二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 鋼の錬金術師〜生き残った少女〜
- 日時: 2010/05/04 13:40
- 名前: 香菜 (ID: ot2SupHm)
はじめまして。
香菜(かな)です。
機械音痴で、PCを打つのがやっとの新米ですがよろしくお願いします。
*注意*
1.オリキャラ有です。
2.中傷等はやめて下さい。
3.まだまだ新米なので下手だと思いますが、それでも良かったら見てください。
4.のんびりやなので更新がゆっくりになると思います。それでも良かったら見てください。
5.「この小説、鋼の錬金術師の何話目辺りの話なの?」等の質問は無しにして下さい。
・・・以上です。
あと、オリキャラを募集しています。
いいキャラがあったら、名前・性別・容姿・性格などなど教えて下さい。
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- Re: 鋼の錬金術師〜生き残った少女〜 ( No.43 )
- 日時: 2010/05/20 20:33
- 名前: 香菜 (ID: ot2SupHm)
第十章 ③
その少女は爬虫類に似た緑色の瞳を揺らしながらベッドから起き上がった。
「エド・・・」
視界にエドを見つけると、
その手を握り締めて少女は花が咲くように笑った。
しかし、
自分のいる場所が見慣れぬ場所だと気付くと不安そうに眉をしかめた。
「ここ・・どこ?」
「ここは・・」
「アル、俺が言うよ」
少女に説明しようとしたアルを制して、
エドは分かりやすいように説明した。
「ここは、病院だ」
「ビョーイン?」
意味が分からないと言うように少女は首を傾げた。
「急に倒れたから、
ここまで連れて来たんだ。
後、俺のこと、
誰かと勘違いして無いか?」
「えっ?」
「俺の名前はエドワード・エルリック。
こっちが弟のアルフォンス」
「えっ?
エドワード・シュボラじゃないの?」
「ああ。・・・で?
お前の名前は?」
なるべく優しく言ったエドに安心した少女は、
ハッキリとその名を告げた。
「私は、マリアナ・カバラって言うの・・・」
- Re: 鋼の錬金術師〜生き残った少女〜 ( No.44 )
- 日時: 2010/05/22 14:49
- 名前: 香菜 (ID: ot2SupHm)
第十一章
マリアナと名乗った少女は人違いに納得すると、
引き止める二人をよそに帰ってしまった。
〜それから数分後〜
「〜♪、♪」
呑気に鼻歌を歌いながら親の手伝いとして、
マリアナの寝ていたベットをメーキングしていたライリーは、
「〜♪っ・・・・あれっ?」
青い宝石を見つけた。
それは、
よく見ると中に白い花の埋め込まれた不思議な物だった。
「これって・・・あの女の子のかな?」
そう思ったライリーはゆっくりとダイニングでお茶を飲んでいるエドとアルに声を掛けた。
「あのさ〜。
この青いのって、さっきの女の子のだよね?」
「もしかして、落し物・・・?」
一人だけお茶を飲まずに、
椅子に座ったままのアルが答えた。
「そうかもしれない。
あんたら二人とも、あの子の家とか聞いてないの?」
「知んね〜な」
飲み終わったカップを机に置き、
エドが呑気に答えた。
「でもさ、
これ相当高そうだけど?
たぶんブルーダイヤモンドだよ」
「ブルーダイヤって、
かなり見つかりにくいものだっけ?」
エドのカップを片付けながら、
ライリーの母親が答えた。
「兎に角、
これを届けてきてよ。
あんたら二人で」
「ええ〜。
何で俺が・・」
文句を言おうとしたエドを、ライリーは一言で制した。
「届けてくれないなら、
今夜ここに泊まらせないよ」
「「行ってきます!」」
そう叫んで、
二人はブルーダイヤを掴むと外へ出て行った。
「明日から、
ライリーが居なくなっちゃうなんてなんだか寂しいわ・・・」
「大丈夫だよ。
国家錬金術師として立派にやってくるから」
エドとアルが出て行ってから、
ライリーとその母親は静かにそう語り合っていた。
- Re: 鋼の錬金術師〜生き残った少女〜 ( No.45 )
- 日時: 2010/05/22 18:38
- 名前: ちー ◆m6M0e7LQrQ (ID: uzSa1/Mq)
お久〜!マリアナちゃん、か^^*
可愛い名前だね〜♪
おぉ、エド優しい!でもアルの方が優しいよn(黙)
まぁ、どっちも変わらないか^^;;
更新お疲れ様!続き楽しみに待ってるね!!
- Re: 鋼の錬金術師〜生き残った少女〜 ( No.46 )
- 日時: 2010/05/22 20:53
- 名前: 香菜 (ID: ot2SupHm)
ちーさん、ありがとうございます!
この名前は一週間かけて考えました。
私、ネーミングセンスが無いもので・・・
- Re: 鋼の錬金術師〜生き残った少女〜 ( No.47 )
- 日時: 2010/05/25 17:14
- 名前: 香菜 (ID: ot2SupHm)
第十二章
日が落ち始めた頃、
エドとアルはあてども無く歩き回っていた。
「・・・なあ、アル」
「何?兄さん」
「マリアナの家ってどこ?」
「ええっ!?
知らないで来たの?」
「だってさ〜、
ライリーが泊まらしてくれ無いなんて言うから・・・」
「確かにそれは困るよね。
この辺りって全然民家が見当たらないし・・」
「だろっ?
・・・ど〜しよっかな〜このブルーダイヤ」
「盗んじゃダメだよ。
きっと大切な物なんだから」
そうやって会話している内に、
元の海岸に来てしまった。
波の音しかしない静かな中で
ザッザッザッ・・
という砂を掘る音が聞こえた。
そして、薄暗い中に小柄な誰かの影が見えた。
「兄さん・・・あの人って・・」
「ああ。
たぶんマリアナだ」
「一体何しているんだろう?」
しばらくすると、
マリアナは立ち上がって何処かへと歩いていった。
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