二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 鋼の錬金術師〜生き残った少女〜
- 日時: 2010/05/04 13:40
- 名前: 香菜 (ID: ot2SupHm)
はじめまして。
香菜(かな)です。
機械音痴で、PCを打つのがやっとの新米ですがよろしくお願いします。
*注意*
1.オリキャラ有です。
2.中傷等はやめて下さい。
3.まだまだ新米なので下手だと思いますが、それでも良かったら見てください。
4.のんびりやなので更新がゆっくりになると思います。それでも良かったら見てください。
5.「この小説、鋼の錬金術師の何話目辺りの話なの?」等の質問は無しにして下さい。
・・・以上です。
あと、オリキャラを募集しています。
いいキャラがあったら、名前・性別・容姿・性格などなど教えて下さい。
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- Re: 鋼の錬金術師〜生き残った少女〜 ( No.73 )
- 日時: 2010/06/24 21:04
- 名前: 香菜 (ID: ot2SupHm)
第十八章
エドは部屋を出ると、
ライリーの母から電話を借りた。
電話の相手はロイ・マスタング大佐である。
国家錬金術師の資格を持っており、
二つ名は〔焔の錬金術師〕。
「よう、大佐」
『何だね?鋼の。
君から電話をかけるなんて珍しいではないか』
呆れた声を出し、ロイは話を続けた。
『用件は何かね?』
「あの・・・さ、
ちょーーっと調べて欲しいことがあんだけど」
少々言い難そうにエドは用件を言った。
「カバラ人についての資料を集めて欲しいんだ」
『カバラ人?
聞いた事が無いな?』
「俺もまだあまり知んないんだけど、
過去に何かあったらしいんだ」
そこまで言うと、
電話の向こうでロイが資料集めを頼んでいるのが聞えた。
『で?
一応調べてやるが、
カバラ人がどうかしたのか?』
「今、
帰る所が無いみたいだからカバラ人と一緒にいるんだ。
二、三日経ったらそっちに行くけどそいつについて色々知りたいからさ」
『成程な。
分かった、それまでには調べておこう』
「じゃーな」
そう言って電話を切ると、
エドはアルとマリアナのいる部屋へ戻った。
その中では、
ライリーが持ってきた四冊の生体錬成の本を二人で読みふけっていた。
- Re: 鋼の錬金術師〜生き残った少女〜 ( No.74 )
- 日時: 2010/06/23 07:40
- 名前: 皇林 (ID: ./JJ2jTc)
はじめまして、皇林と言います。
香菜様の小説、大変面白いです!続きが気になりますね^^*ハイ
マリアナちゃんは優しく可愛い子ですね♪
更新大変でしょうけど、無理せずに頑張ってくださいね!応援しております^^
- Re: 鋼の錬金術師〜生き残った少女〜 ( No.75 )
- 日時: 2010/06/23 18:24
- 名前: 香菜 (ID: ot2SupHm)
皇林様、応援ありがとうございます。
そんなに面白いですか?
それなら嬉しいです♪
これからも頑張ります!
- Re: 鋼の錬金術師〜生き残った少女〜 ( No.76 )
- 日時: 2010/07/30 21:00
- 名前: 香菜 (ID: ot2SupHm)
第十九章
「カリ.テメルナ.ポルイチネ・・・」
聞いたことも無い言葉をブツブツと呟きながら、
マリアナは本を目で追っていた。
そんなマリアナに困惑しつつも、
黙々とアルも本を読み続けている。
「なあ、アル。
マリアナ、何言ってるんだ?」
部屋に入ったエドは、真っ先にアルに聞いた。
アルは顔を上げて、それに答えた。
「カバラ人の言語なんだって。
癖らしくって、
本を読む時はああしないとダメなんだってさ」
「へー」
チラリとマリアナを見、
エドはテーブルに置いてある他の本を読んだ。
〜数分後〜
ポスッと本をテーブルに置き、マリアナは溜息をついた。
「・・・ねえ。
エルリックさん、アル」
「何?」
マリアナに答えたのはアルだけだった。
エドは本に集中していて聞いていない。
「何でこの本、こんな基本が載ってるの?
わざわざ本にしてあるんだから、
もっと難しい事が載ってるのかと思った」
「えっ??」
アルは大声を上げた。
その声を聞いて、やっとエドも顔を上げる。
「これくらいの内容なら、
子供のときから教えられてるよ?
そんな内容をどうしてわざわざ本にするの?」
そう言うマリアナの質問に、アルは動揺しながら答えた。
「その本の内容って、
専門的な知識を持った人じゃないと分からない位に難しい物だよ?」
やっと話の中身が分かったエドは、アルに続いた。
「この本、俺でも少し分からない様な所がある難問だぞ?」
「・・・ふ〜ん。
そんなに難しい物だったんだ〜」
やっと理解したマリアナは、違う本を手に取った。
それからしばらくすると、
寝床の用意ができたからとライリーに呼ばれた。
そして、眠る事ができないアル以外のマリアナとエドは、
アルに「お休み」と言って目を閉じた。
- Re: 鋼の錬金術師〜生き残った少女〜 ( No.77 )
- 日時: 2010/07/04 06:03
- 名前: 香菜 (ID: ot2SupHm)
第二十章
エドは目を覚ますと、
アルと共にマリアナの部屋へ向かった。
もう既に朝食の準備は終わり、これから食べ始める所だった。
「マリアナ、まだ寝てるよ。
どうするの?兄さん」
「どうするもこうするも無いだろ。
今日は汽車に乗って大佐のとこへ行くんだから」
「ライリーも向かう所は一緒だったよね?」
「だからついでに一緒に行くんだ。
なのに待たしちゃ悪いだろ」
そう言ってエドは部屋に入った。
アルもそれに続く。
案の定、マリアナはまだ眠っていた。
長い睫毛を伏せ、窓側を向いて横向きになっている。
そのマリアナを揺さぶって、エドは起こし始めた。
「お〜い。起きろ〜っ!
ここにそのまま置いて行くぞ〜」
「兄さん、置いて行ったらダメだって」
エドに注意をし、アルもマリアナを起こしにかかった。
「ん〜〜〜」
もごもごと寝言を言いながらも、
やっと目を覚ましたマリアナはエドを見るとこう言った。
「おはよ〜。エド」
「「えっ?!」」
誤解を解いてからはエドの事を「エルリックさん」と呼んでいたマリアナは、
誤解を解く前のようにエドワードの事を「エド」と呼んだ。
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