二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ONEPIECE×青の祓魔師
- 日時: 2012/01/23 14:56
- 名前: 夏蜜柑 (ID: 6C/2QBw5)
皆様おはこんばんちわ。
何個小説かいてるの!?
と思う方もおりますかもしれませんがこれは私がスレを立てただけで、書いているのはネ申のサリーsなのでお間違えのないようお願いします。
これは題名のとおりONEPIECEと青の祓魔師の合体バージョン(なんじゃそりゃ)です。
私よりもとても描写の上手なお方なので、見ていってください。
とても長々とした話となってしまいました。
最後に、基本のルールを書いて終わりたいと思います。
*・*ルール*・*
*荒らし・中傷目的の方は戻るをクリック。
*サリーsの小説を侮辱しない方は来てくださって構いません。
*荒らしに反発しないでください。
私が書くわけではないのですが、この二つは必ず守ってください。
荒らしなどをみて気分を損ねる方もいると思われるので。
>>1 目次
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- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.133 )
- 日時: 2012/01/23 20:02
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
ああ、確かに!!
か〜ちょいいよねぇ〜〜〜〜!!!
- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.134 )
- 日時: 2012/01/23 20:06
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
参照800行ったぁあああ!!!!!
ありがとう!そしてありがとう!!
(ワンピでも青エクでもないキャラのセリフ)
- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.135 )
- 日時: 2012/01/24 13:46
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
第九話「3つの才能」(前編)
だんだんと周りの空気が暑くなってきた。
少しずつ、小さく鳴くセミの鳴き声が聞こえる。
—夏が始まった。
「夏休みまでそろそろ1カ月半を切りました」
「イエ———————ッ!!!」
その言葉に場にいた者は机にあったプリントを投げたり、
“プール!”“すいか!!”“水着!!!”と騒いでる所に
「が」
「が?」
「夏休み前には今年度の《候補生(エクスワイア)認定試験》があります」
「エクスワイヤ?」
「エクスワイアよ」
「なんだそりゃ」
「話ぐらい聞きなさいよ…」
若干苛立った声でナミが言った。
「そこで来週から1週間、試験の為の強化合宿を行います」
◆◆◆
「称号(マイスター)ってなんだ?」
「教えてくれ…オネガイシマス」
「はぁっ!?」
燐を先頭に一味9人が勉強中の京都三人組の所へ乗り込んだ。
「称号いうのは」
「子猫丸!!!教えんでいい!!!」
勝呂に怒鳴られながら子猫丸は説明をした。
称号とは祓魔師に必要な技術の資格で
騎士(ナイト)、竜騎士(ドラグーン)、手騎士(テイマー)、
詠唱騎士(アリア)、医工騎士(ドクター)の五種類があり、
その内一つを取得すれば祓魔師になれるという。
「で、お前は何取るの?」
「何シレッと馴染んどるんやオイ!!!」
「僕と志摩さんは《詠唱騎士》目指すんやよ」
「《詠唱騎士》?」
「聖書やら経典やらを唱えて戦う称号です」
「あの分厚い本とかをか?」
チョッパーが蹄で《ヨハネ伝福音書》を指した。
「坊は《詠唱騎士》と《竜騎士》二つ取るって気張ってはるけどなー」
「「へー、さすが坊!」」
「勝呂や!!気安く“坊”呼ぶな!!!」
「俺は何にしよーかな…」
頭を抱えながら燐は「ドラグーンってなんだ?」と呟いた。
「だ—————もう!!
《竜騎士》は銃火器を使って戦う称号!
《騎士》は刀剣を使って戦う称号や!!」
「剣?」
「じゃあ俺は《騎士》だな!」
珍しく瞬発的に燐は判断を決めた。
その後ろで強面なゾロがまるで悪役のような笑みを浮かべて
「へぇ…」
と小さく呟いていた。
「ろッ、ロロノアさん怖い…」
「いいつもあんなんですか…?」
「おう、いつも笑ったらあんな顔だ」
「お前ら…ぶった斬られたいのか?」
「「「すんませんっ!!!」」」
そんな彼らを教室の隅っこでしえみが独りで見ていた。
◆◆◆
次の授業は《魔法円・印章術》。
担当のネイガウスが人間の腰まで長いコンパスを使って教室の床に
白い線で複雑な魔法円を描いていた。
—今回の授業は《悪魔の召喚》
「召喚には己の血と適切な呼び掛けが必要だ」
ネイガウスは何重に巻かれた包帯を解いた。
5,6周目に来ると包帯に治療の血が滲んでいた。
すぐ悪魔を呼ぶ為だろうか。
「“テュポエウスとエキドナの息子よ、求めに応じ出でよ”」
その瞬間、魔法円からは硫黄臭い匂いと腐った手、
《屍番犬(ナベリウス)》が出てきた。
この悪魔は複数の《屍(グール)》が繋ぎ合わさって誕生した悪魔である。
「悪魔を召喚し、使い魔にすることができる人間は非常に少ない。
悪魔を飼いならす強靭な精神力もそうだが、天性の才能が不可欠だからだ。
今からお前達にその才能があるかテストをする。
…先程配った魔法円の略図を施した紙に自分の血を垂らし
思いつく言葉を唱えてみろ」
「“稲荷の神に恐み恐み白す”」
気の強い声が呪文を唱えた。
「“為す所の願いとして成就せずということなし”!!」
“ビュオッ”
一風の風が吹く。
呼びだした出雲の周りには、日本土着の神の使いで
獣に憑依する悪魔《白狐(ビャッコ)》が2体いた。
「見事だ、神木出雲」
「すんばらしぃ〜〜」
「アホ」
「ああ!?呼び出せてねぇだろてめぇは!!」
「お前もだろうがマユゲ!!」
「わ…私も!
“おいで〜おいで〜”」
“ポンッ”
【二—!】
しえみの目の前に愛らしい笑顔を浮かべた小さな悪魔がいた。
「あれは…《緑男(グリーンマン)》の妖精。
《土塊(ゴーレム)》に植物などが生えた状態の悪魔ね」
「素晴らしいぞ、杜山しえみ」
「おれ達はセンス無しか…」
「“本日の天気は時より快晴”」
「ん?」
「“ですが一部地域では大雨になるでしょう”」
“ザ—————ッ!”
「うぉ!!」
「雨!?」
「屋内なのに!?」
不意に全員が上を見た。
何かが雨雲を作っている。
仮面を被ってマントを羽織った悪魔だ。
しかしどこから入ってきた?
「で…出た!?」
ナミが驚きの声をあげた。
「まさか、あんたの使い魔!?」
「たっ、たぶん」
「《空魔女(スカイウィッチ)》だな。
大昔に世界中の天気が全て狂ったのはコイツの仕業だ。
これを召喚した者は私は今まで見た事は無い」
「すっすげぇ〜〜」
「ナミさん、出た祝いにパンツ「見せるか!!」ぐば!」
今年の祓魔塾は手騎士の素質持ちの人材が多かった。
- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.136 )
- 日時: 2012/01/24 13:44
- 名前: サリー (ID: ZjIbjScL)
第九話「3つの才能」(後編)
この授業を境目にしえみが出雲の付き人のようになっていた。
本人は「友達の頼みだもん」と言っている。
頼み事をする度に出雲の友達、朴朔子が心配そうにしえみを見る。
「これ配っといてくれる?」「うん!」
「鹿子草(カノコソウ)あたしの分用意しといて」「うん!」
「メロンパン、フルーツ牛乳」「うん!」
端から見ればまるでパシリのようだった。
◆◆◆
—正十字学園高等部男子寮旧館。
誰も住んでいないという理由で合宿はこの寮でする事になった。
が、しかし
「…」
初めて寮の全貌を見た一同は言葉を失った。
まるでどこぞの国のホラー映画に出てくる幽霊屋敷のようだったからだ。
「肝試しの間違いだろ…」
「あ、コレお願い」
「……!」
———
「ちょっとあんた!」
「?」
他の皆が寮に入っていった時にナミが出雲を呼びとめた。
「何よアレ」
「アレって…杜山しえみの事?」
「何様のつもりよ…?」
「だってあたし友達なんて思ってないし」
「あんたみたいなのは絶対後で後悔するタイプよ」
「ご忠告ありがとう」
出雲はフンッと鼻で笑った後に部屋へと入って行った。
◆◆◆
「…はい終了」
クーラーなしの設備の部屋で一同は強の課題を済ませ、
顔面から煙をだしていた。
「あちぃ、あちぃ…」
「ちょっと夜風に当たって来る…」
「おう冷やしてこい」
「朴、お風呂入りに行こう!」
「うん」
「わ、私も!!」
女子3人はキャイキャイと可愛らしい騒ぎ声を出しながら風呂場へと行った。
その光景をサンジと志摩は嫌らしい目(汚らわしい目というべきか)で
見ていた。
「風呂場か…」
「ええな〜」
「志摩!お前仮にも坊主やろ!!」
「そんなん言うて興味あるくせに〜」
「一応ここに教師がいる事を忘れずに…」
「あ…」
◆◆◆
「あ〜外は涼しいな〜〜」
寮のベランダでチョッパーは涼んでいた。
元々、トナカイであった彼は冬場は大丈夫だが夏場が特に苦手だった。
空を仰ぐと星が散らばっていた。
「うわぁ〜!奇麗だ!!」
航海をしている時もよく見ていたが、こっちの世界の夜空も負けないほどだ。
「いつになったらおれ達帰れるのかな…」
サニー号と騒ぐ仲間達を思い出しながら、チョッパーは窓を閉め切った。
その時——
「きゃあああああああああああぁぁあああああああ!!!!」
「!?」
風呂場の方から二つの悲鳴が聞こえた。
———
「何ィ!?」
「破け!」
「アロエ…」
「サンチョさんだ!」
第十話「本当の友達」に続く
*今回の裏*
志「やからなぁ、風呂場こそが男のロマンやて!」
サ「ちげぇよ!水着だ水着!!」
子「何考えてるんですか二人とも…」
フ「パラダイス」
ゾ「アホ共が…」
- Re: ONEPIECE×青の祓魔師 ( No.137 )
- 日時: 2012/01/24 17:56
- 名前: 月那 ◆7/bnMvF7u2 (ID: IsQerC0t)
ナミは手騎士に向いてたのかぁ〜〜
なんか意外・・・
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