ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Ruin〜破滅〜【完結:番外編連載中】
- 日時: 2011/08/09 18:30
- 名前: ルナ (ID: e83t2LuI)
はじめまして。ルナと申します。
初めてここで小説を書くので、色々わからないことがありますが、宜しくお願します。
まず、この小説の注意事項です。必ず読んでください。
*かなり好みが分かれると思います。
*時々ギャグです。でも、基本はシリアスな感じです。
*少々グロイところがあるかもしれません。
以上でも「大丈夫!」という方は、小説を読んでくれるとうれしいです。
ここで、ちょっとした登場人物の紹介をしたいと思います。
【主人公】
名前:Ruin
容姿:銀で長い髪。瞳は赤。ネコ耳としっぽが付いているのは誰かさん の趣味。水色のふわっとしたワンピースを着ている。
【その他】
名前:小川 学
Ruinの父で、最高の科学者。故人。
名前:松田優美
Ruinの新しい引き取り手。20代前半の新米科学者。
名前:天城直弥
松田博士が想いを寄せている男性。Ruinは相当彼を憎んでいる。
時代は平成です。Ruinはサンフランシスコから東京に引っ越してきました。
どうぞ、宜しくお願い致します。
お絵カキコ4号館にRuinの絵があります。気になる人は見てみてください。
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- Re: Ruin〜破滅〜【番外編アンケート中】 ( No.26 )
- 日時: 2011/01/28 17:25
- 名前: スサノオ (ID: pIrKYmvX)
こんにちわ!
小説図書館で見て拝見させて頂きましたが、凄いと思います!
感動しました!
頑張って更新してくださいね。
受験勉強も頑張ってください!
まあw自分もあと10日で受験ですがww
アンケートに答えさせていただきますと全て見たいと言うのが本音ですww
どれか……といわれると2番の映画館に行く話がいいですw
騒ぐ様子が目に浮かんでくるようでww面白そうですww
- スサノオ様へ ( No.27 )
- 日時: 2011/01/29 10:10
- 名前: ルナ (ID: XvkJzdpR)
小説図書館から来てくださったのですね。
ありがとうございます。
番外編全部ですか・・・。茉莉花さまもそうおっしゃっていたので、頑張ってみましょう^^;
あと10日で受験なんですか・・・!応援してます、頑張ってください!私も更新&受験勉強、頑張っていきたいと思います。
これからも、「Ruin〜破滅〜」の応援、よろしくおねがいします。
- Ruin〜破滅〜【第5章 思い出のあの丘で 第1話】 ( No.28 )
- 日時: 2011/01/29 10:32
- 名前: ルナ (ID: XvkJzdpR)
『わぁ・・・!すっごく綺麗・・・。』
『ははは、そうだろう?Ruin。ここは私のお気に入りの場所なんだ。』
沈み行く夕日に街の建物が照らされ、とても幻想的な風景。
『“あの人”とも、よくここに来たものだ・・・。』
『? “あの人”って・・・誰?』
『あ?あぁ・・・。私の凄く大切な人だよ。もうこの世にはいないがね。お前のデザインのモデルになった人だ。』
『・・・。』
『さぁRuin。記念に2人で写真を撮ろうか。』
『・・・。うん!』
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ぱちっ・・・。
うっすらと目を開ける。久々の清々しい目覚め。今日の夢はいい夢だった。私の持っているこの写真を撮ったときの話・・・。松田博士に話を聞いてもらったから、このいい夢を見ることが出来たのだろうか。
あの丘・・・。なんていう名前の丘だったっけな。もう1度行きたい。
確か、東京にあったはずだ。探してみよう。
「ねぇ、Ruin!」
「! おはようございます、松田博士。何の御用でしょうか。」
資料室へいこうとした私を、松田博士が呼び止める。
「あのさ、今日の午後、私のお気に入りの場所にいかない?なんか急にいきたくなっちゃってさ・・・。1人で行くのもなんだし、Ruinも一緒に行こうよ。」
松田博士のお気に入りの場所か・・・。いいかもしれない。もしかしたら、そこに行く途中に、あの丘を見つけられるかもしれない。
「いいですよ。一緒に行きましょう。」
「よし!そうときまったら、洋服を選ばなくっちゃね!」
「?」
何故そんなに気合を入れるのだろう・・・。おしゃれしていかなければならないような場所なのだろうか。
その真意を知るまで、あと少し。
- お知らせ。 ( No.29 )
- 日時: 2011/02/03 17:27
- 名前: ルナ (ID: XvkJzdpR)
参照が200を突破いたしましたので、アンケートを終了し、番外編を書こうと思います。アンケートに答えてくださった茉莉花さま、スサノオさま、ありがとうございました。
では、最初は茉莉花さまリクエストの、『2人で研究所を大掃除する話』からいきたいと思います。
では、どうぞ
- Ruin〜破滅〜番外編【季節外れの大掃除。】 ( No.30 )
- 日時: 2011/02/03 17:43
- 名前: ルナ (ID: XvkJzdpR)
全てはこの一言から始まった。
「Ruin、大掃除しよっか!」
「は?」
こんな季節に誰が大掃除をしようなんて思いつくのだろうか。松田博士しかいるまい。別にいやというわけではないのだが、日本の風習ではこういうのは年末にするものではないのだろうか?まったく、松田博士は何を考えているのかわからない・・・。
「Ruin〜?ゴミ袋持ってきて〜!!」
「あ、はい。」
呼ばれたので、ゴミ袋を持って松田博士のところに行く。
「どうぞ。」
「あ、ありがとう〜」
何を捨てるんだろうか。
「あの・・・。何を捨てるんですか?」
「ん?これよ、これ。」
「?」
松田博士の手元を見てみると、そこにあったのはなんと大量の“蝉の抜け殻”だった。
「Σ!!!?」
「えへへ、これ集めるの大好きなんだよね〜♪」
待ってくれ、人はそういうのを集めたりはしない。幼い子ならまだしも。
私が呆然としていると、
「あ、これも捨てよう。」
次は何だ。
「!!」
「うーん、かわいいんだけど・・・。ちょっと邪魔なんだよねー・・・。」
松田博士が持っていたのは袋いっぱいの“どんぐり”だった。どんだけ幼稚なんだ。
「よし、思い切って色々捨てようー!」
「・・・。」
一人気合を入れる松田博士と、一体これから何が出てくるのか不安でたまらない私。第三者から見ればまことに異様な光景であっただろう。
数時間後。
「やっと片付いたね!」
「・・・はい。」
すっごく満足げな松田博士。でも私は疲れた。さっきの二つのほかにも、賞味期限切れの醤油とか、何年前のかもわからぬ数学のテストだとか(もちろん松田博士の、だ。)、きのことか、きのことか・・・。色々あった。
「じゃー、夕飯つくろっか。」
「ええ。」
疲れたけれど、スッキリしたとある一日の話。
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