

呉阿の言われたとおりに、瞳を閉ざし、その言葉を唱えた。
すると、イヤリングが次々と左眼を閉ざしていく。
あっという間に、当初のように元に戻った。
胸の炎が見えなくなって、左眼が気持ち悪いが。
零衣は無意識に手で、閉じた左眼に触れてしまう。

「さすがにそれじゃ目立つな。此れ付けとけ。」

そう言って、呉阿はスーツのポケットから、黒い眼帯を取り出した。
零衣が前まで付けていた眼帯とは違っていた。
目を保護するところは丸く、頭の後ろに紐で括る眼帯だった。
零衣はそれを無言で受け取り、頭の後ろで蝶々結びをする。

「れいちぇる似合ってるよ!」

「……は?」

零衣は言葉を失った。
いきなり、意味不明な名前で呼ばれたら、誰だって言葉を失ってしまう。

「『れいちぇる』……?」

「うん! 『れいちぇる』だよ! 『零衣』だから。」

飽きないのか、また満面の笑みで言ってくる。
私は飽きたんだがな。と零衣は胸の中で呟く。

(あ〜……面倒な奴を秘書にされたな。——クソっ。絶対にいつかアイツをぶっ飛ばしてやる。)

零衣は叶いそうにない野望を胸に刻んだ。
しかし、こっちには『力』がある。
——もしかしたら、五分五分かもしれない。

「やっと着いたぞ。」

「入ろ—!」

ボーっとそんな事を考えていると、いつの間にかあの会社のビルの前まで来ていた。
うさみはダッシュで会社に突っ込んでいく。
——改めてそのビルを見ると、一際目立つビルだった。
近くにあるビルよりも高く、数え切れないほどの沢山の窓が太陽によって白く輝いている。
零衣が突き破ってきた、入り口の自動ドアが直っていた。

「——もう壊すなよ。」

「え——!?」

耳元で呉阿にそんな事を囁かれ、戸惑いを隠せない零衣。
呉阿は何も無かったかのように、うさみに続いて会社に入って行く。

「……。」

また先を読まれたと思ったが、よく考えてみれば、ロビーで出会った、『四軌』という女がチクったのかもしれない。
つい胸の中で安堵の溜め息をついてしまった。
ふと空を見上げれば、零衣の真上には太陽が燃えていた。
反射的に眉を歪ませ、手を目の上まで上げ、陰を作る。
——暫く眺めた後、零衣も会社の中へと入って行った。


Re: Got Part -神の一部-  ( No.122 )
日時: 2010/08/23 22:18
名前: 偉薔薇 ◆aWifV7VEAQ (ID: Tdpl2T10)

保留解除お疲れノノ
んでもって、参照400突破おめでとvv

はははははは、其れを狙ってました。
今頃パニくってんだろうなぁ、って嗤ってました。
さて、またまた保留解除楽しみにしてますよノノ

Re: Got Part -神の一部-  ( No.123 )
日時: 2010/08/25 10:40
名前: 輝咲 ◆7kKwdRQzyk (ID: qDXfsznh)


偉薔薇さんへ


ありがとうございます。
保留解除すると、いつも魂が抜けそうになります。(笑
そして、本当に御陰様で参照が400突破しました。
またまた、ありがとうございます!!


狙わないでくださいって。
パニくりすぎて、よく寝れませんでしたし。(汗
保留しまくってスミマセン……。
頑張って解除します!!><


Re: Got Part -神の一部-  ( No.124 )
日時: 2010/08/25 10:55
名前: 偉薔薇 ◆aWifV7VEAQ (ID: KdG939V5)

あーあ、何かもうバレちゃった系だなvv
まあ良いけど。
俺は瓦龍、の従兄弟の偉薔薇ですノノ
改めて、宜しくぅbb

ハハハハ。瓦龍、の言うとおり輝咲っちって何か変わってるね。
そんな事で魂抜けるって((笑

ふふ、俺の事は好きなように呼んでねノノ

Re: Got Part -神の一部-  ( No.125 )
日時: 2010/08/25 11:09
名前: 輝咲 ◆7kKwdRQzyk (ID: qDXfsznh)


偉薔薇さんへ


瓦龍、さんから聞きました。
最初に聞いた時は、物凄く吹いてしまいましたが。
こちらも宜しくおねがいします。^^

か、変わってますか…?
まぁ一度瓦龍、さんに、「頭のネジ外れてる」って言われましたけど…。
自分的には、しっかり入ってるんですけどね…。
文を書くって結構疲れませんか?
自分馬鹿なんで、頭をフル回転させないと、書けないんです。><
だから、書き終えると、いつも魂が抜けそうになるんです。

好きなようにですか?
……「偉薔薇っち」?(笑



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