ダーク・ファンタジー小説

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殺人病棟
日時: 2016/03/07 18:06
名前: 死蘭 (ID: zflF3NFd)

こんにちは。死蘭です。
このお話は少しグロい表現を使いますが、そこは気にせずに読んでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。

Re: 殺人病棟 ( No.16 )
日時: 2016/03/13 16:26
名前: 死蘭 (ID: zflF3NFd)

戦闘は終盤を迎えていた。私達はひどく疲れていたが、あちらは全く疲れていないようだ。 バンという銃声の後に勇ましい声が病室内に響き渡る。
「なあ!そろそろ降参して俺に殺されたらどうだ!?もう疲れて辛いだろう?殺されれば楽になるぞ?」
殺される・・・殺されるのか・・・それはそれでいいのかもしれない。死んで仕舞えばもう嫌なことも、辛いことも、もう何も考えなくていいのだから・・・
でも・・・
「いやだねッ、あんたみたいな輩に殺される筋合いなんかない。あんたのような奴に殺されるくらいなら、自分で死んだ方がよっぽどマシだ!」
「フンッ、いつまでそんな強気でいられるかなッ」
男はそう言うと銃を構えて、私達がいそうな場所に向けて次々と撃っていく。
(まだだ・・・まだ待て・・・まだ出ちゃダメだ)
私はひたすらチャンスが来るのを待った。
そしてチャンスがやってきた。
         カチッ
        ー今だッー
私はカチッという音を合図にベットの脇から出て、すぐさま男に銃を向ける。
        バアンッ

Re: 殺人病棟 ( No.17 )
日時: 2016/03/13 16:53
名前: 死蘭 (ID: zflF3NFd)

私は一瞬何が起こっているのかわからなかった。
男の撃った弾は奇跡的に私に頬を擦り、後ろの壁へと食い込んだ。
私の頬からはツーっと血が流れる。痛いとは思ったが、今は痛みよりも先に驚きの方が勝っていた。
「弾切れにでもなれば少しの隙ができる・・・とでも思っていたのか?」
男はニヤッと笑う。右手にはもう一つ銃が握られていた。
しまった、と思った。
私の思っていたことが顔に出ていたのか、男は「フンッ」と鼻を鳴らした。
「図星のようだな。お前は確かに賢い・・・だがその賢さが仇となったな」
私は頭の中が真っ白になった。そんな私を知ってかしらずか、男は私に銃口を向ける。
「じゃあな、糞ガキ」
私は殺されることを覚悟した・・・その時だった。
「うっ・・・」
突然男の口からうめき声があがった。同時に何かが刺さる音も聞こえた。
「い・・・ってえなッ」
男が後ろを振り返る。私はいつの間にか男に向けて走り出していた。
「!・・・しまっ」
         ・・・ガァンッ

Re: 殺人病棟 ( No.18 )
日時: 2016/03/13 17:41
名前: 雷華 (ID: zflF3NFd)

こんちわっす!雷華っすよ!
あのー死蘭さんに相談なんすけど、なんか面白い話ってないっすかねー。
あ!なんで死蘭さんにこんな相談してんのかっていうと、さっき雑談掲示板であずきんぐさんのらんでねー相談好きって言ってたからっすよ!!
お願いしやーすww

Re: 殺人病棟 ( No.19 )
日時: 2016/03/13 18:02
名前: 死蘭 (ID: zflF3NFd)

雷華さんへ

コメントありがとうございます。そうですねーオススメのお話というと「リアルゲーム」とか「クエスチョンゲーム」とか・・・皆さんのお話どれもが面白いので、あなたが面白いと思ったお話を読むといいと思います。
ちゃんとしたアドバイスができなくてすみません(泣)

Re: 殺人病棟 ( No.20 )
日時: 2016/03/15 21:12
名前: 雷華 (ID: zflF3NFd)

死蘭さんマジありがとうございますっす!
早速読ませていただきますっすね!!


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